賃貸を契約する際の入居審査では、職場あてに在籍確認の電話がくるという噂がありますが本当なのでしょうか?
自分の引っ越しなのに職場にまで電話をされたら嫌な気分ですよね。
そこで本記事では入居審査では在籍確認が行われるのかについて詳しく紹介していきます。
在籍確認の注意点なども紹介しているので、引っ越しを検討中の方はぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- 入居審査では在籍確認の電話が来る
- 人によっては在籍確認がないケースもある
- 申込者から在籍確認をなしにしてもらうことはできない
【結論】賃貸の入居審査では在籍確認が行われる
結論から書くと、入居審査では在籍確認が行われます。
しかし在籍確認の電話は100%すべての申込者に行われるわけではなく、人によっては電話が来ないまま審査が終了するケースもあります。
人によっては電話をかけてほしくないなどの事情がある方もいるかと思いますが、在籍確認をしないでほしいなどの指定をすることはできないので注意しましょう。
人によっては電話が来ないこともありますが、電話が来ないことに特別な理由はなく、仮に在籍確認が行われなかったからと言って落ちたことが確定しているわけではありません。
申込者から在籍確認を避ける方法はないため、賃貸申し込み時には仕方がないことだと割り切って電話に対応するようにしてください。
なお、在籍確認の電話は1度だけで、1度対応すればその後しつこく電話がかかってくることはありません。
賃貸入居審査時の在籍確認方法
申し込み時に確認電話がかかってくる可能性があるのは、下記の3か所です。
まず申し込み者である自分。
そして勤務先として記入した職場の電話と、連帯保証人の携帯電話の3か所です。
確認の電話がかかる相手
- 契約者本人
- 勤務先
- 連帯保証人
最近では連帯保証人を立てないでお部屋を契約するケースも増えてきましたが、連帯保証人を立てない場合は本人と勤務先の2か所となります。
下記からは、それぞれの電話にどんな意図があるのかについて詳しく解説していきます。
本人への確認|入居申込書の内容と相違がないか
まず自分宛てにかかってくる電話ですが、これは入居申込書に記入した内容に間違いがないかを確認する目的でかけてきます。
電話では申込書の内容の確認をとられ、間違いが無ければそのまま審査、間違えていた場合は修正後審査という流れになります。
電話口の受け答えでよほどおかしな態度をとらない限りは審査結果に影響が出ることはないため、落ち着いて冷静に対応しましょう。
仮に間違いがあったとしても怒られたり審査が打ち切りになることはありません。
もしも電話がかかってきたタイミングで出られなかった場合は時間に余裕があるタイミングで折り返すようにしてください。
なお、本人確認の電話は利用する保証会社によってはかかってこないまま審査が終了するケースもあります。
勤務先への確認|職場に在籍しているか
続いて勤務先への確認電話ですが、勤務先へは本当に申込者がその職場に在籍しているのかを確認する目的で電話がかかってきます。
会社勤めをしている場合は、申し込みをした段階で職場の電話担当者に「引っ越しで在籍確認電話がくる可能性がある」と伝えておくようにしましょう。
職場に電話が来たタイミングで、個人情報なので回答できないなどの対応や在籍していないなどの適当な回答をされてしまうと、審査に落とされることもあるので注意してください。
勤務先への在籍確認は職場に自分がいるタイミングであれば、自分で対応しても問題ありません。
なお、確認の電話がかかってくる日時などは事前に告知されないので、申し込みから2~3日ほどで来ると考えておきましょう。
連帯保証人への確認|トラブル防止のため
最後に連帯保証人への確認電話ですが、連帯保証人への電話はトラブル防止の目的でかかってきます。
世の中には、相手の許可なく勝手に人を連帯保証人にする方がいるため、連帯保証人ありで審査を行う場合は連帯保証人宛てに確認が入ります。
仮に相手が両親や兄弟だったとしても勝手に他人を連帯保証人にする行為は、トラブルの元のため注意しましょう。
連帯保証人を立てる際は必ず事前に相手に確認をとり、申し込みをしたらすぐに翌日以降保証会社から確認の電話がくるかもしれないと伝えるようにしてください。
確認の電話が行われた場合は、連帯保証人が電話対応をしない限り審査が中断され結果が出るまでに余計な時間がかかってしまいます。
賃貸入居審査の在籍確認の注意点
次に在籍確認時の注意点を紹介します。
在籍確認の際は、下記の3つのポイントに注意しましょう。
在籍確認時の注意点
- 悪い印象を与えないよう丁寧に対応する
- 入居申込書はできるだけ詳細に記入する
- 自分以外の連絡先に事前に電話がくることを伝えておく
