働く意志があっても、やむを得ない事情で無職になってしまうことがあるかもしれません。なかには
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と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?そこで今回は無職の方が賃貸契約を行えるのかどうか?ということや入居審査に通るコツまで紹介していきます。
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目次
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賃貸契約の入居審査で落ちる理由は?審査に落ちる人と通る人の特徴を徹底解説!
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結論:無職でも賃貸物件は方法次第で借りられます
賃貸契約をする際には、「しっかり家賃の支払いができるか。近隣とトラブルを起こさないか。」などを事前に調査するために『入居審査』が行われます。
無収入の無職だと『入居審査』が通らないのではないかと考える方もいるかもしれません。しかし、無職でも『入居審査』を通して賃貸契約をする方法がいくつかあります。今回は無職の方が賃貸物件の入居審査を通過する方法を紹介します。
契約者の名義を身内にしたり、審査条件が易しい物件の選択。またアリバイ会社を活用する方法まで幅広く解説します。無職でもあきらめず、希望の物件入居を目指しましょう。
なぜ無職だと賃貸契約が難しくなるのか?
そもそもなぜ「無職は賃貸契約が困難」と言われるのでしょうか。
まずは無職だと契約が難しい理由を解説します。原因は以下の2点です。
①収入がなく支払いが滞る可能性がある
②社会的信用が低い
まず無職の場合、毎月発生する家賃の支払いが「本当に可能なのか」と疑われます。さらに職についていない場合「なにか裏があるのでは」と社会的な信用も低くなります。実情として、生活に不自由がない貯金があったり、バックアップがあるケースもありますが多くの場合は無職と聞くと支払いに不安を感じます。
そのため無職の場合、賃貸契約の入居審査に落ちてしまうことが度々あります。
しかし冒頭でお話した通り、ケースによっては無職でも賃貸契約が可能になるため、可能となる例を見ていきましょう。
どのような人が、無職でも賃貸契約できるか?
無職でも場合によっては賃貸契約が可能とお話しましたが、ではどんなケースだと無職でも賃貸契約ができるのでしょうか。一般的に定職についていなくとも賃貸契約が可能なケースは下記の3点です。
①今は無職でも次の仕事が決まっている
②十分な預貯金が確認できる
③収入のある連帯保証人がついている
現在仕事をしていなくても「来月から働く」「仕事をすぐに見つける」等、収入が発生する見込みがある場合は契約できる可能性が高まります。
また向こう2年の家賃を支払える預貯金がある場合も契約ができる可能性があります。さらに連帯保証人をつける契約の場合、収入が安定した保証人をつけることで入居審査に通る可能性があります。
このように無職であっても「支払える可能性がある」というケースでは、賃貸契約ができることがあります。
無職でも入居審査を通す方法を紹介
やむを得ず無職になってしまったけれど事情により新しく賃貸契約をしたいという方がいるかもしれません。無職で賃貸契約をためらっている方は、次のような悩みを抱えているのではないでしょうか。
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このように、無職だから『入居審査』は通らないのではないかと考えている方もいるはずです。しかし、無職でも『入居審査』を通す方法がありますので、その方法を使えば賃貸契約へとつなげられる可能性は十分にあります。
このたびは、無職でも『入居審査』を通す方法を7つ紹介します。この7つの方法のなかで、自分に合う方法を見つけて、賃貸契約へとつなげていきましょう。
1.連帯保証人を立てる
連帯保証人とは、契約者が家賃を支払えなくなったときに、契約者に代わって家賃を支払う義務を負うことになる人です。連帯保証人は、契約者の両親や兄弟などで収入の安定している人を立てることが多いようです。
賃貸物件の大家さんや不動産屋は、家賃の収入が止まってしまうことを何よりも気にしているはずです。ですから、この人なら安心して家賃を滞りなく支払ってもらえる確証がほしいのです。もし、連帯保証人がいれば、家賃が規定通りに入るという確証が得られるので、無職でも『入居審査』が通ることが多いようです。
したがって、無職の人が『入居審査』を通すには、まずは連帯保証人を立てるように検討することが重要といえるでしょう。
2.家賃が安く人気の低い物件を選ぶ
