「ジャストサービスの審査は厳しい…?」
入居審査申し込み時に、どのくらい厳しい会社なのか気になる方は少なくないでしょう。
本記事では、ジャストサービスの審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
この記事を読んでわかること
- ジャストサービスの審査は厳しいのか
- ジャストサービスの審査項目
- ジャストサービスに落ちた時の対処法
目次
ジャストサービスの審査は厳しい?

ジャストサービスは独立系の保証会社ですが、ジェイリースとの共同保証サービスのみを取り扱っているため、審査の難易度は協会系と同じくらい厳しめです。
| 種類 | 審査の厳しさ |
|---|---|
| 信販系 | 非常に厳しい |
| 協会系 | やや厳しい |
| 独立系 | 甘い |
ジャストサービスの利用が初めてでも、LICCに加盟している保証会社やジェイリースでの滞納経験があると審査の通過は困難です。
ジャストサービスとは

ジャストサービスは、茨城県に本社を持つ家賃保証会社です。
ジェイリースとの共同保証サービスを提供しています。
| 商号 | ジャストサービス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県水戸市桜川一丁目5番8号 |
| 資本金 | 8,000万円(2024年9月末時点) |
| 設立 | 昭和62年9月18日 |
ジャストサービスが提供している保証サービスは、加入できる入居者の幅が広く、高齢者や外国籍の方でも申し込み自体を断られることはありません。
保証料
ジャストサービスでは、ジャスト保証サポートJとジャスト保証サポートJキャンパスプランの2種類のプランを提供しています。
各プランごとの保証料は、以下の通りです。
| プラン名 | ジャスト保証サポートJ | ジャスト保証サポートJキャンパスプラン |
|---|---|---|
| 初回保証料 | 居住用物件は月額賃料の50%(最低保証委託料20,000円) | 15,000円 |
| 月額保証料 | 口座振替の場合月額賃料の1%/クレジットカードの場合月額賃料の1.8% | 月額賃料の1%(最低金額330円) |
| 保証委託契約更新料 | 10,000円(1年毎) | なし |
申し込み時に必要な書類
申し込み時には、申込書類と本人確認書類の2点を提出する必要があります。
本人確認書類は、以下の4種からいずれか1つのコピーを用意しましょう。
本人確認書類
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票(発行から3ヶ月以内のもの)
人によっては、本人確認と申込書類に加えて、収入確認書類を提出するよう求められる場合があります。
収入証明を提出するよう指示された時は、以下の書類の中から1点追加で提出してください。
収入確認書類
- 給与明細書
- 年金受給書
- 預貯金通帳
- 源泉徴収票
なお、法人の方の場合、発行から3か月以内の商業登記謄本を提出しなければなりません。
提供しているプラン
ジャストサービスでは、ジャスト保証サポートJとジャスト保証サポートJキャンパスプランの2種類のプランを展開しています。
どちらも共にジェイリース株式会社と共同で提供されているプランです。
| プラン名 | 特徴 |
|---|---|
| ジャスト保証サポートJ | 高齢者や外国籍の方、法人の方など誰でも利用可能 |
| ジャスト保証サポートJキャンパスプラン | 学生とその家族の負担を抑えた学生応援プラン |
キャンパスプランは、学生向けのプランであり、学生以外は利用できません。
合格を証明する書類または学生証のどちらかを提出し、審査時に学生である証明を行う必要があります。
ジャストサービスの共同保証とは?

ジャストサービスでは、すべての家賃保証サービスをジェイリース株式会社と共同で提供しています。
| 社名 | ジェイリース株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 2004年2月 |
| 本社所在地 | 大分本社:大分県大分市都町1丁目3番19号大分中央ビル7階 |
| 事業内容 | 保証関連事業 |
ジェイリースは、LICCに加盟している協会系の保証会社です。
審査にはジェイリースも関わっているので、LICCやジェイリースでの滞納・トラブル歴があると落とされる可能性があります。
ジャストサービスの審査で確認される項目

