アイウィッシュは家賃保証会社ですが、「賃貸保証の審査は厳しい」ということを
聞いたことがある人もいるかもしれません。

ただ、あくまで噂で聞いた程度で、本当はどのようになっているのか知りたい人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、アイウィッシュ賃貸保証の審査の難易度と、審査に落ちてしまった時の
対処法について解説
していきます。

【結論】アイウィッシュ賃貸保証の審査はゆるい!

【結論】アイウィッシュ賃貸保証の審査はゆるい!

結論として、アイウィッシュ賃貸保証の審査は、他の保証会社と比べるとゆるいものとなっています。その理由は、アイウィッシュ賃貸保証は他の保証会社と情報共有をしておらず、独自の審査基準で審査を行っているからです。

他の保証会社のように、「クレジットカードの滞納歴はどうなっているか」「自己破産をしているか」などの個人信用情報をチェックせず、ブラックリストに載っている人であっても審査に通過できる可能性がある、という点が特徴となっています。

高齢者、外国籍、勤続年数が短い人も申し込み可能!

日本国内に在住していればどんな人でも申し込みをすることができ、審査にも通過しやすいのがアイウィッシュの特徴となっています。基本的には「賃料を継続的に支払うことができる」ということが証明できれば審査を通過することができます。

たとえば安定的な収入が無い人であっても、貯金額が分かる通帳のコピーを提出することによって、家賃に合った貯蓄があると判断されれば、審査に通る可能性が高いです。

アイウィッシュ賃貸保証の審査基準を解説

アイウィッシュ賃貸保証の審査基準を解説

アイウィッシュの審査基準については明らかにはされていません。ただ、審査する内容として「アイウィッシュの過去の家賃滞納歴」「アイウィッシュの過去のトラブル」「申込者の年収」「申込者の職業」をチェックしていると考えられます。

そのため、過去にアイウィッシュ賃貸保証を利用して家賃の滞納などをしてしまうと、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。一般的にも「家賃を滞納なく支払ってくれるかどうか」「トラブルを起こさないかどうか」は重要視されるので、これらの点は押さえておく必要があります。

ただ、他の保証会社の滞納歴などは確認されないので、他の保証会社で滞納やトラブルを起こした場合であっても審査に影響することはありません。

審査を通過するのに必要な最低年収

入居審査に通過するためには、家賃の約36倍の年収が必要と一般的にはいわれています。そのため、たとえば家賃6万円の物件に申し込む場合であれば、年収が216万円以上であれば審査に通る可能性が高くなります。

この最低年収を基準にして物件を探すことによって、審査にかかる余計な手間や時間を無くすことができるでしょう。ちなみに、最低年収をクリアしていたとしても、新築や設備が充実している物件の場合は審査通過が難しい傾向があります。

収入は安定している職業か

安定した職業に就いているか、ということも審査されます。そのため、無職であったり非正規雇用の人であった場合は、正社員の人よりは審査を通過する可能性が低くなります。

また、正社員であっても勤続年数が1年未満などの場合は、会社を続けるかどうか分からず不安定と見なされやすいです。新規設立されたばかりの会社に勤めている人も同様です。

アイウィッシュ賃貸保証の審査に要する日数

アイウィッシュ賃貸保証の審査に要する日数

アイウィッシュ賃貸保証の審査はおよそ2~3日で結果が出るといわれています。他の保証会社も同じくらいの期間で結果が出るため、ほぼ同様といえます。

ただ、申し込みの際に提出した書類に不備があった場合、本人確認の電話に出なかった場合などは審査期間が更に延長されます。

また、アイウィッシュ賃貸保証の場合は、不動産会社で申込書を記入してFAXした後、そのまま電話すれば最優先で審査してもらうことができます。ただ、その場で審査結果を回答してくれることもありますが、状況によってはその場で回答してもらえないこともあります。

アイウィッシュ賃貸保証の審査に必要なもの

アイウィッシュ賃貸保証の審査に必要なもの

アイウィッシュ賃貸保証の入居審査では、「日本国籍の人の場合」「外国籍の人の場合」「法人の場合」で必要となる書類が変わってきます。それぞれの必要となる書類は以下の通りです。

