ふれんず宅建保証とは福岡で主に保証委託を受けている保証会社で、株式会社福岡県不動産会館が
出資している企業となっています。
そして、ふれんず宅建保証はLICC会員ではないので、独自の審査を行っています。
そのため、信販情報は参照せず、他の保証会社よりは審査はゆるいといえるでしょう。
ただ、それでも入居審査に落ちてしまうことは考えられます。そこで今回は
ふれんず宅建保証の審査に落ちてしまった場合の対処法と原因について解説していきます。
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目次
ふれんず宅建保証の審査に落ちた原因
ふれんず宅建保証の審査に落ちてしまった原因としては様々な要因が考えられますが、主な原因は以下の通りです。
ふれんず宅建保証の審査に落ちる原因
- 過去に滞納したことがある
- 現在無職で貯金も少ない
- 過去にもめごとを起こした
審査に落ちた原因①過去に滞納したことがある
「過去に家賃を滞納したことがある」という人は審査の通過が難しくなります。というのも、保証会社では「継続的に家賃を支払ってくれるかどうか」を重要な審査基準として見ていくからです。
もちろん、家賃を滞納してしまったとしても、連絡が来てすぐに家賃を支払ったり、保証会社に連絡を入れたりすれば滞納歴は消えることが多いです。ただ、すぐに対応せずに放置した回数が多かったり、対応する際の態度が悪かったりすると、今後の審査を通過することは難しくなります。
ちなみに、たとえ過去に滞納したことがあったとしても、それがふれんず宅建保証と全くつながりがない保証会社だった場合は、以前の保証会社で滞納歴が多かったり対応が悪かったとしても審査に通ることがあります。
審査に落ちた原因②現在無職で貯金も少ない
一般的に入居審査で見られるのは「家賃の支払い能力」です。そのため、無職の場合は「部屋を貸しても家賃を支払ってくれない可能性がある」と見なされてしまいます。
そのため、無職の場合は貯金残高などを示して、支払い能力がきちんとあることを証明する必要があります。その貯金残高の目安は「家賃2年分程度」といわれており、これを準備できていれば審査の通過率が高くなります。
こういった理由から、現在無職で貯金も少ないという場合は、審査ではかなり不利になってしまうと言わざるを得ません。収入が安定している連帯保証人を選ぶことができれば考慮してもらえる可能性はあるので、まずは不動産会社に相談してみましょう。
審査に落ちた原因③過去にもめごとを起こした
不動産会社や大家さんからすると、入居者間のトラブルは手間ばかりかかってしまうため避けたいところではあります。そのため、過去にもめごとを起こした人が申し込みをしてきた場合、トラブル防止の観点から入居を断ることがあります。
こういったトラブルが積み重なると物件の治安にも悪影響を及ぼし、大きなリスクとなってしまうので、保証会社としてもトラブルを起こしそうな人は敬遠する傾向にあります。
ふれんず宅建保証の審査に落ちた際の対処方法
ふれんず宅建保証は完全独立で独自審査を行っており、家賃を支払えることが証明できて、社会保険証を持っていれば審査に通る可能性は高いです。ただ、それでも絶対に審査を通過できるというわけではなく、前述した原因があった場合は審査に落ちてしまう可能性もあります。
入居審査に落ちてしまうと気分が落ち込んでしまい、「自分は賃貸物件に入居することができない」と諦めてしまうかもしれませんが、それでは様々な可能性を閉ざしてしまうことになります。
そこでここからは、ふれんず宅建保証の審査に落ちた際の対処方法について解説していきます。その対処方法は以下の通りです。
審査に落ちた際の対処方法
- アリバイ会社を利用する
- 連帯保証人を立てるに変更
- 別の保証会社を利用する
対処方法①アリバイ会社を利用する
ふれんず宅建保証の入居審査に落ちてしまった場合、アリバイ会社を利用するという方法があります。アリバイ会社はどういったものかというと、勤務先や雇用形態、収入といった社会的地位を偽装してくれるサービスを提供してくれる会社を指します。
