気に入ったお部屋に入居申し込みをしても、不動産会社から審査結果の連絡が遅いと
「落ちたかも?」と不安な気持ちになってしまいますよね。
特に、入居審査開始から1週間が経過しても連絡がこないときは、どのように対応したら
いいか迷ってしまうこともあるでしょう。
こちらの記事では、入居審査の結果に関する連絡が遅かったときの原因と
対処法についてご説明します。
こちらの記事がおすすめな人
- 「入居審査に落ちたかも?」と不安な方
- 1週間以上入居審査の連絡を待っている方
- 入居審査を早く終えるコツを知りたい方
ぜひ目を通してみてください。
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目次
賃貸の入居審査に落ちる場合、連絡は早い?
入居審査に落ちる場合の連絡は通常2〜3日程度と早い
一般的に、「入居審査に落ちた時は、連絡が早い」と言われています。実際、審査に落ちた場合の連絡は、通常2〜3日程度と早い場合が多いです。その理由を見ていきましょう。
入居審査に落ちた時の連絡が早い理由
入居審査に落ちた際にすぐに連絡がくる理由は、以下の2つです。
入居審査に落ちた際にすぐ連絡がくる理由
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由①全ての審査を行わないため
入居審査は、主に以下の3つのステップで行われます。
入居審査の3つのステップ
- 不動産会社による書類の確認
- 家賃保証会社による審査
- 大家さん(管理会社)による審査
このどこかで審査に落ちると全てのステップを経ずに連絡がきます。そのため、入居審査に合格した時よりも、入居審査に落ちた時の方が早めに結果を通知されることになります。
理由②信用情報機関にネガティブな情報が記載されているため
過去に滞納歴があるなど、信用情報機関(クレジットカード会社、消費者金融会社)にネガティブな情報が記載されていると、支払い能力がないと判断されます。個人信用情報の取得にかかる日数は2日程度です。
2〜3日程度で入居審査不合格の通知が届いた場合は、個人情報機関にネガティブな情報が記載されている可能性もあります。身に覚えがなかったとしても、携帯電話料金の滞納やクレジットカードの支払いの遅延などでも、審査に通りにくい状況になる場合があります。
自分の信用情報が気になる場合は数百円〜数千円の手数料を支払うことで開示請求ができますので、不安な場合は信用情報機関に確認してみましょう。
1週間以上待っても賃貸の審査連絡がない時の対処法
1週間以上待っても審査結果の連絡がない場合は、不動産会社に問い合わせましょう。こちらの要因ではなく、不動産会社の担当者が手続きを進めているのを忘れてしまっていたり、大家さんに長期で連絡が取れない場合も考えられます。
1週間以上入居審査の連絡がないことは稀なケースなので、こちらから不動産会社に問い合わせをしても迷惑に思われることはありません。一度、不動産会社に連絡をして、進捗を確かめましょう。
審査の状況を不動産に問い合わせてみる
審査は遅くても1週間以内に終わることが多いため、1週間以上結果が返ってこない場合には1度申し込み時に利用した不動産屋に問い合わせてみることがおすすめです。
純粋に事情があって審査が遅れている可能性もありますが、申込書類が手違いで届いていなかったり、結果報告連絡が行き違いになっていたりする可能性も考えられます。
審査結果がなかなか返ってこないと普通の人は不安になるものなので、「どうなっていますか?」と問い合わせても失礼にはなりません。
なお、審査は不動産屋が行っているわけではないため、問い合わせる際は催促してはいけません。
催促されても不動産屋にはどうすることもできず、自分の印象が悪くなるだけです。
結果を待ちながら他の物件も探す
結果が返ってくるのが遅かったとしても落ちたと決まったわけではありません。