無職で貯金も少ない状況であれば、家賃の高い物件を契約しても、家賃の支払いができなくなることは目に見えています。ですから、できるだけ家賃の安い物件を探したいところでしょう。また、家賃が安く人気の低い物件は、『入居審査』の面でも、基準がゆるいところが多いようなので、無職でも『入居審査』が通りやすくなるはずです。
しかし、家賃が安い物件は、建物や設備が古い、周辺の環境が良くないなど様々な理由が考えられるので、快適に過ごせるかといえば難しいこともあるでしょう。ただし、安いからといって悪い物件とは限りません。例えば、借りる人が少ない閑散期のため家賃が下がっていることがあります。それから、大家さんが、空部屋を安くしてもいいから借りてもらいたいと考えて家賃が下がることもあるでしょう。
安い物件には、それなりの理由がありますが、その理由は多岐にわたります。まずは、大家さんや不動産屋から、安くなっている理由をよく聞いて、自分が納得して住み続けられるかを考えてみましょう。それから、周辺の環境なども、自分の目でよく見て判断することも大切です。
3.貯金の金額で支払い能力を証明する
現在無職で無収入が数か月は続きそうだという人でも、貯金が十分にあることが証明できれば、『入居審査』の相談に応じてもらえることがあるようです。一般的に、大家さんや不動産屋が認める貯金額とは、いったいどれぐらいなのでしょうか。
具体的には、家賃の24か月分以上が必要といわれています。ですから、家賃5万円の物件を契約したい場合は120万円以上の貯金があれば『入居審査』が通る可能性があるということになります。
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無職・貯金なしでも賃貸契約はできるのか?入居審査のポイントを解説
4.アリバイ会社を利用する
アリバイ会社とは、利用者が在籍しているように装ってくれる会社のことをいいます。アリバイ会社は、利用者がそこに勤務しているかのように対応してくれます。事情により、どうしても会社員という立場で契約したいというときは、アリバイ会社を利用するという方法があります。アリバイ会社を利用する場合、費用の相場は家賃の50%~100%といわれています。
無職だと収入が無いので『入居審査』に通るのが難しいところがあります。それが、会社の正社員になっていることになれば『入居審査』が通りやすくなるはずです。しかし、大家さんや不動産屋は、その道のプロですから、アリバイ会社であることが見破られてしまう危険性もあります。ですから、家賃の高い物件を借りるためにアリバイ会社を使うなどということは絶対に避けるべきです
アリバイ会社は、仕事をする意志があるがやむを得ず無職であるという場合に利用するのが賢明でしょう。万一、そのアリバイ会社に在籍していないことが見破られそうなときには「その会社は退職して、今は就職活動をしている。」というように話をすれば、大家さんや不動産屋が容認してくれることもあるようです。
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5.パートやアルバイトで働く
就職活動をしていても、自分に合いそうな仕事がなかなか見つからないということもあるかもしれません。そんなときは、まずはすぐに働くことができそうなパートやアルバイトをして、少しでも収入のある状況を作っておくことで『入居審査』に通りやすくなることがあります。パートやアルバイトでも、労働時間を増やすことができれば結構稼げるはずです。
一般的に、家賃は月収の3割以下でないと生活が苦しくなるといわれています。例えば、家賃5万円の物件を借りたいときは、月収15万円以上であれば家賃の支払い能力があると認められるはずです。ただし、収入が不安定なまま家賃を払い続けていれば、いずれは生活が厳しくなることも大いに考えられます。安心して生活するためには、正社員の仕事を探すなど、安定した収入を得る道も同時に考えていくことが大切です。
6.UR物件を選ぶ
UR賃貸とは、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が運営管理している賃貸物件のことです。主務大臣は国土交通大臣であり、利用者には様々なメリットがあります。ただし、UR賃貸は、人口の多い都市圏に集中していますので、人口の少ない地方にはUR賃貸の物件は無い可能性が高いです。
UR賃貸は、一般的な不動産屋と比べて大きなメリットがあります。それは次の4点です。
- 礼金無し
- 仲介手数料無し
- 更新料無し
- 保証人無し
無職の人がUR賃貸を借りる場合は、一定の貯金額が必要で、契約時に家賃1年分を前払いすると契約が可能となります。ですから、一定の貯金額の無い方は契約が難しいということになります。ただし、貯金が無い場合は特例制度があります。その特例制度では、60歳以上の高齢者や障害者、18歳以上の学生は、貯蓄が無くても扶養親族が必要な条件を満たしていれば、契約が可能となります。
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無職でも入居できるUR賃貸とは?メリットや入居の流れを徹底解説!
