「株式会社プロテクトの審査は何系なの…?」
保証会社には、信販系と協会系、独立系の3種類が存在しますが、審査申し込み時に何系の保証会社なのか気になる方は少なくないでしょう。

本記事では、株式会社プロテクトの審査は何系なのかについて詳しく紹介していきます。

この記事を読んでわかること

  • 株式会社プロテクトは何系か
  • 株式会社プロテクトの審査項目
  • 株式会社プロテクトの保証料

株式会社プロテクトの審査は厳しい?

株式会社プロテクトの審査は厳しい?

株式会社プロテクトは、独立系に分類される保証会社です。

種類 審査の厳しさ 特徴
信販系 非常に厳しい 信用情報の確認を行っている
協会系 厳しめ 同じ協会に所属する会社同士で滞納者やトラブルを起こした人物の情報を共有している
独立系 ゆるめ 審査を独自の基準で実施している

信販系や協会系の保証会社と比較して審査はゆるく、他社で落ちた経験がある方でも審査に通過できる可能性があります。
審査では、支払い能力を中心にチェックされ、信用情報の確認は行われません。

株式会社プロテクトとは

株式会社プロテクトとは

株式会社プロテクトは、鹿児島県鹿児島市に本社を持つ保証会社です。

名称 株式会社プロテクト
主な事業内容 家賃保証業務
所在地 鹿児島県鹿児島市荒田2-73-9
設立 平成18年5月23日
資本金 20,000,000円
保証件数 9,845件(令和6年12月末時点)

特徴は保証の範囲が広いことで、家賃や共益費だけでなく、駐車場料金や町区費や水道料金、退去精算費用なども保証の対象となっています。

プランごとの保証料

株式会社プロテクトの保証料は、契約するプランごとに異なります。
各プランごとの保証料は、以下の通りです。

プラン名 一括保証料 初回保証料 年間保証料
住居用プラン 月額賃料の100% なし なし
学生プラン 15,000円 なし なし
住居用毎年プラン なし 月額賃料の30% 1万円

住居要プランは保証料を契約時に一括で支払うプランで、住居用毎年プランは毎年保証料が発生するプランです。
契約できるプランはあらかじめ大家さんの判断できめられており、入居者が自由に選ぶことはできません。

保証内容

株式会社プロテクトは家賃や共益費だけでなく、多彩な費用に対応している保証会社です。
保証範囲は、以下の通りです。

保証の範囲

  • 家賃
  • 共益費
  • 駐車場料金
  • 町区費
  • 水道料金
  • 消費税
  • 家賃とともに毎月支払われる費用
  • 退去時の原状回復費用
  • 解約通知の義務違反金
  • 早期解約による違反金

保証限度額は月額賃料の24ヵ月分で、保証期間は入居日から退去日までと決められています。
保証会社は基本的に入居後途中で解約することはできません。

審査申込時に提出する書類

株式会社プロテクトの審査申し込み時には、以下の3点の書類を提出する必要があります。

必ず提出する書類

  • 入居申込書兼保証依頼書
  • 個人情報及び法人情報同意書
  • 本人確認書類

入居申込書兼保証依頼書と個人情報及び法人情報同意書は、不動産屋から受け取れるので、申込者が自分で用意する必要はありません。
人によっては上記の3点に加えて以下のような書類の提出を求められる場合があります。

求められた方のみ提出が必要な書類

  • 給与明細
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 親権者同意書
  • 内定通知書
  • 預貯金通帳
  • 保護決定通知書

提出を求められた書類は、提出期日までに不備なく揃えましょう。

株式会社プロテクトの審査で確認される項目

株式会社プロテクトの審査で確認される項目

株式会社プロテクトの審査では、主に以下の6つの項目を確認されます。
審査では総合的に判断が下されるため、複数ある審査項目のうち一つでも基準を下回っていると落ちる恐れがあります。

株式会社プロテクトの審査で確認される項目

  • 家賃の滞納歴
  • 支払い能力
  • 職業
  • ネット上の悪評
  • 服装や態度
  • 反社会的勢力とのつながり

株式会社プロテクトは独立系の保証会社であり、審査時に信用情報の確認は実施されません。

家賃滞納歴

株式会社プロテクトの審査では、過去の家賃滞納歴が調査されます。
調査される範囲は、株式会社プロテクトでの滞納歴のみで、他社での家賃滞納歴の有無は審査に影響を及ぼしません。

過去に家賃を滞納した経験がある方は、滞納時に利用していた保証会社が株式会社プロテクトではなかったか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

