パナソニックホームズ賃貸サポートの審査は厳しい？難易度と落ちた時の対処法を紹介

「パナソニックホームズ賃貸サポートの審査は厳しいの…？」
パナソニックホームズの賃貸を借りる際に、審査がどの程度の難しさなのか気になる方は多いかと思います。

本記事では、パナソニックホームズ賃貸サポートの審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
審査項目についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査は厳しい？

パナソニックホームズ賃貸サポートは、信販系に分類される保証会社です。
ジャックスと提携しており、審査の難易度は厳しめです。

種類	審査難易度	特徴
信販系	難しい	審査時に個人信用情報がチェックされる
協会系	やや難し	同じ協会に加盟している会社間で利用者の滞納情報を共有している
独立系	簡単	独自に設けた基準で審査を行っており、信販系や協会系と比べて審査の通過が簡単

審査では信用情報までチェックが行われます。
信用情報に傷がある方では、審査の突破は難しいでしょう。

パナソニックホームズ賃貸サポートとは

パナソニックホームズ賃貸サポートは、パナソニックホームズ不動産株式会社の100%子会社です。

会社名	パナソニックホームズ賃貸サポート株式会社
本社所在地	東京都新宿区西新宿6丁目10番1号
設立	2017年4月3日
資本金	2000万円
株主	パナソニック ホームズ不動産株式会社
事業内容	家賃保証事業

2017年にパナホーム賃貸サポート株式会社という名前で設立され、2018年4月に現在のパナソニックホームズ賃貸サポート株式会社という社名に変更されました。
主に親会社であるパナソニックホームズ不動産株式会社が管理している賃貸住宅で採用されています。

申し込み時に提出する書類一覧

パナソニックホームズ賃貸サポートの利用申し込み時には、以下のような書類の提出を求められます。

必ず提出する必要がある書類は、入居申込書と身分証明書の2つです。
身分証明書には、運転免許証やパスポート、健康保険証、年金手帳などが認められます。

人によっては以下のような書類を追加で提出するよう求められます。

利用にかかる保証料

パナソニックホームズ賃貸サポートの利用にかかる保証料は、以下の通りです。
パナソニックホームズ賃貸サポートでは、保証プランは1つのみとなっています。

初回保証委託料	月額賃料等合計額の50%
月額事務手数料	月額賃料等合計額の2%
保証更新料	0円

初回保証委託料と月額事務手数料は月々の家賃によって変動します。
月額利用料がかかりますが、代わりに年間保証料や保証更新料はかからないことが大きな魅力です。

年間保証料や保証更新料の相場は1万円前後のため、パナソニックホームズ賃貸サポートの利用料は相場と比べてお得な価格設定だと言えます。

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査基準は？

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査基準を紹介します。
審査では、主に以下のような項目がチェックされます。

明確な審査基準は公表されておらず、複数ある審査項目の内1つでも引っかかると審査に落とされる可能性があります。

年収

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査では、家賃を支払い続けられる能力があるかチェックされます。
「家賃の36倍以上の年収があるか」を基準に審査が行われ、基準を下回っている方は審査の通過が難しくなります。

家賃を考える際は、以下の表を参考にしてください。

家賃	年収
4万円	144万円
5万円	180万円
6万円	216万円
7万円	252万円
8万円	288万円
9万円	324万円

職業

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査では、職業もチェックされます。
職業は会社勤めのように安定性がある仕事ほど審査を通過しやすく、収入が不安定な仕事ほど審査の通過が困難です。

上記のような審査で不利な職業・雇用形態で働いている方は注意が必要です。

信用情報

パナソニックホームズ賃貸サポートは信販系の保証会社ジャックスと提携しているため、審査では信用情報がチェックされます。
信用情報とは、個人の信用を基に行われた取引を客観的に記録したもののことです。

信用情報ではクレジットカードの申し込み情報やローンの契約、現在の借入状況などがチェックできます。
信用情報に傷があると審査で家賃を滞納する可能性がある人だと判断され、審査に落ちやすくなります。

過去の家賃滞納歴

審査では、過去の家賃滞納歴をチェックされます。
過去にもパナソニックホームズ不動産管理物件に住んでいたことがあり、その際に家賃を滞納していた方は注意が必要です。

ほとんどの保証会社や管理会社では、過去に家賃を滞納した方の記録を残しているので、家賃滞納経験がある方は家賃を滞納した会社の利用は避けることがおすすめです。

なお、パナソニックホームズ賃貸サポートの場合、ほかの保証会社や管理会社での滞納歴は審査に影響を及ぼしません。

人柄

審査ではトラブルの発生を予防する目的で、お部屋を貸した後でトラブルを起こす人柄ではないかも見られています。
家賃に対して十分な収入があっても、人柄に問題があると判断されると審査に落ちることもあります。

審査を通過するためにも、乱暴な言葉遣いや失礼な態度をとることは避けましょう。

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査に落ちた時の対処法

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査に落ちた時の対処法を紹介します。
審査に落ちても対処する方法はいくつか残されているので、冷静に対応しましょう。

保証会社を変更して再審査を受け直す

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査に落ちた時は、まず保証会社を変更できないか確認してみましょう。