7.契約者を両親にする
無職の人は収入が無いため、本人が直接賃貸契約をすることは難しいということもあるでしょう。そんなときは、契約者を両親にするという方法があります。この方法は、代理契約といわれており、入居する本人の代理で両親が契約を結ぶことになります。
代理契約で契約を結ぶ場合は、代理契約者(両親)が家賃の支払いを請け負うことになります。よって、『入居審査』では、代理契約者の支払い能力がチェックされます。代理契約者に安定した収入があるか、または十分な貯金があれば『入居審査』は通るはずです。
しかし、両親が年金暮らしで収入が少ないということもあるかもしれません。そんなときは、兄弟などの親族で収入が安定している人に代理契約をお願いしてみるとよいでしょう。
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8.まとめて家賃を前払いする
不動産会社によっては、家賃の前払いを許可してもらえる場合があります。このシステムを活用し、一年分など家賃をまとめて支払うと、無職でも賃貸契約を結ぶことができます。
無職の最大のネックは「収入の無さ」です。家賃を払ってもらえない可能性があるため、無職の場合賃貸契約を結べません。そのため、家賃を前払いして「支払い能力はあります」と証明することで入居審査に通り、希望の物件に入居できる可能性があります。
しかし無職の場合、社会的信用は低いままです。そのため、一年分前払いするからと言って、不躾な態度はNG。信用してもらえるよう丁寧なやり取りを心がけましょう。
支払い能力の高い親族に代理契約してもらう
もしも安定収入のある頼れる親族が身近にいるのであれば、自分で契約するのではなく、親族に代理で契約してもらうこともおすすめです。
代理契約であれば、実際にお部屋に住む自分ではなく代理で契約を行う親族の収入状況や仕事で審査を受けられるため、無職の方であってもスムーズにお部屋を用意することができます。
学生のように収入がない方の多くは、親族に代理で規約してもらったお部屋に住んでいます。
特別な事情があれば、学生でなかったとしても代理で契約してもらうことは珍しいことではないため、気軽に親族に相談してみましょう。
なお、不動産会社に事前に代理契約をしている旨を伝えていれば問題ありませんが、無断で代理契約を結ぶことは大抵の場合契約違反に当たります。
無断での代理契約はバレた際に強制退去になってしまうので、必ず事前に不動産会社に連絡しておきましょう。
審査の緩い不動産会社を選ぶ
実は審査の厳しさは、不動産会社ごとに違います。
そのため、最初から審査が緩い不動産会社が管理を行っているお部屋を選べば、無職の方であっても比較的簡単に審査に通過することが可能です。
不動産会社はどこの地域にも複数社はあるため、審査に不安を感じている方は不動産会社選びから慎重に行いましょう。
なお、審査が緩い不動産会社であっても、過去5年以内に家賃の滞納や近隣トラブルを起こしてしまった不動産会社の場合は、審査に落とされてしまう可能性が高いです。
審査が緩い不動産会社でも、過去にトラブルを起こした方に対しては厳しいので注意してください。
自力で審査が緩い不動産会社を見つけられない場合には、無職の方のお部屋探しを支援しているNPO団体を頼ることもおすすめです。
引っ越しをする理由を明確にする
もしも今住んでいる住宅の老朽化といった特殊な事情でやむを得ず引っ越しをする場合には、不動産会社でお部屋を探す理由を正直に話すことがおすすめです。
無職のままお部屋を探すことにメリットはないため、事情を説明しないままお部屋を探してしまうと、トラブルを起こして強制退去になったのではと勘繰られてしまいます。
基本的に引っ越し時には引越理由を聞かれることが大半なため、トラブルを起こして強制退去になったのであれば、今よりも家賃が安いお部屋に引っ越したいなどの言い訳を考えておくようにしましょう。
家賃の滞納や住民トラブルによる強制退去は、自分から話さない限りはバレないことが多いです。
話すことで審査が不利になってしまうことは自分から話してしまわないようにしましょう。
家賃保証会社と契約する
無職のまま賃貸を契約しようとすると、大家さんにお部屋の家賃を支払い続けられるかが心配され審査に落ちやすくなります。
そのため、貯金に余裕があるのであれば、家賃保証会社と契約することで大家さんに家賃を滞納しないことを証明することがおすすめです。