ジャストサービスの審査では、主に以下のような項目を確認されます。
審査で確認される項目
- 家賃の滞納歴
- 年収と家賃のバランス
- 職種と勤続年数
- 身なりと態度
- 提出書類の記入状況
- ネット上のネガティブな情報
家賃の滞納歴
審査では、家賃の滞納歴を確認されます。
過去に滞納歴がある方は、厳しく審査されます。
家賃の滞納歴を確認される範囲は、以下の通りです。
審査に影響を及ぼす家賃の滞納歴
- ジャストサービスでの滞納歴
- ジェイリースでの滞納歴
- LICCに加盟する保証会社での滞納歴
ジャストサービスのすべての家賃保証は、LICCに加盟するジェイリースとの共同保証のため、ジェイリースやLICCに加盟するほかの会社の滞納も審査に影響します。
年収と家賃のバランス
ジャストサービスでは、申込者の年収と家賃のバランスを確認しています。
審査を通過するには、「家賃の36倍以上の年収」が必要です。
年収が目安を少しでも下回っていると、落とされる確率が上がるので注意しましょう。
| 家賃 | 年収の目安 |
|---|---|
| 4万円 | 144万円 |
| 5万円 | 180万円 |
| 6万円 | 216万円 |
| 7万円 | 252万円 |
| 8万円 | 288万円 |
| 9万円 | 324万円 |
| 10万円 | 360万円 |
職種と勤続年数
ジャストサービスでは、申込者の職種と勤続年数も確認しています。
安定した仕事に就いている方は審査を通過しやすく、反対に不安定な仕事に就いている方は厳しく審査されます。
審査の通過が困難な職種は、以下の通りです。
落とされやすい職種・雇用形態
- 無職
- フリーター
- フリーランス
- 水商売
- 非正規雇用
上記に該当する方は、アリバイ会社の利用を検討してみてください。
アリバイ会社から在籍会社の紹介を受ければ、本当の職業ではなく有利な職業に就いている設定で審査を受けられます。
身なりと態度
ジャストサービスでは、申込者の身なりと態度も確認しています。
身なりや態度から入居後にトラブルを起こしそう、ルールを守らなそうと思われると審査に落ちます。
不動産屋に行く際は、以下のような態度をとらないでください。
審査期間中は避けるべき態度
- 相談時に敬語を使わない
- スタッフに対して失礼な発言をする
- 横柄な態度をとる
- 何度も家賃や条件の交渉をする
- だらしない服装で相談に行く
提出書類の記入状況
ジャストサービスでは、提出書類の記入状況も確認しています。
記入必須の項目が空欄になっていたり、必要な書類が不足していたりすると印象が悪くなるので、よく確認してすべて期日内に揃えて提出しましょう。
申込書の記入箇所がわからない時は、不動産屋の担当者に相談することで丁寧に教えてもらえます。
わからないからといって適当に申込書を記入することは避けましょう。
ネット上のネガティブな情報
ジャストサービスでは、ネット上のネガティブな情報の有無も確認しています。
自分の名前をネット検索した際に、以下のようなネガティブな情報が見つかる方は注意が必要です。
審査に影響するネット上の情報
- 本名のアカウントでの誹謗中傷
- 本名のアカウントでのヘイトスピーチ
- 自分が犯した犯罪に関する実名報道
本名でSNSやブログ、掲示板サイトへの書き込みをしていないという方も、審査に申し込む前には念のため確認することをおすすめします。
第三者から書きこまれた情報も内容次第では審査に影響を及ぼします。
ジャストサービスの審査に落ちた時の対処法