多くの賃貸物件では利用できる保証会社が2社以上用意されており、1社目の審査で落ちてしまっても残された2社目で再審査を申し込めます。

再審査が受けられるかは不動産屋が把握しているので、落ちた時は次の物件を探す前に再審査が受けられるか確認してみてください。

なお、再審査はどのような場合でも受けられるわけではなく、以下のようなケースでは例外として再審査を受けられません。

親族名義で代理契約を行う

親族を頼れる方は、落ちた際に自分名義で再審査を受けるのではなく、親族名義で代理契約を申し込むこともおすすめです。

代理契約とは、お部屋に入居しない人が契約者になる契約方法のことで、代理契約では代理契約人の支払い能力で審査が実施されます。

入居者の支払い能力は一切問われないので、既に落ちている物件であっても審査の突破が期待できます。
親族を頼れる方は、代理契約を行う方法も検討してみてください。

ほかのお部屋を探し直す

再審査が受けられず、代理契約も行えない時は、落ちたお部屋を借りる方法は残されていません。
落ちてしまったお部屋とは縁がなかったと考えて、次に申し込むお部屋を探し直しましょう。

1度審査に落ちた時は、申し込むお部屋を選び直す際に家賃を下げることが重要です。
大抵の方は支払い能力が原因で審査に落ちているので、落ちた物件よりも安いお部屋を選んだ方が審査を突破できる確率が上がります。

お部屋に求める条件をゆるめて、5,000円～1万円ほど安いお部屋を中心に探してみてください。

引っ越しタイミングを見直す

引越時期を変更できる方は、以下を参考に引っ越しタイミングを見直してみることがおすすめです。

	時期	特徴
引っ越し繁忙期	3～4月、9～10月	お部屋を探す人が増加し、賃貸審査の難易度も上がる
引っ越し閑散期	5～8月、11～2月	お部屋を探す人が減少し、賃貸審査の難易度も下がる

繁忙期での引っ越しを検討していたのであれば、引っ越すタイミングを閑散期にずらすだけで賃貸審査の難易度を下げられます。

アリバイ会社に相談する

連続して審査に落ちている方や、職業や収入が原因で審査に落ちている方は、アリバイ会社の利用を検討してみましょう。

アリバイ会社とは賃貸審査の通過が難しい方のためのサービスで、契約すれば審査に有利なアリバイが提供されます。
無職の方でも実在する会社勤めの体で審査が受けられるようになり、審査を有利に進められます。

2～5万円前後の費用が支払えれば誰でもアリバイ会社を利用できるので、審査に悩んだ時は前向きに利用を検討してみてください。

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査の流れ

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査は、以下のような流れで進行していきます。

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査に関するQ＆A

最後にパナソニックホームズ賃貸サポートの審査に関するよくあるQ＆Aをまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の5つの質問です。

利用に年齢制限はある？

パナソニックホームズ賃貸サポートでは、対象者を18歳以上75歳以下の個人で安定した収入のある方と定めています。
未成年者や後期高齢者は、安定収入があっても利用できません。

多くの保証会社と違い、明確に利用できる対象年齢が公表されているので、申し込む際は注意しましょう。
年齢制限に引っかかる方は、親族に契約者を任せる代理契約か、ほかの保証会社の利用を検討してみると良いでしょう。

口座振替日はいつ？

パナソニックホームズ賃貸サポートの口座振替日は、原則毎月27日と決められています。
毎月27日に翌月分の家賃や共益費などが引き落とされるので、口座残高に注意しましょう。

基本的には27日が口座振替日と決められていますが、人によっては異なるケースもあるため、口座振替日が重要な方は必ず契約時に契約書を確認してください。

審査は何日くらいで結果が出る？

パナソニックホームズ賃貸サポートの審査結果は、申し込みが完了してから2～7日前後で結果がでます。
申し込みの時点ではどのくらいで結果が返ってくるか明かされないので、申し込みが完了したら焦らずに結果が届くのを待ちましょう。

審査は急いでいたとしても結果を急いでもらうことはできません。
すぐに引っ越さなければいけないといった事情を抱えている方は、なるべく早めに申し込みましょう。

引っ越し時に解約金や違約金はかかる？

パナソニックホームズ賃貸サポートの契約期間中に退去をしたとしても、解約金や違約金はかかりません。
解約に費用はかかりませんが、どのタイミングで解約を申し出た場合でも初回保証委託料と月額事務手数料は一切戻ってきません。

保証料が気になる方は、退去日を決める際に契約更新のタイミングや月額手数料が発生するタイミングを考慮すると良いでしょう。

確認の電話はかかってくる？

確認の電話はかかってくるケースとかかってこないケースがあります。
かかってくる場合でも事前に何日の何時ごろ確認電話をかけるといった予告はされないため、申し込みが完了したら結果の連絡が届くまで、確認の連絡が来るかもしれないと考えておきましょう。

確認の電話は申込者本人以外に、緊急連絡先相手や保証人、職場にもかけられることがあります。
申込書類に記載した自分以外の連絡先相手には、事前に賃貸審査で電話がくるかもしれないと伝えておくと良いでしょう。

【まとめ】パナソニックホームズの審査は厳しい

本記事では、パナソニックホームズ賃貸サポートの審査は厳しいのかについて紹介しました。
パナソニックホームズ不動産株式会社は、ジャックスと提携を結んでおり、審査の突破は簡単ではありません。

信用情報に傷がある方や支払い能力が低い方は、落とされてしまうでしょう。
審査が不安な方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。

アリバイ会社とは、会社に在籍しているアリバイを提供するサービスで、利用すれば審査の通過確率を大きく上げられます。
審査が不安な方は、ぜひアリバイ会社の利用を検討してみてください。