しかしとにかく1日でも早く引っ越したいと考えている場合は、結果を待ちながらも他の物件を探しておくことがおすすめです。
なぜなら、いつ帰ってくるかわからない結果を待ち続け、結果が返ってきた後でお部屋探しをするとなるとタイムロスが発生するからです。
お部屋探しサイトなどを利用して他にも気になる物件がないか調べておきましょう。
なお、賃貸審査は受かった場合に入居することを前提で申し込むのがマナーとされているため、結果を待っている間に他の物件に申し込んではいけません。
他の物件に同時に申し込んでいることがバレてしまうと、両方の物件で審査に落とされてしまいます。
もう3日待っても連絡が無ければ不動産屋に問い合わせる
賃貸審査は遅くても1週間で結果が返ってくることがほとんどです。
そのため、もしも既に申し込みから1週間待っているのであれば、連絡ミスなどが起こっているのかもしれません。
あと3日待ってみて、それでも連絡が来なかった場合は、申込時に利用した不動産屋に問い合わせてみましょう。
問い合わせの際は、審査の申し込み時にお世話になった担当者の名前と、申込日を伝えるとスムーズです。
やり取りを電話で行っていた場合には留守番電話に、メールで行っていた場合には迷惑メールボックスに連絡が届いている可能性も考えられます。
問い合わせをする際は、先に留守番電話と迷惑メールボックスを確認してから問い合わせるようにしてください。
入居審査の流れ
入居審査は、主に以下の3つのステップで行われます。
それぞれ見ていきましょう。
ステップ①不動産会社による書類確認
不動産会社は審査は行いませんが、提出書類の確認を行います。書類の不備があれば、修正の手間がかかってしまい入居審査まで進めないので書類は不備がないように準備しましょう。
ステップ②家賃保証会社による審査
入居審査の要となるのが、家賃保証会社による個人信用情報の審査です。個人信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことです。「過去に滞納歴がないか」「安定した雇用状況にあるか」など、収入面を軸に継続的に家賃の支払い能力があるかを審査されます。
ステップ③大家さん(管理会社)による審査
家賃保証会社による審査に通過しても、必ずしも入居審査に合格できるというわけではありません。最終的には、大家さんによる審査が行われます。
一般的には、大家さんもできるだけ早く空室を埋めたいため、家賃保証会社の審査に通過した時点で入居審査に合格するという場合が多いです。ただ、一口に大家さんと言っても、法人で賃貸経営を行っている会社から個人のオーナーまでさまざまです。個人のオーナーとなると、大家さんの個人的な事情で審査に合格できない場合もあります。
水商売やフリーターなど、安定した職業でない、年齢層が既に入居している人と合わないなど、収入面はクリアできても大家さんの審査で不合格となる場合があります。稀なケースですが、「楽器をプロ並みに弾ける人しか入居させない」など、大家さんの個人的な好みが優先され、入居審査に不合格となる場合もあります。
休日を挟むと審査期間が長くなる?
審査期間が土日などの休日にかかってしまうことで、審査期間が長くなることはあまりありません。ほとんどの不動産会社や家賃保証会社は土日も営業しているため、入居審査は土日でもスムーズに進められます。
一方で、水曜日は不動産会社が定休日に定めている場合が多いため、水曜日を跨いでしまうと審査結果の通知が遅れてしまうことがあります。また、大家さんによっては土日に連絡がつきにくい場合もあるため、休日を跨ぐと審査が長引くことがあります。
その他には、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆など、不動産会社が数日間休業になると、審査期間が長引くことがあります。
賃貸の入居審査が長い。落ちる可能性はある?