作成できる書類には様々なものがあり、給与明細などの収入証明書や、内定通知書などの在籍証明書も作成することが可能です。在籍確認の電話についても対応してもらえるため、「入居審査にどうしても通過できない」という人に最適なサービスとなっています。
アリバイ会社は多くの人が入居審査のために使っており、審査通過の可能性を上げることができます。ただ、実績のないアリバイ会社を利用してしまうと「公式ホームページがなく怪しい」「在籍確認の電話対応が不自然」などの理由からアリバイ会社を利用していることが発覚し、信用を大きく落としてしまうので注意が必要です。
対処方法②連帯保証人を立てるに変更
ふれんず宅建保証の審査に落ちてしまった場合、連帯保証人を立てて申し込みをするという方法があります。連帯保証人を立てた場合、「入居者が家賃を滞納してしまった時に家賃を肩代わりできるかどうか」がチェックされることになります。
また、連帯保証人との関係性、連帯保証人の年収や年齢なども確認されます。関係性でいえば、申込者の「3親等以内の親族」であれば審査に通りやすくなります。
ただ、両親が年金をもらって生活しているなどの場合は、支払い能力がないと見なされて、審査に落ちてしまうことも考えられます。
対処方法③別の保証会社を利用する
ふれんず宅建保証の入居審査に落ちてしまった場合、条件が同じであれば再審査を受けても通過することは難しいです。もちろん条件をなるべく良くして再審査に臨むという方法もありますが、その場合は時間や手間がかかってしまう可能性が高いです。
そこで考えられる対処方法は、別の保証会社を利用するということです。賃貸物件の中には別の保証会社を設定しているケースがあり、その場合はまた違った審査基準で判断されることになります。
また、一つの物件に固執するのではなく、「収入に見合った家賃の物件を選ぶ」などの観点から、別の物件を探してみるのも有効です。不動産会社に依頼すれば様々な物件を紹介してくれるので、まずは相談してみましょう。
ふれんず宅建保証以外で審査が緩い保証会社を紹介!
ふれんず宅建保証は他の保証会社と比べると審査が緩いですが、ここ以外にも審査が緩い保証会社があります。ここからは、それぞれの保証会社の特徴について紹介していきます。
審査が緩い保証会社①日本セーフティー
日本セーフティーは独立系の家賃保証会社となっており、最も審査が緩いともいわれています。独立系のため信用情報を見ないのが特徴で、家賃の支払い能力さえ証明することができれば審査に通過することができます。
日本セーフティーの審査基準は「過去に家賃を滞納していないかどうか」「年収は家賃に対して十分かどうか」「給与が安定している職上についているかどうか」「収入が安定していない場合は貯金額が十分にあるかどうか」となっており、審査に落ちてしまった場合は上記のどれかを満たしていない可能性が高いです。
審査が緩い保証会社②Casa
賃貸保証会社Casaは信用系の家賃保証会社となっています。家賃保証会社の種類は「信販系」「信用系」「独立系」があり、信用系は2番目に審査が厳しくなっています。
ただ、Casaの場合は他社での家賃やクレジットカードの滞納歴を見ないので、信用系の保証会社の中では一番審査が緩いといわれています。仮にCasaの審査に落ちてしまった場合、「保証会社を独立系にして再審査を受ける」「アリバイ会社を利用して再審査を受ける」などの方法が有効です。
審査が緩い保証会社③エルズサポート
エルズサポートはLICC(全国賃貸保証業協会)の会員であり、保証協会内で事故歴情報を共有しています。そのため、滞納などをしてしまうと、LICCに加盟している保証会社での審査は難しくなってしまいます。
エルズサポートの主な審査基準は「過去の家賃滞納歴」「年収」「職業」「無職の場合は預金残高」となっており、年収が家賃に見合っていなかったり雇用形態が安定していない場合は審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
