シノケンコミュニケーションズとは、シノケングループの企業の保証会社です。

シノケングループではアパート開発・管理・保証を一貫して行っていて、物件を借りる際に利用する保証会社がシノケンコミュニケーションズとなっています。

ただ、シノケンコミュニケーションズの入居審査の難易度はどれくらいなのか、
気になっている人もいるのではないでしょうか。

そこで当記事では、シノケンコミュニケーションズの入居審査の難易度と
審査の難易度が甘い保証会社について解説
していきます。

【結論】シノケンコミュニケーションズの審査は緩い!

【結論】シノケンコミュニケーションズの審査は緩い!

結論から言うと、シノケンコミュニケーションズの審査は他の保証会社に比べると緩くなっています。保証会社には「信販系保証会社」「信用系保証会社」「独立系保証会社」の3つの種類があり、最も審査が厳しいのが「信販系保証会社」で最も審査が緩いのが「独立系保証会社」になります。

信販系保証会社とは、入居審査をする際に信販系の情報を参照して審査をしている保証会社です。CIC(指定信用情報機関)やJICC(日本信用情報機構)などの履歴を見て審査をしていくため、審査項目が多く難易度が高いと言われています。

そして信用系保証会社には、LICC系保証会社とCGO系保証会社があり、借主の申込情報や家賃滞納の情報をデータベース化して、入居審査を円滑化しています。

最後の独立系保証会社では、信販系の情報やLICC系の情報は参照されることがありません。ここでは独自の基準で審査をしていくことになります。

独自の審査基準だから審査に通りやすい

シノケンコミュニケーションズは独立系保証会社となっており、独自の基準で審査されています。その審査基準は以下の通りです。

シノケンコミュニケーションズの審査基準

  • シノケンコミュニケーションズの審査要件をクリアしているかどうか
  • 反社会的勢力に該当しているかどうか
  • 本人確認連絡の時に虚位事項がないかどうか
  • エゴサーチで名前が表示されないかどうか

審査要件については「仕事に就いていて一定の収入がある(家賃の3倍程度)」「アルバイトならば連帯保証人がついている」「日本人(外国人でも日本語が話せたり大手日系企業に入っている場合は可)」などが挙げられます。

シノケンコミュニケーションズの基本情報

シノケンコミュニケーションズの基本情報

シノケングループでは「シノケンハーモニー」という賃貸アパートのブランドを展開していて、ワンルームマンションが多く単身者用物件として有名です。そのため、シノケンコミュニケーションズでは学生や若い社会人の入居審査をすることが多くなっています。

シノケンコミュニケーションズの基本情報は以下の通りです。

シノケンコミュニケーションズの基本情報

  • 会社名称:株式会社シノケンコミュニケーションズ
  • 本社所在地:〒810-0001 福岡市中央区天神一丁目1番1号アクロス福岡
  • 資本金:9,900万円
  • 設立:1999年2月10日

シノケンコミュニケーションズの保証料

シノケンコミュニケーションズの保証料は以下の2パターンとなっています。

シノケンコミュニケーションズの保証料

  • 連帯保証人なし:初回総賃料の50%~、年間更新料1万円
  • 連帯保証人あり(審査通過率が+30%):初回総賃料の50%、年間更新料1万円

シノケンコミュニケーションズの営業時間

シノケンコミュニケーションズの営業時間は9:00~18:00となっています。営業時間内でなくてもホームページで問い合わせができるので、疑問点や不明点などがあれば連絡してみましょう。

意見や要望などもホームページから伝えることができます。尚、シノケンコミュニケーションズに電話で問い合わせをする際の番号は「092-714-0142」となっています。

シノケンコミュニケーションズの審査の流れ

シノケンコミュニケーションズの審査の流れ

シノケンコミュニケーションズの審査の流れは以下の通りです。

シノケンコミュニケーションズの審査の流れ

  1. 物件の申し込みがある
  2. シノケンコミュニケーションズにて入居審査
  3. 重要事項説明書と賃貸借契約書を確認する
  4. 物件の引き渡し

審査の期間は短く、審査通過時・審査否決時ともに1~2日となっています。ただ、本人確認が1週間以上取れない場合は申し込み自体を棄却されてしまう可能性があるので注意が必要です。

