パークアクシスと言えば、三井不動産レジデンシャルが展開する都市型高級賃貸マンションシリーズとなります。その殆どが東京23区内の港区・渋谷区・中央区・千代田区などの都心部に立地しています。

「品と質と自由」をコンセプトに、ハイグレードな都心での生活環境を提供しています。パークアクシスのシリーズでは、全物件にオートロックや防犯カメラ・宅配ボックスはもちろんのこと、物件によりラウンジスペース・トレーニングルーム・ゲストルームなど、様々な共用施設が用意されています。

このような高級賃貸マンションの分野では外すことのできないパークアクシスですが、他の物件よりも家賃が高くに設定されており、入居審査は厳しいと言われています。そんな憧れの高級賃貸マンション「パークアクシス」に入居するためには、賃貸審査に通ることが必須となります。

この記事では、これまでの事例をもとにパークアクシスの賃貸審査に落ちる理由や審査に通る方法を紹介し、憧れの物件に入居できるように皆様をサポートしていきます。

パークアクシスの賃貸審査が厳しいと言われる理由は3つ

パークアクシスの賃貸審査が厳しいと言われる理由は3つ

一般的に、パークアクシスの入居審査は厳しいと言われています。まずは、厳しいと言われる理由について3つ紹介していきます。

パークアクシスの賃貸審査が厳しいと言われる理由

  1. 三井不動産レジデンシャルが手がける高級賃貸物件だから
  2. 日本一審査が厳しいと言われる物件だから
  3. 三井不動産レジデンシャルの賃貸審査に落ちたという声があるから

1.三井不動産レジデンシャルが手がける高級賃貸物件だから

一つ目は、三井不動産レジデンシャルが手掛ける高級賃貸物件だからです。

「品と質と自由」をコンセプトに作り上げられているパークアクシスは、多くの人に人気のあるシリーズとなります。マンションの外観は、落ち着いた上質感と周辺環境との調和をテーマにデザインされていることや、共用部分やプライベート空間では高級感を感じさせるような作りこみを行っており、都心のハイグレード感満載となっています。

よって、このようなマンションに入居できる人は限られてきます。個人の経済状況も重要ですが、居住に値するような住民の品格も求められます。

2.日本一審査が厳しいと言われる物件だから

二つ目は、日本一審査が厳しいと言われる物件であるからです。

家賃が他の物件よりも高額に設定されていれば、必然と審査は厳しくなります。まず重視されるのは、支払い能力です。貸主にとって家賃の滞納は、最もトラブルになりやすい事項となります。

会社員の場合には、職業・勤務先・年収は最重要審査項目です。また、経営者は会社の業績や貯蓄、自営業者は収支の安定性を見られることがあります。

次に、パークアクシスの審査では、過去にクレジットカードの延滞・滞納などで個人信用情報にキズがある人、他の物件にて家賃滞納やトラブルなどの情報がある人は、審査に通ることはありません。これらが思い当たるときには、信用情報の照会を行うと良いでしょう。

なお、審査自体は管理会社が行っているため、その全容は定かではありません。よって、一見支払い能力があり、個人信用情報にキズがなくても審査に落ちることもあるようです。

3.三井不動産レジデンシャルの入居審査に落ちたという声があるから

三つ目は、三井不動産レジデンシャルの賃貸審査に落ちたという声がたくさんあるからです。

つまり、パークアクシスのマンションに住みたいと思い入居審査を受けたものの、落ちた人がたくさんいるということは、それだけ審査が厳しいという風に言われても仕方ありません。一般的な賃貸マンションでは、ほぼ通ること前提で審査が進むこともあることから、パークアクシスの審査が厳しいと言われることに納得ができます。

厳しいとも言われるパークアクシスの賃貸審査に通る方法7選

厳しいとも言われるパークアクシスの賃貸審査に通る方法7選

賃貸審査が厳しいと言われるパークアクシスですが、それでも住んでみたいと思う人は多いでしょう。ここでは、パークアクシスの賃貸審査に通る方法を7つ紹介します。

パークアクシスの賃貸審査に通る方法

  1. 収入に見合った賃料の物件であること
  2. 審査時の書類や提出書類の不備がないこと
  3. 安定した職業に就いていること
  4. 過去に賃貸物件で問題行為をしていないこと
  5. 過去に賃料やローンなどの滞納歴がないこと
  6. 連帯保証人を家族やその他の親族にすること
  7. 連帯保証人を頼む際は年齢と収入に注意すること

