「日本賃貸保証(JID)の審査は通りやすい」ということを聞いたことがある人も
いるかもしれません。

確かに日本賃貸保証の審査は他の保証会社と比べると通りやすいものの、
絶対に通るというわけではありません。

そこで当記事では、日本賃貸保証の審査基準から日数、審査落ちしたときの対処方法まで徹底解説していきます。

そこで今回は、日本賃貸保証(JID)の審査基準や審査通過しやすくなるポイントについて解説していきます。

【結論】日本賃貸保証に審査はゆるいが落ちる人もいる

【結論】日本賃貸保証に審査はゆるいが落ちる人もいる

結論からいうと、日本賃貸保証の審査はかなりゆるく、他の保証会社では無理だった人でも通過できる可能性があります。そのため、下記のような厳しく審査されやすいとされている人達でも通りやすいとされています。

厳しく審査されやすい属性

  • 無職の人
  • 生活保護を受けている人
  • 年金で暮らしている人
  • 非正規雇用の人
  • フリーランスの人
  • シングルマザーの人
  • 学生の人
  • 水商売の人
  • 過去に借金歴がある人

そのため、少しでも審査を通過しやすい物件を選ぶことによって、時間のロスを防ぐことができます。

日本賃貸保証は最も審査に落ちにくい保証会社の一つ

保証会社は「独立系」「LICC系」「信販系」に分けられていて、審査の難易度は独立系がゆるく、信販系が高くなります。その独立系の中でも、日本賃貸保証、シノケンコミュニケーションズは最も審査がゆるいといわれており、信用情報や家賃滞納歴などは調査されません。

逆に信販系(アーク賃貸保証)の場合は信用情報を必ずチェックされ、数年以内に金銭トラブルがあったような場合は、審査を通過することが極めて難しくなります。日本賃貸保証では「家賃が払えるだけの収入があるかどうか」を見られ、調査される情報は他と比べて少なくなっています。

ちなみに、日本賃貸保証は、日本で初めて賃貸保証業を立ち上げた保証会社です。全国に30拠点があり、取り扱いがある不動産屋も多いので、地方に住む場合でも利用しやすくなっています。

ただ、どの保証会社を使って審査をするかは自分で選ぶことができないので注意しておきましょう。

日本賃貸保証の審査に落ちる人の特徴

日本賃貸保証の審査に落ちる人の特徴

日本賃貸保証の審査は通りやすいですが、絶対というわけではありません。特に下記に当てはまる人は落ちてしまいやすいので、不動産屋に相談するなど対策を講じておきましょう。

また、いくら通過しやすいとはいえ、入居した後に問題を起こしそうと判断された場合は審査に落ちやすくなります。

日本賃貸保証の審査に落ちやすい人の特徴

  • 過去に日本賃貸保証とトラブルになっている
  • 名前をネットで検索したときに悪評が出てくる
  • 家賃が月収の3割以上の物件を選んだ
  • 水商売で働いている

特徴①過去に日本賃貸保証とトラブルになっている

過去、日本賃貸保証とのトラブルや滞納があった場合、審査を通過することは難しくなります。日本賃貸保証は「家賃をしっかりと払える見込みがあれば審査を通す」というスタンスを取っているので、過去トラブルや滞納があると「見込みなし」と見なされてしまいます。

申込書に嘘の内容を書いて、それが判明した場合も審査通過は難しくなります。賃貸物件の申込をする際は、正直に自己情報を記載するようにしましょう。

特徴②名前をネットで検索したときに悪評が出てくる

名前をインターネットで検索したときに悪評が出てくるような場合、審査に落ちる可能性が高くなります。「犯罪の拠点として使われてしまう」と考えられてしまうためです。

SNSなどに書き込んだこともチェックされてしまう可能性があるので、過激な書き込みがあった場合は消しておくようにしましょう。また、当然インターネット検索で犯罪歴などが見つかった場合は審査通過が難しくなります。

特徴③家賃が月収の3割以上の物件を選んだ

一般的には、家賃を払える収入の目安は「家賃の3倍の月収」といわれています。そのため、家賃が月収の3割以上の物件を選んだ場合は審査に落ちやすくなるといえます。

家賃に対して必要な手取り収入の目安は以下の通りです。

家賃に対して必要な手取り収入目安

  • 家賃6万円 18万円以上
  • 家賃7万円 21万円以上
  • 家賃8万円 24万円以上
  • 家賃9万円 27万円以上

特徴④水商売で働いている

水商売で働いている場合は収入が不安定なので、審査を落とされてしまうことがあります。また、水商売をしていた場合、帰宅時間が深夜や早朝になり、近隣トラブルを起こす可能性があると判断され敬遠される傾向があります。