株式会社プロテクトでの家賃滞納歴がある方は、再度家賃を滞納する危険性が高い人だと判断され、仮にほかの基準を満たせていても審査に落とされます。

支払い能力

株式会社プロテクトの審査では、家賃滞納のリスクを下げる目的で、申込者の支払い能力をチェックしています。

支払い能力の審査では「月収の1/3以下、年収の1/36以下に家賃を抑えられているか」が基準とされており、家賃が基準を上回っていると落とされます。

家賃について考える際は、以下の表を参考にしてください。

家賃 月収の目安 年収の目安
4万円 12万円 144万円
5万円 15万円 180万円
6万円 18万円 216万円
7万円 21万円 252万円
8万円 24万円 288万円
9万円 27万円 324万円

落とされないためには、自分の収入に見合った家賃の物件を選択することが大切です。

職業

株式会社プロテクトの審査では、申込者の職業や雇用形態も確認しています。
会社員や公務員のような安定した職に就いている方ほど審査を通過しやすく、反対に以下のような不安定な職に就いている人ほど厳しい目で見られます。

審査で落とされやすい職業

  • 無職
  • アルバイト・パート
  • 個人事業主
  • 水商売

上記に該当する方は何も対策をとらずに審査に申し込むと、十分な収入があっても職業を理由に落とされる恐れがあります。
アリバイ会社と契約して対策をとってから審査に申し込むことをおすすめします。

ネット上の悪評

株式会社プロテクトの審査では、ネット上の悪評も確認が行われます。
本名のSNSアカウントがある方や、自分の名前でネット検索をかけた際にネガティブな情報がヒットする方は注意が必要です。

少し検索をかければ簡単に見つかるようなものは、できる限り削除やアカウント非公開に設定してから審査に申し込みましょう。

服装や態度

株式会社プロテクトの審査では、申込者の服装や態度、発言もチェックしています。
審査期間中に以下のような態度や行動をとると、審査に悪影響を及ぼすため注意が必要です。

審査時に避けるべき服装や態度

  • だらしない身なりで相談に行く
  • 失礼な態度をとる
  • 申込書類に嘘を記入する
  • 書類の提出期日を守らない
  • 同時に複数の物件の審査に申し込む
  • 本人確認電話に対応しない
  • 架空の人物を緊急連絡先に設定する

不動産屋へ相談に行く際や本人確認電話に対応する際は、自分の行動も見られていることを自覚しましょう。

反社会的勢力とのつながり

株式会社プロテクトの審査に限らず、入居審査では基本的に反社会的勢力とのつながりはないか厳しく確認されます。

申込者本人だけでなく緊急連絡先相手や連帯保証人相手も反社会的勢力とのつながりがないか確認され、申込者本人以外が関係者であっても審査に落とされます。

賃貸物件は反社会的勢力の関係者に貸してはいけないという条例が存在するため、審査に申し込む際は連帯保証人や緊急連絡先を頼む相手に注意しましょう。

株式会社プロテクトの審査に落ちた時の対処法

株式会社プロテクトの審査に落ちた時の対処法

株式会社プロテクトの審査に落ちた時の対処法としては、以下のような方法が用意されています。

株式会社プロテクトの審査に落ちた時の対処法

  • 再審査を受け直す
  • ほかのお部屋を探し直す
  • 代理契約を考える
  • 引越時期を見直す
  • アリバイ会社に相談する

再審査を受け直す

株式会社プロテクトの審査に落ちた時は、まず再審査の受け直しを検討してみましょう。
多くの賃貸住宅では、契約時に利用できる保証会社が複数用意されており、1社目の審査に落ちても保証会社を変更することで再審査を受け直せます。

再審査を受けられる条件

  • 保証会社の審査で落ちている
  • 保証会社が複数用意されている
  • オーナーの審査では落ちていない
  • 管理会社の審査では落ちていない

オーナーや管理会社の審査で落ちていなければ再審査を受けられる可能性が高いので、次の物件を探す前に再審査を検討してみてください。

ほかのお部屋を探し直す

株式会社プロテクトの審査に落ち、再審査も受けられない場合には、落ちたお部屋を諦める必要があります。
今回は縁がなかったのだと気持ちを切り替えて、お部屋探しをやり直しましょう。