ジャストサービスの審査に落ちた時の対処法としては、以下のような方法があります。
落ちた時の対処法
- 再審査を申し込む
- 代理契約を行う
- ほかの物件を検討する
- 引越時期を考え直す
- アリバイ会社と契約する
再審査を申し込む
落ちた時は、まず再審査を申し込むことがおすすめです。
申し込んでいたお部屋次第では、再審査を受けられる可能性があります。
再審査を受けられる条件は、以下の通りです。
再審査を受けられる条件
- 保証会社の審査に落ちた
- 利用できる保証会社が2社以上ある
- 管理会社の審査には落ちていない
- 大家さんの審査には落ちていない
再審査を申し込めるのは、保証会社の審査に落ち、利用できる保証会社が2社以上用意されていた場合のみです。
代理契約を行う
落ちたお部屋が諦められない時は、代理契約を行う方法も検討してみると良いでしょう。
代理契約とは、実際に入居する人とは異なる人が契約者になる契約方法のことです。
代理契約では、契約者の職業や収入が審査の対象となるため、既に入居者が落ちているお部屋でも審査をやり直せます。
落ちたお部屋を諦めきれない時は検討してみると良いでしょう。
代理契約を頼める相手の条件
- 2親等以内の親族
- 相手の同意を得ている
- 各審査項目の基準を満たしている
ほかの物件を検討する
再審査でも落ちてしまった時は、ほかの物件を検討する必要があります。
気持ちを切り替えて、次に申し込むお部屋を探し直しましょう。
ほかのお部屋を検討する際は、落ちた所よりも五千円から一万円ほど家賃が安いお部屋を中心に探すことがおすすめです。
入居審査の厳しさは、家賃によって左右されるため、家賃の安いお部屋を選択した方が審査に通過しやすくなります。
引越時期を考え直す
すぐに引っ越す必要がない時は、引越時期を考え直すこともおすすめです。
入居審査は、入居者が見つけやすい引っ越し繁忙期ほど審査基準が引き上げられ、閑散期は審査がゆるめになる傾向があります。
特に1年で最も引越す人が増える3月は、大家さん側にも入居者を選ぶ余裕が生まれ、落とされやすくなるので注意が必要です。
引越時期を考え直す際は、以下の表を参考にしてみてください。
| 引越繁忙期 | 3月~4月/7月/10月 |
|---|---|
| 引越閑散期 | 8月/11月/1月 |
アリバイ会社と契約する
審査に落ちた時は、アリバイ会社と契約することをおすすめします。
アリバイ会社とは、入居審査の通過が難しい方向けに在籍会社を紹介しているサービスです。
アリバイ会社と契約すれば在籍会社に所属している体で入居審査を受けられます。
1回でも入居審査に落ちている方は、連続して落ちやすい傾向があるため、次の審査を受ける前にアリバイ会社と契約することも検討してみてください。
ジャストサービスの審査の流れ

審査は、以下の流れで進行していきます。
ジャストサービスの審査に落ちる人の特徴

審査に落ちる人の特徴は、以下の通りです。
審査に落ちる人の特徴
- 収入に見合わない家賃のお部屋を選んだ
- 過去にジャストサービスで滞納している
- 過去にジェイリースで滞納している
- LICCの加盟会社でトラブル歴がある
- 不安定な働き方をしている
- 非常識な服装で相談にいった
- お部屋の相談時に失礼な発言をした
- 申込書に嘘を記入した
- ネット上に自分のマイナスな情報がある
ジャストサービスの審査では、収入や職業、過去の滞納歴など、様々な視点からお部屋を貸しても問題がない相手か判断しています。
ジャストサービスの審査に関するQ&A

最後にジャストサービスの審査に関するよくあるQ&Aをまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の2つの質問です。
よくあるQ&A
- 審査にはどのくらいかかりますか?
- 本人確認の連絡は実施されていますか?
審査にはどのくらいかかりますか?
審査にかかる時間は、2~5日程度です。
人によって審査にかかる時間は異なります。
結果がわかるまでにどのくらいの時間がかかるのかは、あらかじめ告知されないので、申し込みが完了したら焦らずに待ちましょう。
提出書類に不備があったり、本人確認の対応が遅れたりすると、審査期間が延長されます。
すぐに結果を知りたい時は、ミスのない状態で書類を提出し、本人確認には素早く対応しましょう。
本人確認の連絡は実施されていますか?
本人確認の連絡は、一部の方のみ実施されています。
申し込みの時点では本人確認連絡が実施されるかどうかわかりません。
申し込みが完了したら本人確認は実施されるものとして考えておくと良いでしょう。
人によっては、職場や緊急連絡先、保証人相手に確認の連絡を入れられる場合があります。
申込書類に連絡先を記入した相手には、事前に入居審査の連絡が来るかもしれないと伝えておくとスムーズです。
【まとめ】ジャストサービスの審査はやや厳しめ

ジャストサービスの家賃保証は、協会系のジェイリースと共同で提供されており、審査はやや厳しめです。
過去にジャストサービスやジェイリース、LICCに加盟する保証会社で家賃の滞納経験がある方は、審査の通過が困難です。
審査に通過できるか不安な時は、アリバイ会社の利用を検討してみてください。
アリバイ会社とは、在籍先として設定できる在籍会社を紹介しているサービスです。
誰でも利用でき、契約することで実在する一般企業に務めている設定で審査を受けられます。
審査に挑戦できる回数には制限があります。
理想のお部屋を妥協せずに契約したい時は、しっかりと対策を行ってから申し込むことが大切です。
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