基本的に常識から逸脱した行動でもとらない限りは確認の電話が審査に影響を及ぼすことはないため、落ち着いて冷静に対処しましょう。
下記からはそれぞのれ注意点について詳しく紹介していきます。
悪い印象を与えないよう丁寧に対応する
1つ目の注意点は、「悪い印象を与えないよう丁寧に対応する」です。
確認の電話は確認目的であって審査ではありませんが、やはり対応時の態度や受け答えがしっかりと行えるかなどの健康状態はチェックされています。
そのため、審査時には落ち着いて社会人として恥ずかしくない態度で丁寧に対応することが大切です。
電話口の相手に対して失礼な態度やとても正気とは思えないような受け答えをしてしまうと落ちてしまうので注意しましょう。
よほど常識から逸脱した行為をしない限りは確認電話が審査結果に影響を及ぼすことはありません。
仮に受け答えを間違えてしまっても、申込内容に間違いがあっても審査に落ちることはないので落ち着いてください。
入居申込書はできるだけ詳細に記入する
2つ目の注意点は、「入居申込書はできるだけ詳細に記入する」です。
入居申込書の勤め先欄は会社名だけ記入することもできますが、会社名だけしか記入していないと確認が上手く取れない可能性などが考えられるため、極力詳しく記入することが大切です。
部署名や所属している課があるのであれば会社名だけでなく所属部署名も一緒に記入するようにしましょう。
現住所なども省略はトラブルの元です。
アバウトな記入で良いで良いのは、年収と貯金額だけと考えておくと良いでしょう。
年収と貯金額だけはアバウトに記入する方が多く、1万円単位で細かく記入することの方が珍しいためおおよその金額を記入すれば大丈夫です。
申込書を記入する際にわからないこと不安なことが出てきた場合は、すぐに不動産屋さんに確認をとるようにしてください。
自分以外の連絡先に事前に電話がくることを伝えておく
3つ目の注意点は、「自分以外の連絡先に事前に電話がくることを伝えておく」です。
申し込み時の確認電話は自分と職場、緊急連絡先、連帯保証人の3か所に連絡がいきます。
事前に電話がくることを伝えておかなければ、詐欺だと勘違いされてしまったり電話に出てもらえなかったりする可能性があるので注意しましょう。
特に職場には絶対に伝えておかなければいけません。
なぜなら職場に来る電話は在籍確認だからです。
仮に職場の先輩が悪ふざけで在籍していないと返事してしまうと、確認が取れなかったことで落とされてしまいます。
確認の電話は申し込みをしてから数日以内にかかってくるため、できるだけ申し込んだ当日または翌日に伝えるようにしましょう。
賃貸入居審査で在籍確認がない保証会社一覧
人によっては、どうしても在籍確認をされたくないと考えている方もいるかと思います。
そこで100%ではありませんが、在籍確認が無い可能性が高い保証会社を紹介します。
在籍確認を行わないことが多い保証会社は、下記の通りです。
在籍確認がない保証会社一覧
- 日本セーフティー
- 株式会社casa
- ジェイリース株式会社
- ナップ賃貸保証株式会社
保証会社全体で見ると、審査が緩いと言われている保証会社の方が在籍確認をしないケースが多い傾向があります。
上記の4社もほとんどが審査が緩いと言われている保証会社です。
クレジットカード系の保証会社の場合は高確率で在籍確認があると考えておくと良いかもしれません。
賃貸入居審査の在籍確認に関するよくある質問
最後に入居審査の在籍確認に関するよくある質問をまとめて紹介します。
今回紹介するのは、下記の9個の質問です。
賃貸入居審査の在籍確認に関するよくある質問
- 賃貸契約時に勤務先で嘘を記入するとバレますか?
- 連帯保証人が確認電話で聞かれることは何ですか?
- 賃貸審査で電話が来ないのですが落ちているのでしょうか?
- 賃貸を契約する際は勤務先に在籍確認をされますか?
- 入居審査で本人確認電話がきた場合受かっていますか?
- エイブルは在籍確認を行っていますか?
- 入居申込書の勤務先欄は学生の場合なんと記入したら良いですか?
- 賃貸契約時に保証会社から電話が来たのですがその後音沙汰がありません。
- 賃貸申し込み書に勤務先を書きたくない場合どうしたら良いですか?
賃貸契約時に勤務先で嘘を記入するとバレますか?
審査時には高確率で勤務先への在籍確認が行われるため、嘘を記入するとバレると考えて良いでしょう。
電話番号の数字が1つ違う程度や職場の名前が若干違う程度であればバレても書き間違えたで通るかもしれませんが、全くの嘘を記入していると不動産屋さんから今後の利用を断られることになるかもしれません。
バレる可能性が高いため、仮に電話をされたくないのだとしても嘘は記入しないようにしましょう。
連帯保証人が確認電話で聞かれることは何ですか?
