あんしん保証の審査は厳しい？審査基準や通過のコツを徹底解説！

「あんしん保証の審査は厳しいのかな…？」
あんしん保証の審査を受ける際に、審査難易度が気になる方は多いかと思います。

本記事では、あんしん保証の審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。

あんしん保証とは？

あんしん保証とは、保証会社の中でも審査が厳しいことで知られる信販系に分類される保証会社です。

社名	あんしん保証株式会社
所在地	東京都品川区東品川4丁目12番4号品川シーサイドパークタワー9階
資本金	680百万円
設立	2002年12月

ライフカードとイオンクレジットサービス、アプラスの3社と提携しており、審査では信用情報がチェックされます。
信用情報に傷がある人は、審査の通過は簡単ではありません。

契約時にかかる保証料

契約時にかかる保証料と契約後にかかる費用は以下の通りです。

初回保証料	総賃料の50%
月額手数料	総家賃等 × ～1.0%
更新保証料	1万円（1年毎）

保証料は利用するプランによって若干変わりますが、上記が基本となっています。
ライフあんしんプラスプランを利用する場合は、発行されたクレジットカードを利用しないと別途年1,375円（税込）の費用がかかります。

申し込み時に必要な書類

申し込み時に必要になる書類は、以下の通りです。

申込書と同意書は不動産仲介業者が用意し、後の書類は申込者自身が用意する必要があります。
本人確認書類としては、運転免許証やパスポート、マイナンバーカード、健康保険証などが認められます。

提出を求められた書類は、必ず不備なく揃えて期限内に提出してください。
書類にミスや不備があると、印象が悪くなります。

あんしん保証の審査は厳しい？

あんしん保障は信販系に分類される会社で、審査では個人使用情報がチェックされるため、保証会社の中でも審査難易度が高めです。
信用情報に傷がある人では、受からない可能性の方が高いと考えて良いでしょう。

あんしん保障の詳しい審査基準と審査の流れを紹介します。

あんしん保証の審査基準

あんしん保証の審査では、以下ような項目を審査されます。

あんしん保障の審査では、収入状況や職業だけでなく、犯罪歴や人柄、雇用形態なども確認されます。
明確な審査基準は公表されておらず、複数ある審査項目の内、1つに引っかかってしまうだけでも落ちる場合があります。

あんしん保証の審査の流れ

あんしん保証の審査の流れは、おおよそ以下の通りです。

あんしん保証の審査で見られるポイント

あんしん保証の審査では、以下の5つの項目がチェックされます。
信用情報に傷があったり、過去に家賃の滞納歴があったりする人は審査通過が困難です。

過去の家賃滞納歴

審査では、過去にあんしん保証で家賃を滞納していないかを確認されます。
これまでにあんしん保証を利用した際、家賃を滞納していた場合には審査の通過が困難です。

家賃滞納歴はどこの保証会社でも基本的に記録が残されています。
滞納記録が残っている保証会社で審査に通過することは難しいため、できる限り避けて他社の利用をおすすめします。

収入状況

審査では、収入状況と収入に対する家賃の割合が確認されます。
収入が不安定だったり、収入に見合わないほど家賃が高額な物件に申し込んだりしていると落とされてしまいます。

収入は月収なら家賃の3倍以上、年収なら家賃の36倍以上あること理想です。

家賃	年収
4万円	144万円以上
5万円	180万円以上
6万円	216万円以上
7万円	252万円以上
8万円	288万円以上
9万円	324万円以上

職業や雇用形態

審査では、職業や雇用形態、勤続年数が確認されます。
家賃を支払えるだけの収入があっても、収入が不安定な仕事をしていたり勤続年数が短かったりすると支払い能力が低いと判断される場合があります。

支払い能力を低いと判断されやすい職業や雇用形態は以下の通りです。

信用情報

あんしん保障の審査では信用情報がチェックされます。
信用情報とは、クレジットカードやローン契約、割賦販売などに関する客観的な事実が登録された個人情報のことです。

支払いの滞納や債務整理、短期間で複数の業者に借入審査の申し込みなどをすると信用情報に記録が残ります。
信用情報に記録がある場合、家賃の支払いを不安視され審査に落とされます。

預金額や資産

収入状況や職業、雇用形態によっては預金額や資産の確認が実施される場合があります。
預金額の確認が入る場合は、通常の書類に加えて残高証明書や通帳のコピーの提出が求められます。