水商売は反社会的勢力と関わりを持っている、という偏見もあり、大家側が水商売で働いている人の入居を禁止しているケースもあります。

日本賃貸保証の審査基準

日本賃貸保証の審査基準

入居審査についての詳しい基準は基本的に公開されていませんが、過去の実例などからある程度の基準は類推できます。日本賃貸保証であれば、家賃をしっかりと払えると判断された人であれば審査を通過させてくれる可能性が高いです。

その「家賃をしっかりと払える」主な基準として、下記の審査項目があります。

日本賃貸保証の審査項目

  • 賃貸の家賃は収入に対して妥当か
  • 日本賃貸保証で過去に家賃を滞納していないか
  • 安定した仕事に就いているか
  • 貯金残高は十分にあるか

審査基準①賃貸の家賃は収入に対して妥当か

まず、賃貸の家賃が収入に対して高すぎないかどうかが審査されることになります。支払いが可能と認めてもらえる年収の目安としては「家賃の36倍以上」が基準になってきます。

家賃に対する年収の目安は以下の通りです。

家賃に対する年収の目安

    1. 家賃5万円:年収180万円以上
    2. 家賃6万円:年収216万円以上
    3. 家賃7万円:年収252万円以上
    4. 家賃8万円:年収288万円以上
    5. 家賃9万円:年収324万円以上
    6. 家賃10万円:年収360万円以上

更に安心したいなら、税金や社会保険料などを引いて、月の手取りの3分の1まで家賃を抑えると審査に通りやすくなります。

審査基準②日本賃貸保証で過去に家賃を滞納していないか

日本賃貸保証では家賃の滞納をチェックされます。情報を保存しているのは5年間なので、直近で5年以内に滞納してしまっていた場合は審査通過が難しくなります。

そのため、過去に家賃を滞納してしまっていた場合は必ず不動産会社に相談しておきましょう。家賃滞納をチェックする理由としては、「連続3ヵ月滞納すると返済が難しくなる」「今後家賃を払ってくれない可能性がある」などが挙げられます。

審査基準③安定した仕事に就いているか

「安定した仕事に就いているかどうか」も審査されることになります。そのため、公務員や大手企業の正社員は審査に通りやすく、フリーターなどは審査が厳しくなります。

ただ、正社員であっても勤続年数が1年未満の場合は厳しくチェックされることが多いようです。というのも、勤続年数1年未満は「すぐに辞めてしまう可能性がある」と判断されやすいからです。

ちなみに、審査に通過したいがために職業を偽るのはリスクが高いため絶対にやめましょう。

審査基準④貯金残高は十分にあるか

審査をする際は、年収に加えて預貯金の残高についてもチェックされます。通帳の提出が必要とされる人は以下の通りです。

預貯金残高の提出が必要になる人

  • 給与所得者(正規雇用および非正規雇用)
  • 就職内定者
  • 無職の人
  • 外国籍の人
  • 新規事業開拓者

必要な残高基準については非公開とされていますが、定期的に入ってくる収入がある場合はそこまで心配する必要はないでしょう。無職の人の場合は、家賃2万円分の残高が必要とされています。

日本賃貸保証の審査日数はどのくらい?

日本賃貸保証の審査日数はどのくらい?

一般的な審査日数は3~7日となっており、申し込んでから審査結果が出るまでの流れは以下の通りです。

申し込んでから審査結果が出るまでの流れ

  1. 不動産会社へ申込書類を提出する
  2. 書類が管理会社へ回される
  3. 管理会社、保証会社、大家さんの審査が行われる
  4. 審査結果が確定する
  5. 申込者へ審査結果を連絡

審査をする際に必要となる書類が無かったりすると更に時間がかかります。日本賃貸保証の場合は、通常2~3日で審査結果が出ますが、時期によっては5~7日かかってしまうこともあります。

目安として、審査の結果が3日以上経っても出ない場合は一度確認してみることをおすすめします。確認をしても審査結果には影響しないので、気軽な気持ちで連絡してみましょう。

日本賃貸保証の本人確認の電話はいつくる?

日本賃貸保証の本人確認の電話はいつくる?