審査が緩い保証会社④フォーシーズ
フォーシーズは独立系の家賃保証会社で、保証会社の中では最も審査が緩い種類に属している形になります。フォーシーズの特徴は、「入居審査で雇用形態を加味しない」点となっており、無職であっても審査に通りやすくなっています。
また、フォーシーズの審査通過率は98%を超えると言われており、水商売やフリーランスの人にも多く利用されている保証会社です。フォーシーズの入居審査に落ちてしまった場合の対処ですが、「別の独立系の家賃保証会社を利用」「親族に代理契約してもらう」などの方法を検討してみましょう。
審査が緩い保証会社⑤ハウスリーブ
ハウスリーブは独立系の家賃保証会社で、大東建託が100%出資をしている家賃保証会社になります。他の独立系保証会社と同じく信用情報を照会しないので、過去滞納歴があったとしても審査に影響することはありません。
ただ、過去にハウスリーブで問題を起こしている場合は審査に落ちてしまうことがあります。来店時に申込者の人柄なども審査対象となってくるので、しっかりと対応しましょう。
審査が緩い保証会社⑥いえらぶ
いえらぶは独立系の保証会社であり、一番審査が緩い保証会社の種類に属しています。そして、いえらぶの審査基準としては「家賃を継続的に支払うことができる能力があるかどうか」がポイントとなります。
いえらぶの具体的な審査基準は「審査基準をクリアできているかどうか」「大家さんがNGを出していない職業かどうか」「本人確認の際にきちんと対応できているかどうか」「エゴサーチで名前が表示されないかどうか」になります。
基本的に再審査は受け付けてもらえないので、審査に落ちてしまった場合は別の保証会社を検討してみましょう。
ふれんず宅建保証の基本情報をご紹介
ここからは、ふれんず宅建保証の基本情報について紹介していきます。前述したようにふれんず宅建保証は福岡で保証委託を受けている保証会社であり、不動産の保証協会が出資している特殊な形態になります。
ふれんず宅建保証の審査基準は?
ふれんず宅建保証の審査基準は以下の通りです。
ふれんず宅建保証の審査基準
- 過去に滞納歴やトラブルがあった人はNG
- 有職者かつ保証人がいれば、ほぼ承認される
- 有職者かつ保証人がいない社会保険の人は、ほぼ承認される
- 有職者かつ保証人がいない国民健康保険の人は、ある程度承認される
- 年金受給者の場合は保証人が必須
- 無職の場合は預金残高の金額によって承認か否決が決まる
基本的には社会保険証を持っていれば審査に落ちてしまう可能性は低くなります。
ふれんず宅建保証の営業時間は?
ふれんず宅建保証の営業時間は9:00~17:00となっており、電話連絡をする際はあまり遅くならないよう注意が必要です。また、ゴールデンウィーク期間中の休業や夏季休暇、年末年始休業などがあるので、インフォメーションで確認しておきましょう。
尚、申込用紙などはホームページからダウンロードできるので、ある程度準備をしてから連絡した方が時間の節約になります。
ふれんず宅建保証の保証料金について
保証会社は保証料や更新料を明示していないことが多いですが、ふれんず宅建保証の場合はホームページに記載があります。その内容は以下の通りです。
ふれんず宅建保証の保証料金
- 居住用:保証人は原則不要、初回保証料は月額賃料の50%、最低保証料20,000円
- 事業用:保証人が必要、初回保証料は月額賃料の50%、最低保証料25,000円
- 学生用:保証人は親権者、初回保証料10,000円、最低保証料10,000円
【まとめ】ふれんず宅建保証の審査に落ちたらどうする?
ここまで、ふれんず宅建保証の審査に落ちてしまった場合の対処方法と原因について解説してきました。基本的にはふれんず宅建保証の審査は緩いと言えますが、場合によっては審査に通過できないこともあります。
その場合でも適切に対処することによって審査を通過できる可能性が高まるため、まずは前述した方法を試してみることをおすすめします。