「審査に落ちると連絡が早い」と言われることがありますが、連絡が遅くても審査に落ちている場合もあります。通常は数日のところ、長引くと入居審査を不安に感じてしまいますよね。では、どのような場合に入居審査に時間がかかってしまうのか、見ていきましょう。
入居審査に時間がかかりすぎる理由
入居審査に時間がかかってしまう理由は、以下の5つです。
入居審査に時間がかかりすぎる理由
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由①書類に不備がある
入居の際、申込書などの提出書類に不備があると、審査が遅くなる原因になります。記入漏れや記載の間違いがあると、何度も確認の連絡を取り合うことになってしまうため、審査が開始できません。
書類の準備に関しては、ご自身で気を付けることができる部分です。誤字・脱字にも注意を払いながら記入するようにしましょう。
理由②繁忙期で審査の順番待ちになっている
進学、就職、転勤など、多くの人が新生活を迎える2〜4月上旬までの引っ越しシーズンには、審査に時間がかかることがあります。不動産会社や家賃保証会社にとっても、一年のうちで最も忙しい繁忙期です。
そのため、通常は1週間以内で終わる入居審査に、2〜3週間ほどの時間がかかってしまう場合があります。
理由③大家さんの事情
「大家さんと連絡がつかない」「大家さんが合否の判断に迷っている」「大家さんが連絡するのを忘れている」など、大家さんの都合によって審査が遅れてしまうケースがあります。
理由④担当者の連絡忘れ
不動産会社の担当者が審査の手続きを進めることを忘れているケースもあります。繁忙期など、たくさんの案件の対応に追われている場合や、担当者が業務に慣れていないことで連絡が遅れていることもあります。
入居審査開始から1週間経っても担当者から連絡がない場合は、こちらから問い合わせをしてみましょう。
理由⑤家賃保証会社の審査が厳しい
家賃保証会社によって、審査の難易度は変わります。ただ、物件を選ぶのとは違い、家賃保証会社を自分で選ぶことはできません。
どの家賃保証会社と契約するかは、大家さんや管理会社が決めることです。どの物件がどの保証会社と繋がっているかは不動産会社が把握していることが多く、質問すると保証会社について教えてくれます。
入居審査に不安がある場合は、審査に通りやすい家賃保証会社と契約している賃貸物件を選ぶことも視野に入れましょう。
賃貸の入居審査を早めることはできる?
賃貸の入居審査を早めるコツ
入居審査は、さまざまな理由で時間がかかることがあるため、事前に早めるコツを把握しておくことが大切です。
賃貸の入居審査を早める6つのコツ
それぞれのポイントを見ていきましょう。
審査に必要な書類を準備し、内覧の際に持参する
申し込みに必要な情報を事前に用意し、内覧の際に持参することで、入居審査を早めることができます。通常、内覧の際に書類を持参することは少ないかもしれませんが、入居を急いでいるときや人気物件を押さえたい時には有効な方法です。
入居申し込みがスムーズにするために、以下の書類をコピーして持参しましょう。
入居審査に必要な書類
- 身分の証明:免許証・パスポート・保険証のいずれか
- 収入の証明:源泉徴収票または確定申告書
- 会社の在籍証明:社会保険証または顔写真付きの社員証
連帯保証人に確認連絡があることを伝えておく
通常、連帯保証人には確認連絡が入る可能性が高いため、連帯保証人となる方に、不動産会社から確認連絡が入ることをあらかじめ伝えておきましょう。連帯保証人と連絡が取れない場合、審査に時間がかかってしまいます。
事前に不動産会社の電話番号を伝えておき、連帯保証人の方に電話連絡に応じてもらうようにしておきましょう。
2〜3日ごとに経過を確認する
2〜3日ごとに、不動産会社に審査の進捗確認をすることも有効な方法です。稀なケースですが、引っ越しシーズンなどの繁忙期には、不動産会社の担当者が入居審査の手続きを忘れてしまうこともあります。
数日おきに連絡を入れることで、入居を急いでいることを印象付けることもできるため、効果的な方法と言えるでしょう。
対応の早い不動産会社を選ぶ
不動産会社によって、対応の早さは異なります。スーモ(Suumo)やホームズ( Home’s)などのポータルサイトで希望の賃貸物件を見つけた場合、その物件を取り扱う不動産会社は、複数あるケースが多いです。
希望の物件を見つけたら、複数の不動産会社に問い合せをすることで、対応の違いを見極めることができます。現在では、非対面での連絡ツールも多岐に渡っており、来店するだけでなくオンライン通話による相談やLINEでの質問を受けている不動産会社もあります。
レスポンスの早さは重要なポイントなため、ご自身のライフスタイルに合った連絡方法を受け付けている不動産会社を選ぶのも一つの方法です。
審査の早い物件を選ぶ
一般的に「不動産会社」とは、物件の貸主と借主の仲介業務を行う会社です。一方で、「管理会社」とは、大家さんから依頼されて賃貸物件の管理・維持を行なっている会社です。
物件によっては、不動産会社と管理会社が同じ場合もあります。そのような物件を選ぶと、一つの不動産会社が仲介業務と管理業務を兼任するため、審査の工程が少なくなり、より早く審査を終えることができます。
審査を急いでいるときは、不動産会社が直接管理している賃貸物件を選ぶのも一つの手段です。
物件に関する交渉をしない
内覧時に大家さんと家賃の交渉などを行う場合もありますが、交渉に時間がかかってしまう場合があります。その他にも、賃貸物件の建具や不具合など、気になる点があるかもしれませんが、入居を急いでいるときは細かい交渉はしないことをおすすめします。
入居審査に落ちる割合は?