審査の際に本人確認の電話が来ますが、電話に出られなかった時は必ず折り返すようにしましょう。電話に出られない時であっても、ショートメールが送信されるのでどういった内容か分かるようになっています。

確認の電話は0120から始まる番号となっており、審査についてのフリーダイヤルは9時~20時の間対応してもらえます。職場の在籍確認が取れなかったりした場合は不動産会社から確認依頼が入ることもありますが、基本的には事情を正直に伝えれば問題ありません。

日本賃貸保証の審査に通過するための対策

日本賃貸保証の審査に通過するための対策

ここからは、日本賃貸保証の審査に通過するための対策について解説していきます。難しいことはなくどれもすぐできることになるので、まずは取り組んでみましょう。

日本賃貸保証の審査に通過するための対策は以下の通りです。

日本賃貸保証の審査に通過するための対策

  1. 極力家賃を抑える
  2. 申込書は記入漏れがないよう全て埋める
  3. 虚偽の記載や申告は絶対にしない
  4. 必要書類は必ず全て揃える
  5. 本人確認の電話には必ず出る

①極力家賃を抑える

審査を受ける際は、家賃が安ければ通過できる可能性が高くなります。この場合は、生活費を差し引いたとしても、家賃を継続的に払ってくれる可能性が高いと判断されるからです。

そのため、物件を探す際は優先順位を付け、予算の範囲内ですむよう検討していきましょう。月の手取り額3分の1まで家賃を抑えることができれば審査は概ねクリアすることができ、月の手取り額4分の1まで家賃を抑えることができれば審査を通過することができる可能性は更に高まります。

もし家賃相場が高い場合は、築年数や階数、駅までの距離を見直してみましょう。たとえば、少し駅からの距離が離れているだけで、家賃が大きく下がっているような物件もあります。

②申込書は記入漏れがないよう全て埋める

申込書の欄は全て埋めるようにしましょう。空白が多かったり乱雑に書かれた申込書だと、審査をする際の印象が悪くなってしまいます。

また、審査の途中で情報の不備があった場合、余計な時間がかかってしまうことはもちろん、落とされやすくなってしまうので注意が必要です。緊急連絡先の情報も必要となってくるので、事前に引き受けてもらえる人を探しておきましょう。

緊急連絡先は基本的に身内に頼むことになりますが、頼める人がいない場合は不動産会社に相談してみましょう。

③虚偽の記載や申告は絶対にしない

入居を申し込む場合、虚偽の申告をしてもバレないと考える人もいるかもしれません。ただ、これは高確率でバレてしまうのでやめておきましょう。

その場では隠しきれたとしても、後々大きな問題になってしまう可能性もあるため、不動産会社には正直に情報を伝えるべきです。また、家賃は他の生活費のように節約をすることができず、必ず払わなければならない固定費になります。

家賃が収入に見合っていなければ生活するのも厳しくなってしまうので気を付けましょう。

④必要書類は必ず全て揃える

必要書類については不動産会社から案内があるので、必ず全て揃えるようにしましょう。また、審査途中に追加で求められた書類については適宜対応していきましょう。

必要書類を揃えることによって、余計な手間や時間をかけることなく、最短で審査通過することができます。審査結果が早く分かれば次の対応もしやすくなるので、時間を作って書類を揃えておきましょう。

⑤本人確認の電話には必ず出る

最近は「本人確認の電話がなくても審査通過できる」という保証会社も多くなっていますが、日本賃貸保証では必ず本人確認の電話が入ることになっています。これは「申込者が実在するかどうか」「申込内容に間違いがないかどうか」を確認するためです。

そのため、緊急連絡先や勤務先には「電話連絡があるかもしれない」旨を事前に伝えておきましょう。電話に対して雑な対応をしたりすると審査に落ちてしまう可能性があるので、聞かれたことについてはしっかりと答える等の対応が必要です。

【まとめ】日本賃貸保証の審査に落ちることはある?落ちる人の特徴や通過のコツを紹介!

【まとめ】日本賃貸保証の審査に落ちることはある?落ちる人の特徴や通過のコツを紹介!

ここまで、日本賃貸保証の審査で落ちる人の特徴や、審査を通過するためのコツについて解説してきました。日本賃貸保証は審査基準がそこまで厳しくないので、対策を立てて臨めば審査を通過することは可能です。

まずは前述した審査基準や対策をチェックして、万全の体制で審査に臨んでいただけたらと思います。