1.収入に見合った賃料の物件であること

一つ目は、収入に見合った賃料の物件であることです。

例えば、月収30万円の人が家賃15万円の物件を借りることは、原則できません。毎日の生活には家賃以外にも、食費・交通費・通信費など様々な負担があり、家賃だけで月収の50%を負担することは現実的ではないのです。

一般的に、家賃は月収の1/3以下と言われていますが、パークアクシスの場合には家賃が高額であるので、月収の1/4以下になるなど余裕を持った支払いプランが理想となります。

仮に、自らの収入に見合わない賃料であるときにはパークアクシスは諦めるのが無難です。

2.審査時の書類や提出書類の不備がないこと

二つ目は、必要な書類は全て揃え提出し、不備がないようにします

書類が不足することで審査が不利になることがあります。少しでも審査が有利に進むように、書類は全て揃えて提出しておきましょう。

3.安定した職業に就いていること

三つ目は、安定した職業についていることです。

医者や弁護士などライセンサーであれば高収入且つ安定した職業と言えるでしょう。また、会社員であれば大手企業に勤務していることや業績の安定している会社など、時代の流れに左右されにくい職業に就いていることも重要です。

一方で、フリーランスや自営業の人は収入が不安定になりがちであり、総合的な判断により審査に落ちてしまうことがあります。

4.過去に賃貸物件で問題行為をしていないこと

四つ目は、過去に他の賃貸物件で問題行動を起こしていないことです。

パークアクシスの審査では、自社内の物件でのトラブル履歴の他に、他社の賃貸物件でのトラブル履歴も審査対象としています。よって、過去に家賃の滞納、入居者間の争いを起こした、執拗に家主にクレームを言ったことがあるなど、心当たりがなければ審査上は問題ないでしょう。

5.過去に賃料やローンなどの滞納歴がないこと

五つ目は、過去に賃料やローンなどの滞納歴がないことです。

パークアクシスの審査では、個人信用情報の閲覧が審査項目になっています。過去に賃料の滞納で保証会社に肩代わりさせた期間があることや、オートローンやカードローンにて延滞をしているなどがあれば、個人信用情報にキズがある可能性が高くなります。

審査を行う管理会社は、家賃滞納などによりトラブルが起きることを最も敬遠します。よって、過去に滞納歴などがある場合、審査は厳しくなります。

6.連帯保証人を家族やその他の親族にすること

六つ目は、連帯保証人を選ぶときには、家族(父や母若しくは兄弟)など親族にすることです。連帯保証人を身内に設定することで、家賃滞納時にも回収がしやすくなります。

親族以外の人が連帯保証人になると、連絡が急に途絶えるケースなどが予見され管理会社としては好印象ではありません。

7.連帯保証人を頼む際は年齢と収入に注意すること

最後は、連帯保証人についてです。連帯保証人を選ぶ際には年齢と収入に注意します

例えば、高齢の親で年金生活であると、滞納時の賃料回収に不安があります。また、兄弟であったとしても収入の低い人ではやはり賃料回収に不安が出てきます。

よって、連帯保証人には、パークアクシスの賃料をしっかりと払いきれる収入と年齢の若さが必須となります。つまり、親でも現役で働いている親でなければなりません。

なお、該当するような連帯保証人を選定できない場合は、保証会社を利用しましょう。現在、賃貸住居利用のおよそ70%の人は保証会社を利用しています。保証会社を積極的に活用し、審査通過を目指しましょう。

パークアクシスの賃貸審査・契約に関する注意点は5つ

パークアクシスの賃貸審査・契約に関する注意点は5つ

パークアクシスの賃貸審査・契約を交わすには注意点があります。ここでは、5つ紹介していきます。

パークアクシスの賃貸審査・契約に関する注意点

  1. 賃貸契約における内容を守ることに同意
  2. 清潔感がある常識的な服装
  3. ていねいで好感の持てる話し方
  4. 変更点があれば正直に申告
  5. 保証会社の他に連帯保証人を求められることがある