入居審査には、10%〜20%の割合で落ちると言われることもありますが、全国的に統計が取られているわけではありません。自分の収入に見合った物件を選ぶことで、入居審査に合格する確率は上がります。
家賃(管理費や共益費などを含む)が月収の3分の1以内に収まっていると、家賃の支払い能力があると見なされることが多いようです。ご自身の月収を考慮しながら、賃貸物件を選ぶとよいでしょう。
賃貸審査の結果連絡についてよくある質問
賃貸審査の結果連絡についてよくあるを紹介します。
今回紹介するのは、下記の4つの質問です。
審査結果が来なくて不安な方、これから審査を受けるという方はぜひ参考にしてください。
賃貸審査に落ちたら連絡は来ませんか?
審査に落ちたとしても必ず連絡は来ます。
なぜなら賃貸審査は同時に1物件までしか申し込めない制約があり、落ちたからといって連絡をしなければお部屋を探している方が次の部屋の審査を受けられなくなってしまうからです。
不動産屋にもよりますが、電話またはメールで連絡が来ます。
もしも審査に申し込んでから3日が経過したのに連絡が来ない場合は1週間待ってみてください。
不動産屋のお休みや、審査の混雑具合によっては審査に7日以上かかることもあります。
賃貸審査には何日かかりますか?
賃貸審査は3日~5日ほどで終わるケースがほとんどです。
引っ越しシーズンの繁忙期や、不動産屋のお休みが重なった場合には通常よりも時間がかかることもあります。
審査を待っている間は不安かもしれませんが、申込者ができることはないため受かることを祈って結果が返ってくるのを待ちましょう。
結果は受かっていても落ちていても必ず連絡が来ます。
もしも1週間経っても何の連絡も来ない場合には、連絡ミスの可能性が考えられるため確認するようにしてください。
賃貸審査の連絡が1週間ないのは落ちていますか?
審査の結果によって結果が返ってくるまでの時間は変わりません。
そのため仮に1週間待っても連絡が来なかったとしても、それだけで落ちていると判断することはできません。
審査結果が遅いと不安かもしれませんが結果は返ってこない限りわからないため、落ち着いて待ちましょう。
1週間待っても結果の連絡が無い場合には、連絡ミスなどの可能性も考えられるため、一度申し込み時にお世話になった不動産屋に確認を入れてみてください。
賃貸審査に落ちたらどうすれば良いですか?
賃貸審査に落ちた場合は、まず不動産屋の担当者に保証会社を変更して再度同じお部屋の審査が受けられるか確認してみましょう。
落とされた審査が保証会社の審査であれば、保証会社を変更することで第一希望のお部屋の審査を受け直すことができます。
確認をとった結果同じお部屋の審査を受けられないといわれた場合は、他のお部屋を探してみましょう。
お部屋を探し直す場合は、一度審査に落とされたお部屋よりも家賃が安い物件を選ぶことがおすすめです。
賃貸の入居審査から1週間「落ちたかも?」と不安な時の対処法まとめ
賃貸の入居審査から1週間以上連絡がない場合の原因と対処法についてご説明しました。入居審査に落ちた際は連絡がすぐにくることが多いため、連絡がないということは審査中の可能性が高いと考えられます。
一方で、不動産会社が審査の手続きや連絡を忘れていることも考えられますので、不安なときは、不動産会社に問い合わせしてみることをおすすめします。
引っ越しまでの日数にあまりゆとりのない方や、審査が長引いて困っている方は入居審査後3日ほど経った辺りで一度連絡してみましょう。