連帯保証人は下記のような質問をされます。
連帯保証人が確認電話で聞かれること
- 連帯保証人になることに同意しているか
- 提出書類に記載されている内容に間違いがないか
確認の電話はあくまでも申込内容や電話番号に間違いがないかの確認目的で行われているため、電話口での回答で審査の結果が変わることはほとんどありません。
落ち着いて冷静に対応しましょう。
なお、申込内容に間違いがあった場合は確認時に間違っているとしっかり伝える必要があります。
賃貸審査で電話がこないのですが落ちているのでしょうか?
審査では確認の電話がくると先述しましたが、確認電話は必ず来ると決まっているものではありません。
そのため、人によっては確認の電話が来ないまま結果がかえってくるケースもあります。
電話が来ない理由は明かされていませんが、確認電話が来なかったからと言って落ちていると決まったわけではななく、来なかったとしても受かっている可能性もあります。
待っても電話が来ない場合は、焦らず結果の連絡が来るのを待ちましょう。
賃貸を契約する際は勤務先に在籍確認をされますか?
賃貸契約の際には、勤務先に在籍確認をされることが多いです。
しかし確認されることが多いというだけであり、絶対に確認されるわけではありません。
そのため人によっては確認なしで審査が終了するケースもあります。
賃貸審査で在籍確認をされることは一般的なことのため、引っ越しをする際には職場の電話担当の方に引っ越しで在籍確認が来ることを伝えておくようにしましょう。
確認の電話が来た場合、対応してくれる人がいないと審査が中断され結果が返ってくるまでの時間が長引いてしまいます。
入居審査で本人確認電話がきた場合受かっていますか?
本人確認の電話は、あくまでも確認目的での電話のためかかってきたからと言って受かっているとは限りません。
イメージとしては、申し込みを受け取った保証会社はまず申し込み内容に間違いがないか本人確認をして、その後審査を行うと考えておくと良いでしょう。
確認の電話が来ただけで絶対に受かっていると思い込んでしまうと、落ちたときに悲しい気持ちになってしまうので注意しましょう。
申し込みの混み具合にもよりますが、確認の電話が来たら2~3日ほどで結果の連絡が来ることが多いです。
エイブルは在籍確認を行っていますか?
日本全国に支店を持つ不動産屋エイブルでは、申込者の在籍確認を行っています。
そのため、エイブルを利用してお部屋を借りる場合職場宛てに在籍確認の電話がかかってくる可能性が高いです。
在籍確認は100%来ると決まっているものではありませんが、嫌な場合は注意しましょう。
なお、エイブルに限らずほとんどの不動産屋さんでは在籍確認電話を行っています。
エイブルが特別在籍確認をしているわけではありません。
入居申込書の勤務先欄は学生の場合何と記入したら良いですか?
学生の場合は、申込書の勤務先欄には何も記入しなくて良いです。
もしも勤務先欄が「勤務先・学校名」と表記されているのであれば学校名を記入しましょう。
学生の場合職業欄や年齢から学生であることは相手に伝わっているため、仮に勤務先欄に学校名を記入しても怒られることはありません。
不安な場合はお部屋探しでお世話になった不動産屋さんに相談してみると良いでしょう。
申込書は提出前に不動産屋さんがチェックしてくれるため、間違っても大丈夫です。
賃貸契約時に保証会社から電話が来たのですがその後音沙汰がありません。
申し込みをした後に保証会社から電話が来たのであれば、その電話は申し込み内容の確認の意図があったのだと思われます。
電話が来てから何も連絡が無いのであれば、おそらく現在は審査中です。
審査中は確認の電話以外何も連絡は来ないことが普通のため、音沙汰がなかったとしても不安に感じる必要はありません。
結果が返ってくるまでには時間がかかるため、結果報告の電話が来るのを待ちましょう。
なお通常は申し込みから2~3ほどで結果が返ってきます。
申し込みから1週間経過しても音沙汰がないのであれば不動産屋さんに確認してみてください。
賃貸申込書に勤務先を書きたくない場合どうしたら良いですか?
申込書にどうしても勤務先を書きたくない場合は、まず不動産屋さんに相談してみましょう。
おそらく書かないとだめだと言われる可能性が高いですが、不動産さん次第では有益なアドバイスを貰える可能性があります。
申込書に勤務先を書かないと無職という扱いになり、無職となると借りられるお部屋の幅がとても狭まります。
最悪無職として勤務先の記入を回避する方法もありますが、勤務先を書かないと自分が不利益を被ることになるので注意しましょう。
【まとめ】賃貸の入居審査では勤務先に在籍確認をされる?
本記事では、入居審査で勤務先に在籍確認をされるのかについて紹介しました。
いかがだったでしょうか?
嫌だと感じる方もいるかと思いますが、入居審査では勤務先に在籍確認をされてしまうことが多いです。
申込者が在籍確認をなしにしてもらうことなどはできないため、引っ越し時には仕方がないと諦めて職場の方に対応してもらうようにしましょう。
本記事が入居審査時の在籍確認に不安を感じている方のお役に立てれば幸いです。
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