それぞれの必要となる書類

  • 日本国籍の人の場合:運転免許証、健康保険証、住民票などからいずれか1点(社会福祉制度を使用している場合は決定通知書など)
  • 外国籍の人の場合:外国人登録証明書、学生証などの日本の身分を証明するもの
  • 法人の場合:会社の履歴事項が判断できるもの、代表者と申込者の身分証明書

条件によっては追加書類が必要になることもある

申込者の条件によっては、追加書類が必要になることもあります。追加書類が必要になる人は以下の通りです。

追加書類が必要となる人

  • 未成年者:保護者の同意書
  • 学生:学生証
  • 就職の内定者:内定通知書
  • 自営業者、フリーランス:収入証明書
  • 年金受給者:受給証明書
  • 退職予定の人:通帳コピー

審査状況によっても必要となる書類が変わってくるので、不動産会社の案内に応じて準備できるようにしておきましょう。

アイウィッシュ賃貸保証の審査に落ちた場合の対処法

アイウィッシュ賃貸保証の審査に落ちた場合の対処法

アイウィッシュ賃貸保証の審査に落ちてしまった際、その理由を知ることはできません。ただ、基本的には「家賃の支払い能力が疑われた」「連帯保証人の支払い能力が疑われた」という原因であることが多いです。

とはいえ、いつまでも原因追及していても仕方がないので、審査に落ちた場合の対処法を考えておく必要があります。その際の考えられる対処法は以下の通りです。

審査に落ちた場合の対処法

  • 親族に代理で契約してもらう
  • 違う保証会社に申し込む
  • 物件を変えて申し込む
  • アリバイ会社を利用して申し込む

対処法①親族に代理で契約してもらう

審査に落ちてしまった場合、親族に代理で契約してもらうという方法があります。代理契約をするための条件は「代理人の収入は十分かどうか」「代理人の信用情報に問題がないかどうか」「契約者と入居者の関係」となります。

ただ、代理契約で家賃を滞納してしまった場合は代理人の責任となってしまい、催促の連絡などが届いてしまうため、家賃についてしっかりと払っていく必要があります。

代理契約を使えば同じ物件に再度申し込むことができます。もし保護者が年金受給中で代理が難しい場合は兄弟などに頼んでみましょう。

対処法②違う保証会社に申し込む

アイウィッシュ賃貸保証の審査に落ちてしまった場合、他の保証会社は取り扱っていないかどうか不動産会社に聞いてみましょう。別の保証会社も扱っている物件であれば、同じ人であっても同じ物件に再度申し込むことができます。

なぜ同じ保証会社で再審査ができないかというと、審査基準が同じなので申込内容が同じだった場合、結果は一緒になってしまうからです。また、いくら保証会社に良く見られたいからといって虚偽や曖昧な内容で申込書の記載をするのはNGです。

その場では審査を通過できたとしても、後々大きな問題になる可能性もあるので、違う保証会社に申し込む場合であっても必ず正確な内容を記載しましょう。

対処法③物件を変えて申し込む

もし他の保証会社にして再度申し込みを行い、それでも審査を通過できなかった場合、その物件は諦めて別の物件を探した方が良いかもしれません。その際は、手取り収入に対して家賃が4分の1程度になる物件を探して申し込むことで、審査を通過できる可能性を上げることができます。

ちなみに、同じ建物の別の部屋を申し込んだ場合は審査に落ちてしまう可能性が高いので、別の建物の物件を探して申し込んだ方が良いでしょう。同じ物件にこだわっても手間や時間の無駄になってしまうので、まずは不動産会社に条件に合った他の物件はないか確認してみることをおすすめします。

対処法④アリバイ会社を利用して申し込む

入居したい物件があるものの、「不安定な収入のため入居審査に通過できるかどうか不安」という場合は、アリバイ会社を利用して申し込むという方法もあります。アリバイ会社では、自営業やフリーランスなどの社会的に不安視される職業に勤めている人に向けて、在籍会社を紹介するサービスを提供しています。

入居審査の際に提出する「収入証明書」「給与明細」「在籍証明書」なども作成してもらえるので、不安要素をカバーしつつ入居審査を通過する可能性を上げることができます。ちなみに入居審査の在籍確認は実際の会社が行うため、管理会社にバレることはありません。