シノケンコミュニケーションズの審査に落ちた時の対処法

シノケンコミュニケーションズの審査に落ちた時の対処法

基本的に一度入居審査に落ちてしまった場合は、同一内容で同一物件の再審査を受けても審査を通過することはできません。そのため、審査に落ちてしまった場合はどのような対処をするか検討する必要があります。

その対処法は以下の通りです。

審査に落ちた時の対処方法

  • アリバイ会社を利用して申し込む
  • 連帯保証人を立てて再度申し込む
  • 家賃が高すぎる場合は物件を変える
  • 審査の緩い保証会社に変更して申し込む

対処法①アリバイ会社を利用して申し込む

アリバイ会社では、実際とは異なる雇用形態や収入を設定し、本人が在籍しているように見せかけることができるサービスを利用することができます。

源泉徴収票や収入証明書、内定通知書や在籍証明書を作ることができ、第三者から在籍確認の電話があった際も対応してもらうことができます。

アリバイ会社は「無職」「フリーター」「水商売」の人などに多く利用されており、どうしても審査に通過できない場合は検討してみることをおすすめします。

対処法②連帯保証人を立てて再度申し込む

入居審査に落ちてしまった場合は、連帯保証人を立てて再度申し込むという方法があります。連帯保証人を立てることができれば審査を通過できる可能性が高くなります。

ただ、連帯保証人には「借主が滞納した家賃を支払わなければならない」「物件の原状回復費用なども責任範囲になる」などのリスクがあります。そのため、基本的には連帯保証人は親族がなることが多いです。

対処法③家賃が高すぎる場合は物件を変える

収入に対して家賃が高すぎる場合、「継続的に家賃を支払うことが難しい」と判断されて審査に落ちてしまう可能性が高いです。そして、賃貸物件を借りる際は「手取り収入の3分の1以下」が目安とされています。

そのため、「手取り収入の3分の1以下」の家賃となっている物件を探すことで、審査を通過できる可能性が高くなります。審査に落ちてしまった場合は、まずは不動産会社に相談してみましょう。

対処法④審査の緩い保証会社に変更して申し込む

たとえ、審査に落ちてしまった原因を分析して再審査を申し込んだとしても、必ず審査に通るわけではありません。審査に落ち続けるとその後、賃貸物件の審査を受ける際にも悪影響を与えてしまうので、その他の賃貸物件に申し込むという方法もあります。

保証会社によって審査基準は異なるので、別の独立系保証会社の審査を受けることによって、入居審査を通過できる可能性があります。

シノケンコミュニケーションズ以外で審査が緩い保証会社を紹介!

シノケンコミュニケーションズ以外で審査が緩い保証会社を紹介!

シノケンコミュニケーションズの入居審査に落ちてしまった場合、同じ物件で再審査をしたとしても通過することは難しいです。そのため、一つの物件に固執するのではなく、様々な物件を検討してみることで、手間と時間のロスを防ぐことができます。

そこでここからは、シノケンコミュニケーションズ以外で審査が緩い保証会社を4つ紹介していきます。その保証会社は以下の通りです。

シノケンコミュニケーションズ以外で審査が緩い保証会社

  • ロイヤルインシェア
  • ハウスリーブ
  • プラザ賃貸管理保証
  • フォーシーズ

審査が緩い保証会社①ロイヤルインシェア

ロイヤルインシェアは女性専用賃貸保証の会社で、賃貸物件を借りる際に必要な「連帯保証人」を個人に代わり引き受けるシステムを提供しています。そのため、保証人なしで審査を通過することが可能となっており、入居者の大きなメリットになっています。

審査のステップも他の保証会社と比べると少なくなっており、入居申し込みから最短3日で入居することができる場合もあります。ただ、独立系保証会社のため審査は緩い傾向がありますが、それでも「フリーターの人」「夜職の人」「芸能関係者の人」「犯罪歴がある人」などは入居審査を通してくれない場合があります。