1.賃貸契約における内容を守ることに同意

まずは、賃貸契約における内容を守ることに同意することです。

契約時には重要事項説明があり、マンションには管理規約があります。集合住宅に居住するにはさまざまなルールがあるので、これらを守れる人が入居できます。

なお、家賃以外に共益費、駐車場や駐輪場を利用することで別途費用が掛かることも、しっかりと理解する必要があります。

2.清潔感がある常識的な服装

次に、住居を決める前に行う内見や店舗を訪れるときの身なりについてです。

実は、この時点から審査が始まっています。パークアクシスでは、居住に値する品格があるのかも審査対象となります。内見や店舗への来訪時に、ラフすぎる格好や汚らしい服装で行くと担当者への心象が悪く、そのまま審査を行う管理会社に伝わる可能性があります。

パークアクシスに入居したいのであれば、内見や来訪時には清潔感がある常識的な服装で行きましょう(無理に正装する必要はありませんのでご注意ください)。

3.ていねいで好感の持てる話し方

続いて、話し方です。人が話す言葉には、その人の性格や考え方など素行が現れることがあります。

仮に、乱暴な口調で敬語などを使わず、相手への配慮に足りないような口調は担当者への心象が悪くなります。パークアクシスの入居者には品格を重んじていることや、口調が悪い人は後々にトラブルになるケースが多いので入居を敬遠されます。

よって、内見や店舗への来訪時には、丁寧で相手側に好感を持ってもらえるような話し方をしましょう

4.変更点があれば正直に申告

続いて、審査時から契約までに、自らのことで変更点があれば正直に申告することです。例えば、勤務先が変わり月収や年収が審査時と異なるとき、になります。

契約に不利になりそうなことでも、正直に申告しましょう。契約後に管理会社から、申告内容に虚偽があったと言われてしまえば、契約解除・強制退去などの措置になるリスクがあります。

5.保証会社の他に連帯保証人を求められることがある

稀に、保証会社の審査に通過しても、他に連帯保証人を求められることがあります。連帯保証人を求められたら、親族の中などから選定するしかありません。

パークアクシスの賃貸審査が厳しくて落ちた人が考えたい方法2選

パークアクシスの賃貸審査が厳しくて落ちた人が考えたい方法2選

では、実際にパークアクシスの審査を受けたものの落ちてしまった人は、この先どのような考えを持っていけば良いのでしょうか?以下に、2点紹介していきます。

パークアクシスの賃貸審査が厳しくて落ちた人が考えたい方法

  1. 気持ちを切り替える
  2. 賃料が同じくらいの他物件を選ぶ

1.気持ちを切り替える

まずは、落ちてしまったことを事実として受け止め、気持ちの切り替えをしましょう。自らが住むための家は必要となるので、早急に次の物件を探します。いつまでも落ちたことを気にしていることや、引きずっていても住宅探しは前に進みません。

よって、不動産会社には、次の物件候補をピックアップしてもらうように依頼しておきましょう。

2.賃料が同じくらいの他物件を選ぶ

続いて、賃料が同じくらいの他物件を選んでみることです。

パークアクシスは審査が厳しい物件となります。同じような賃料の他物件であれば、審査に通る可能性があります。物件が違えば、不動産会社・保証会社・大家さん・管理会社いずれかの審査基準は異なります。

賃料が同じであれば、パークアクシスより建物や内装のグレードが落ちることはありますが、立地や広さなどの条件が良くなることもあります。

パークアクシスの審査は厳しいと言われるが対策はある!

パークアクシスの審査は厳しいと言われるが対策はある!

パークアクシスの審査は厳しいと言われていますが、収入に見合う物件を選ぶことや内見時などに清潔感のある服装でいくこと、丁寧な口調で担当者と話すなど、対策は幾つかあります。一方で、過去に個人信用情報にキズがある、トラブルを起こしたことがある人は審査に通らない可能性が高く、審査に落ちてしまったら潔くパークアクシスは諦めたほうが良いでしょう。

パークアクシスの審査に通るには、まずは身辺が綺麗な状態であることが最低条件となります。