アイウィッシュ賃貸保証について基本情報を解説

アイウィッシュ賃貸保証について基本情報を解説

ここからは、アイウィッシュ賃貸保証についての基本情報を解説していきます。アイウィッシュ賃貸保証の主な特徴は以下の通りです。

アイウィッシュ賃貸保証の特徴

  • 審査体制が充実している
  • 滞納時の対応を手厚く保証
  • 賃貸契約の更新時にもしっかり対応
  • 確実な収納代行を行う

アイウィッシュ賃貸保証の保証料金について

アイウィッシュ賃貸保証の保証料金は下記のようになっています。

アイウィッシュ賃貸保証の保証料金

  • 通常プラン:初回保証料は賃料等総額の50%、年間保証料は2年毎、賃料等総額の30%
  • 初回のみプラン:初回保証料は賃料等総額の100%、年間保証料はなし
  • 最低保証賃料:60,000円

アイウィッシュ賃貸保証の口コミを紹介!

アイウィッシュ賃貸保証の口コミですが、良いものもあれば悪いものもあります。また、実際にサービスを受けた人が投稿したものではないようなものも散見されるので、検討の際は注意が必要です。

ただ、インターネット上では悪い口コミの方が多くなっています。賃貸保証とはそもそも何なのかが分からない人も多く、これが「怪しい」というイメージにつながっているのかもしれません。

アイウィッシュ賃貸保証の口コミは以下のようなものがあります。

アイウィッシュ賃貸保証の口コミ

  • アイウィッシュ賃貸保証は信販系の会社ではなさそうなのでそこまで厳しくないでしょう。通常の社会人レベルであればほぼ問題ないと思います。
  • 保証人が不要な賃貸物件の保証会社だと思う。
  • 一時期家賃の遅れが数ヵ月ありましたが、その時の態度がとても横柄でした。
  • 家賃が遅れると言うと厳しい対応をされてしまう。

アイウィッシュ賃貸保証は滞納すると取り立てがある?

アイウィッシュ賃貸保証は滞納すると取り立てがある?

アイウィッシュ賃貸保証は家賃などの賃料を保証している会社であり、家賃の入金が遅れると滞納者の代わりに管理会社や大家さんに賃料を支払います。そしてその分のお金を滞納者から回収します。

そのため、「アイウィッシュ賃貸保証から身に覚えのない督促状や請求が来ている」として無視してしまうと法的手続きに移行してしまう可能性があります。決して架空請求ではないので、連絡があった場合はすぐに対処することが重要になります。

また、家賃を滞納したからといって、すぐに直接取り立てが来ることはありません。まずは電話連絡があり「家賃の支払いを忘れていないかどうか」「いつまでに家賃を払うことができるか」といった内容のことを聞かれます。

ただ、電話を無視し続けていた場合は次の段階に進むこととなり、督促状や法的手続着手予告が保証会社から届くことになります。法的処置とは具体的に何かというと「明け渡し訴訟」となり、請求が認められると滞納者は物件から強制退去させられてしまいます。

このように「いきなり取り立てをする」ということはないですが、連絡があったにも関わらず無視し続けると強制的に追い出されるという事態に発展してしまうため、連絡に対してはきちんと対応することが重要です。

【まとめ】アイウィッシュ賃貸保証の審査はゆるい?落ちた際の対処法も紹介!

【まとめ】アイウィッシュ賃貸保証の審査はゆるい?落ちた際の対処法も紹介!

ここまで、アイウィッシュ賃貸保証の審査の難易度と、審査に落ちてしまった場合の対処法について解説してきました。アイウィッシュ賃貸保証では他の保証会社と情報共有をしておらず、他の保証会社と比べると審査がゆるくなっています。

ただ、誰でも審査を通過できるわけではなく、「家賃をしっかりと払っていけるかどうか」「他の居住者とトラブルを起こさないかどうか」という項目はしっかりとチェックされます。

そのため準備をしても審査に落ちてしまうことはありますが、「代理契約」「違う保証会社に申し込む」「物件を変えて申し込む」「アリバイ会社を利用する」などの方法を使うことで、物件に入居するための審査に通過できる可能性は高まりますので、まずは不動産会社に相談してみることをおすすめします。