家賃保証会社とは、お部屋を借りている方が家賃を滞納した際に、お部屋を借りている方に代わって家賃保証会社が大家さんに家賃を支払ってくれるというサービスです。
お部屋を借りる側は、家賃を代わりに支払ってもらったからといって支払いが免除されるわけではありませんが、お部屋の持ち主である大家さんは家賃を滞納されることがなくなるため、お部屋を貸しやすくなります。
月々の家賃の支払い額が多くなる点に注意
家賃保証会社を利用する場合、家賃とは別に家賃保証会社の利用料金が毎月または年単位でかかってきます。
そのため、結果的に家賃保証会社を利用すると、お部屋の維持にかかる月々の出費が高くなります。
月々の予算にあまり余裕がない方は、家賃保証会社を利用するか決める際に、必ず月額利用料を確認するようにしましょう。
利用料は月の場合は約1,000円、年払いの場合は約1万円のことが多いです。
なお、家賃保証会社を利用するには月々の利用料だけでなく、最初の契約時にも初期費用が掛かります。
初期費用は利用する家賃保証会社ごとに金額が変わりますが、おおよそ家賃0.5か月分~1か月分ほどかかため、初期費用を抑えたい場合も要注意です。
入居審査って何?入居審査にかかる日数も紹介!
大家さんや不動産屋は、賃貸契約をしてからの問題を防ぐために、契約前に『入居審査』を行います。『入居審査』の目的は、入居者が家賃をしっかり支払えるか、近隣住民とトラブルを起こさないかなどの事前チェックです。
賃貸契約を検討しているみなさんは、『入居審査』の詳細を事前につかんでおきたいですよね。そこで、次の項では『入居審査』とは具体的にどのようなことをするのか、そのポイントを解説してまいります。また、『入居審査』にかかる日数なども解説しますので、どうぞご覧ください。
入居審査とは?審査でチェックされるポイント
一般的な入居審査で判断基準となるポイントを各項目ごとに解説します。できる限り基準に近づけるようにすると、賃貸契約を結べる可能性がアップします。
項目は①支払い能力②保証人③人物像の3つです。順に見ていきましょう。
①支払い能力
もっとも重視されるポイントです。大家さんは家賃を滞納するような人と契約を結びたくはありません。そのため、支払い能力があるかを「職業」「年収」で判断します。
そのため、審査には勤務先情報や収入を確認できる源泉徴収票の提出を求められます。これらの情報を元に「年間にかかる家賃が年収の3分の1におさまるか」等、で判断されます。また、過去にクレジットカードの支払いに滞納がないかも判断材料となります。
②保証人
物件によっては連帯保証人をつけるものがあります。無職の場合は保証人がより重要となってきますが、基本的に保証人にも「安定した収入があるか」を求められます。
また保証人がいない場合、保証サービスを活用する方法もあります。
③人物像
支払い能力の他に「信頼できる人物か」という点も判断基準になります。反社会的な組織に関係していたり、対応の中で不適切な言動が多い場合「この人に貸すと近隣とトラブルが起こるのでは」と怪しまれます。
そのためお金を持っているからと言って、横暴な振る舞いをすることは厳禁です。丁寧な対応を心がけましょう。
入居審査で必要な書類
『入居審査』の主な目的は、“家賃の支払い能力”です。ですから、“支払い能力”があることを示すことが肝心となります。よって、無職で収入のない人は、何らかの形で家賃が支払えるということを示すことになります。『入居審査』では、家賃の支払い能力を証明できるような書類が必要になります。
それから、契約者がどのような方であっても“身元の確認”は重要事項となります。よって、運転免許証や健康保険証など本人確認ができる書類も必要となります。
次の項では、『入居審査』で用意する書類を、契約者の職業や立場ごとにまとめてみました。いま現在の、自分自身の職業や立場をふまえてご覧ください。
無職・休職者の方が用意する書類
無職・休職者の方が用意する書類
- 入居申込書(不動産屋から用紙をもらい、入居者および連帯保証人の住所、電話番号、生年月日、勤務先、年収などを記入して提出)
- 身分証明書(運転免許証、パスポート、健康保険証のうちのいずれか)
- 連帯保証人の収入証明書(連帯保証人の納税証明書など)
フリーランスの方が用意する書類
フリーランスの方が用意する書類
- 入居申込書(不動産屋から用紙をもらい、入居者および連帯保証人の住所、電話番号、生年月日、勤務先、年収などを記入して提出)