ほかのお部屋を探し直す時は、落ちた物件よりも5,000円~1万円程度家賃の安い物件を探すことが大切です。

同じ価格帯の物件に再度挑戦するよりも、少しでも家賃の安い物件を選択した方が審査に通過できる可能性を上げられます。

代理契約を考える

親族を頼れる方は、代理契約を検討してみることもおすすめです。
賃貸の代理契約とは、入居者本人ではなく、別の人が契約者となって賃貸契約を結ぶ方法のことです。

代理契約であれば代理の契約者が審査の対象となり、入居者が既に落ちている物件でも審査を受け直せます。
親族を頼れる時は、代理契約も検討してみてください。

なお、代理契約は主に未成年者や学生、収入が不安定な方などが賃貸契約を行う際に利用される方法ですが、大家さんの許可さえ得られれば誰でも利用できます。

引越時期を見直す

2月から4月や9月から10月の引越繁忙期に審査に申し込んでいた方は、引越時期を見直してみることがおすすめです。

多くの賃貸物件では、入居者を確保しやすくなることから引っ越し繁忙期を迎えると審査の基準を引き上げられる傾向があります。

多くの人が引越し先を探す繁忙期を避けるだけでも入居審査の難易度は大きく下げられるため、引越時期を変更できる方は引越時期の見直しも検討してみると良いでしょう。

引越し繁忙期 2月~4月/9月~10月
引越し閑散期 8月/11月/1月

アリバイ会社に相談する

お部屋選びで妥協したくない時は、次の物件の審査へ進む前にアリバイ会社へ相談することをおすすめします。

アリバイ会社とは、様々な事情で賃貸審査の通過が困難な方向けに、審査で使用できるアリバイを提供しているサービスです。

アリバイ会社のサービス

  • アリバイの提供
  • 在籍確認電話の対応
  • 審査で使用する書類の作成
  • 緊急連絡先の紹介
  • 保証人の紹介

契約を結ぶと実在する一般企業で働いているといった内容のアリバイが提供され、審査時に実施される在籍確認の電話にも対応してもらえます。

実際には無職で無収入の方でも、審査基準を満たしているという設定で審査を受けられるので、審査に通過できる確率を大きく上げられます。

株式会社プロテクトの審査の流れ

株式会社プロテクトの審査の流れ

株式会社プロテクトの審査は、以下の流れで進行します。

STEP.1
申し込み
株式会社プロテクトの審査を受けるには、不動産屋から申し込みを行う必要があります。利用できる保証会社は物件ごとに決まっており、株式会社プロテクトが利用したい場合は、株式会社プロテクトが利用できる物件を選択しなければいけません。
STEP.2
審査
審査への申込が無事完了したら、2~7日程度で結果が返ってきます。審査に通過していた場合にも落ちていた場合にも結果は必ず返ってきます。
STEP.3
契約
審査を通過していたら不動産屋で契約書を記入し、保証委託契約を結びます。

株式会社プロテクトの審査が通過できなかった人におすすめの保証会社

株式会社プロテクトの審査が通過できなかった人におすすめの保証会社

株式会社プロテクトの審査が通過できなかった人におすすめの保証会社は、以下の通りです。

おすすめの保証会社

  • クレデンス
  • れんぽっぽ
  • JPMCファイナンス
  • アールエムトラスト
  • スマートクレジット
  • フェアー信用保証

入居審査の基準は保証会社ごとに異なっています。
株式会社プロテクトの審査に落ちたからといって、他社でも落ちるかどうかは審査に申し込んでみなければわかりません。

上記のような比較的審査がゆるいとされている独立系の保証会社であれば、株式会社プロテクトに落ちている方でも通過できる見込みがあります。

株式会社プロテクトの審査に関するQ&A

株式会社プロテクトの審査に関するQ&A

最後に、株式会社プロテクトの審査に関するよくあるQ&Aをまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の2つの質問です。

Q&A

  • 本人確認電話はいつかかってきますか?
  • 審査期間は何日くらいですか?

本人確認電話はいつかかってきますか?

株式会社プロテクトでは、賃貸人と連帯保証人の2名に記載事項確認および意思確認目的で確認電話を実施しています。

確認電話は申し込み手続き完了後数日以内にかかってくるので、申し込みが完了したら連絡を待ちましょう。

連帯保証人を立てる時は、事前に必ず確認電話がくる旨を伝えておいてください。
連帯保証人が確認電話に対応しなければ、審査は中断され、長期間放置を続けると連帯保証人として認められなくなります。

審査期間は何日くらいですか?

株式会社プロテクトの審査期間は、平均2~7日です。
審査にかかる期間は申込書類の提出状況や確認電話の対応状況によって前後します。

審査の期間を長引かせないためには、あらかじめ必要書類を不備なく揃えて期日内に提出することが大切です。

連帯保証人を立てる場合は、あらかじめ緊急連絡先相手へ速やかに確認電話の対応を行うよう連絡しておくと良いでしょう。

【まとめ】株式会社プロテクトの審査はゆるめ

【まとめ】株式会社プロテクトの審査はゆるめ

本記事では、株式会社プロテクトの審査は何系なのかについて紹介しました。
株式会社プロテクトは、独立系に分類される保証会社で、審査の難易度はゆるめです。

しかしどのような方でも通過できるわけではなく、過去に株式会社プロテクトで滞納経験がある方や支払い能力が不足している方は審査に落とされます。

審査が不安な時はアリバイ会社との契約がおすすめです。
アリバイ会社とは、賃貸審査を有利に進められる職業や収入に関するアリバイを提供するサービスです。

誰でも利用でき、審査に通過できる可能性を大きく高められるため、審査が不安な時はぜひ利用を検討してみてください。

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