ただ、保証料を払って連帯保証人になってもらうことで、連帯保証人を探す手間を無くすことができるので、ここを利用することで気兼ねなく住居を選択することができます。

審査が緩い保証会社②ハウスリーブ

ハウスリーブは大東建託が100%出資している独立系賃貸保証会社で、審査のポイントは以下のようになっています。

ハウスリーブの審査ポイント

  • 審査要件(ハウスリーブの最低基準)をクリアしているかどうか
  • 所有者がNGを出している職業かどうか
  • 反社会的勢力に該当しないかどうか
  • 本人確認連絡の際に申し込み内容通りの対応をしているかどうか
  • エゴサーチで名前が表示されないかどうか

審査に必要な書類は「身分証明書」「健康保険証」「収入証明書」「在籍証明書」「内定通知書」などとなりますが、もし追加書類を求められた場合は審査に通る見込みが高くなります。

審査が緩い保証会社③プラザ賃貸管理保証

プラザ賃貸管理保証は、レオパレス21のグループ会社となっており、レオパレスの入居審査を行っている保証会社です。レオパレスは全国展開をしている大手企業なので、この保証会社を利用したことがある人も多いのではないでしょうか。

プラザ賃貸管理保証の審査ポイントは以下の通りです。

プラザ賃貸管理保証の審査ポイント

  • 審査要件(プラザ賃貸管理保証の最低基準)をクリアしているかどうか
  • 反社会的勢力に該当しないかどうか
  • 本人確認連絡で虚位事項がないかどうか
  • エゴサーチで名前が表示されないかどうか

独立系保証会社の中でもプラザ賃貸管理保証の審査難易度は下位となっており、かなり審査に通りやすいと言えます。

審査が緩い保証会社④フォーシーズ

フォーシーズは東京と大阪に本社がある保証会社で、審査通過率が非常に高く、2022年5月は98%の通過率となっています。全国に16拠点を構えており、経営状況が一定の基準を満たしている必要がある国土交通省の登録を受けています。

入居審査の通りやすさはトップクラスとなっており、売上が年々成長し拠点を広げています。取り扱っている管理会社は比較的少ないですが、今後伸びてくる保証会社と言えるでしょう。

ただ、審査が緩いフォーシーズでも約2%は審査に落ちており、その特徴は以下のようになっています。

フォーシーズの審査に落ちる人の特徴

  • 家賃が年収に見合っていない
  • 過去にフォーシーズで滞納したことがある
  • 無職の期間が長期間ある
  • 書類に虚偽の記載をした
  • 乱暴な言葉遣いや態度をした
  • 犯罪歴がある

シノケンコミュニケーションズの審査でよくある質問

シノケンコミュニケーションズの審査でよくある質問

ここからは、シノケンコミュニケーションズの審査でよくある質問について紹介していきます。シノケンコミュニケーションズに関してのよくある質問は以下の通りです。

シノケンコミュニケーションズに関してのよくある質問

  • 水商売をしていても審査に通過できる?
  • 過去に家賃を滞納していても審査は通る?
  • 緊急連絡先になれる親族がいない場合はどうする?

まず、水商売をしている場合であっても、家賃を払える収入が証明できれば審査に通ることが多いです。ただ、大家さんの意向などで「水商売不可」の物件もあるので、事前に確認が必要です。

また、過去の家賃滞納歴ですが、審査に通る可能性はあるので、まずは不動産会社に相談してみましょう。審査に通りやすい保証会社を紹介してもらえることもあります。

また、緊急連絡先については、友人や知人を緊急連絡先として設定できるケースがあるので、不動産会社に相談してみましょう。原則は緊急連絡先は親族が望ましいとされますが、場合によっては友人や知人でも緊急連絡先とすることができます。

シノケンコミュニケーションズは取り立てがある?

シノケンコミュニケーションズで家賃滞納などをした場合、法に触れるような取り立てはありません。ただ、連絡を無視したりすると法的処置に移行し、物件を追い出されることもあるので十分な注意が必要です。

連絡があった際は早急に折り返しの連絡を入れましょう。

【まとめ】シノケンコミュニケーションズの審査は厳しい?審査が甘い保証会社も紹介!

【まとめ】シノケンコミュニケーションズの審査は厳しい?審査が甘い保証会社も紹介!

ここまで、シノケンコミュニケーションズの審査と、審査が甘い保証会社について解説してきました。シノケンコミュニケーションズは独立系保証会社であり、審査は緩めとなっています。

そのため、なかなか審査に通過できないという人は是非検討してみることをおすすめします。