- 身分証明書(運転免許証、パスポート、健康保険証のうちのいずれか)
- 収入証明書(確定申告書の写し、課税証明書のうちのいずれか)
入社したての社会人が用意する書類
入社したての社会人が用意する書類
- 入居申込書(不動産屋から用紙をもらい、入居者および連帯保証人の住所、電話番号、生年月日、勤務先、年収などを記入して提出)
- 身分証明書(運転免許証、パスポート、健康保険証のうちのいずれか)
- 勤務先の証明書(社員証、社会保険証のうちのいずれか)
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入居審査にかかる日数について
『入居審査』にかかる日数は、一般的には3日~10日といわれています。早ければ当日に済むこともありますが、10日ほどかかってしまうこともあるようです。
日数がかかってしまう理由は、いくつかあります。ひとつは、賃貸契約が集中する時期で大家さんや不動産屋が忙しいというケースです。もうひとつは、入居者の申込書類に不備があって不備の対応に時間がかかってしまうケースです。
入居者の書類の不備は、事前にしっかりと情報を集めておけばクリアできるかもしれません。『入居審査』を早めに済ませたいならば、事前の情報収集が肝心です。事前に連帯保証人に連絡して相談しておくなど、しっかりと準備をしておきましょう。
無職でも賃貸契約を実現するために重要な考え方
無職でも入居審査を通過できる可能性があると紹介し、また入居前審査の内容についても解説しました。
契約者名を工夫したり、貯金があることを証明したり方法は様々にあります。しかし無職でも入居審査に通るには、必要な心構えもあります。
ここからは賃貸契約を実現するために必須の考え方を紹介します。計画的な家賃の支払いプランを提示したり、今は無職でも働く意思を示すことが重要です。
働く意志を強く持つ
先に述べた通り、無職の最大の問題は「無収入」です。そのため、賃貸契約を結びたい場合は「働く意思」を強く持ち、不動産会社にも伝えましょう。
働く意志がある場合、相手も「この人は働く気があるから収入が見込めるな」と判断してもらえます。審査に直結するものではありませんが、あなたの仕事に対する意思の強さは信頼につながります。
今は無職であっても「仕事を探しています」「いま面接を受けています」と、具体的な現状をアピールすることで賃貸契約の確率が高まります。
計画を綿密にする
不動産会社が賃貸契約を結ぶ際、もっとも気になる点は「毎月家賃を支払ってもらえるか」という点です。
安定した収入があり、毎月支払ってもらえると分かれば「契約を結ぼう」と考えます。反対に無収入で、これからどう収入を得るか考えていない方の場合、不安が募り契約する気にはなれません。
そのため、無職であっても収入に関する計画を緻密に立て、支払いのシミュレーションを行いましょう。「いまは無収入だけど、来月には就職して月々○○万円稼ぐ。だから月6万円の家賃は支払える」等、現実的な日程と金額を算出し、実行に移せるようにしておきましょう。
無職の方で賃貸契約の際によくある質問
働く意志があっても、会社の業績が悪くなれば解雇を余儀なくされることもあるかもしれません。または、会社の社風や従業員とどうしても合わず自己都合で退職することもあるでしょう。何らかの事情で無職となってしまったときは、賃貸契約や賃貸更新はできるのだろうかと不安になってしまいますよね。
無職になって賃貸を考えている方は、具体的にどのような悩みをかかえているのでしょうか。次の項では、よくある質問とその質問に対する答えをまとめてみましたのでご覧ください。
質問①途中から無職になったのですが賃貸契約の更新は出来ますか?
《答え》入居中に無職となってしまったときは、このまま契約更新ができるか不安でしかたないという方もいるのではないでしょうか。そんなときは、大家さんとの信頼関係がカギになってきます。いままで家賃滞納が無く、近隣とのトラブルも無ければ、信頼関係ができていますから、基本的に更新して住み続けることができます。
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また、無職になっても次の仕事を探しているのであれば、あえて大家さんに伝える必要もありません。ただし、どうしても働けなくなってしまった場合は、大家さんに相談して今後どのようにするかを決める必要があるでしょう。
質問②無職なのですが保証人を立てなくても入居審査は通りますか?
《答え》無職で保証人になれそうな人もいないときは、入居審査が通らないと諦めてしまう人がいるかもしれません。連帯保証人が見つからないときは、“保証会社”を利用することを検討してみましょう。
保証会社を利用すれば、無職の人でも賃貸契約をすることができます。保証会社の利用料は、初年度が家賃の50%~100%です。それから、2年目以降は1年あたり1~2万円の更新料がかかります。
このような保証会社に加入すれば、万一家賃の支払いができなくなったというときも、大家さんは保証会社から家賃分の金額を回収できるということになります。
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無職で保証人がいなくても賃貸契約はできるのか?保証人がいないときの対処法を解説
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質問③どうしても引っ越す理由があるのですが、優遇してもらえないでしょうか?
結論から言うと、理由を明確に説明することはプラス要素にはなりますが、優遇につながる可能性は低いです。
たとえば「この地域で絶対に就職したい」と強い意志を持っていたとしても、実際に貯金がなかったり収入の見込みがない場合、入居は現実的ではないと判断されます。ご自身の明確な理由を不動産会社に話すことは、あなたの真摯な人柄をあらわすきっかけになり、人柄の面では好印象を与えます。
しかし、審査は金銭面を重視するため人柄だけでは審査通過は難しいでしょう。もしも「どうしてもここに入りたい」という強い気持ちがあるなら、具体的な支払い計画をあわせて提示すると良いでしょう。
質問④賃貸を借りたいのですが現在無職です。貯金100万円で預貯金審査は通りますか?
無職状態でのお部屋探しであっても、しっかりと貯金があれば預貯金審査という貯金額での審査を受けることが可能です。
仮に無職であっても、貯金が100万円あるのであれば、家賃5万円までの物件を借りられる可能性が高いです。
預貯金審査で求められる貯金額は大家さんによって大きく違うため、無職状態でお部屋探しをしなければいけない事情がある方は、事情と貯金額を不動産会社の方に相談し、借りられそうなお部屋を探してみましょう。
お部屋によっては、家賃が安くても預貯金審査を行っていないケースも珍しくありません。
貯金が100万円あれば、必ず家賃が5万円の物件を借りられるという訳ではないため、勘違いしないようにしてください。
質問⑤無職でうつ病の状態ですが、賃貸審査は通りますか?
無職でうつ病だったとしても、100万円以上の貯金があるのであれば審査に通る可能性が高いです。
しかし、貯金もなく無職で病気があり、働くことができないということであれば、審査には通過できない可能性が高いと考えられます。
貯金がある場合は、預貯金審査でお部屋を借りられないか不動産会社に相談し、貯金もない場合は親族に代理でお部屋を借りてもらえないか相談してみましょう。
預貯金審査を受ける場合、うつ病で働けないという事情を話すと審査が不利になりかねません。
話さなければバレないような自分が不利になる事柄は、できるだけ自分から話してしまわないように注意してください。
なお、無職のままお部屋を借りてしまうと、借りれたとしてもその後の生活が成り立たなくなる可能性があるため、お部屋を借りる際はよく考えてから借りましょう。
質問⑥40歳の無職ですがアパートを借りられますか?
40歳無職であっても、ある程度まとまった貯金があればアパートを借りることができます。
100万円前後の貯金があれば、無職でも賃貸を借りられると考えて問題ありません。
無職という理由だけで必ずしも審査に落とされてしまうわけではないため、安心してください。
しかし、やはり無職の方は働いている方に比べて審査に通りにくい、審査を受けにくいというのが現状です。
仮にフリーターや非正規雇用であっても、無職状態よりは審査に簡単に通過することができます。
特別な事情がないのであれば、引っ越しのタイミングだけでもアルバイトやパートとして働いておくことがおすすめです。
現状は無職だけれど、今後働く目途が立っているという場合には、いつから働くのかを伝えないと無職として扱われてしまうので注意が必要です。
無職でも賃貸契約は出来るのかについてのまとめ
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。ここまで、無職でも賃貸契約が出来るのかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
無職なので賃貸契約が難しいかもしれないと考えていた方も、賃貸契約ができそうな方法があったのではないでしょうか。諦めずに情報収集して自分に合う方法が見つかれば、問題解決へとつながります。ぜひ、自分に合う方法を見つけて『入居審査』が通るように、しっかりと準備をしておきましょう。
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