預金額や資産の確認が入る可能性が高いのは、以下に該当する方です。

あんしん保証の審査に落ちる人の特徴

あんしん保証の審査は他社と比べて厳しく、落とされてしまう人は珍しくありません。
審査に落ちる人の特徴は、以下の通りです。

滞納歴がある

審査では滞納歴が確認され、過去にあんしん保証で滞納経験がある人は落とされます。
数日程度の滞納やたった1回の滞納であっても、審査に悪影響を及ぼすことは珍しくありません。

滞納の記録は退去しても数年間消されないので、滞納した保証会社の利用を避け、滞納歴がない会社を利用しましょう。

滞納している会社を把握している場合は、不動産仲介業者に打ち明けることで契約しやすい保証会社が利用できる物件を紹介してもらえます。

収入が安定していない

収入が安定していない人は、突然収入が減って家賃を滞納する恐れがあるため、安定している人と比べて審査に落とされやすい傾向があります。

個人事業主や水商売、非正規雇用などの収入が変動する仕事をしている場合は、家賃を下げてお部屋を探したり親族に代理契約を頼んだりすると良いでしょう。

物件によっては残高証明書を提出して、審査で貯金額を考慮してもらえるケースもあります。

高額な家賃の物件を選んでいる

収入に対して家賃の支払いが困難なほど高額な物件を選ぶと審査に落とされます。
審査では「手取り月収の1/3以下」を基準に確認されるので、収入に見合った家賃の物件を選びましょう。

収入と家賃のバランスが重要であり、収入が十分にあるのであれば、高額な物件であっても審査の通過は可能です。

家賃	手取り月収
4万円	12万円以上
5万円	15万円以上
6万円	18万円以上
7万円	21万円以上

信用情報に問題がある

あんしん保証の審査では信用情報がチェックされ、信用情報に問題がある人は落とされます。
信用情報にネガティブな情報が登録されている場合、基本的に審査に通過することはできません。

審査時に信用情報のチェックが入るのは、あんしん保証のような信販系に分類される会社だけです。
信用情報に問題があるとあらかじめわかっている場合は、不動産仲介業者に伝えて独立系の会社が利用できる物件を紹介してもらいましょう。

申込書を不備なく記入できていない

申込書で不備が多いと契約後を不安視され、再提出や確認の猶予を与えられずに落とされる場合があります。

数か所程度の不備であれば修正の機会が与えられますが、最初から修正すれば良いと考えるのはやめましょう。

申込書には緊急連絡先相手の個人情報のような確認をとらなければわからない項目も存在します。
不安な場合はあらかじめ必要な情報をまとめておくと良いでしょう。

過去にあんしん保証でトラブルを起こしている

過去にあんしん保証で隣人トラブルを起こしたことがある人は、基準を満たしている状態で審査を受けても落とされます。

トラブル歴がある人と契約を結ぶと、再度トラブルを起こす可能性が高いからです。
多くの保証会社では、トラブルを起こした人の記録を残しており、再度申し込まれた際に備えています。

一度でもトラブルを起こしている会社では契約は難しいため、他社を利用しましょう。

あんしん保証の審査に通過するためにすべきこと

あんしん保障の審査に落ちてしまっても、対処する方法はあります。
おすすめの対処法は以下の通りです。

別の保証会社で再審査を試みる

多くの賃貸物件では、保証会社が複数用意されています。
あんしん保障の審査に落ちてしまった場合は、まずほかの保証会社を利用して再審査が受けられないか確認してみましょう。

審査の項目や基準は会社ごとに異なるため、あんしん保障で落ちていてもほかの保証会社では通過できる可能性は十分にあります。

なお、再審査が受けられるのは保証会社の審査で落ちている場合に限られ、管理会社や大家さんの審査で落ちている場合には再審査は不可能です。

安定した収入のある親族に連帯保証人を依頼する

物件によっては、連帯保証人を立てることで保証会社の利用を回避できる場合があります。
親族に連帯保証人を依頼して、保証会社なしで契約ができないか確認してみると良いでしょう。

保証会社の契約が避けられない場合にも、連帯保証人を立てていた方が審査に通過しやすくなるメリットがあります。

家賃を見直してほかの物件を探す

再審査を受けても通らなかったのであれば、家賃を見直してほかの物件を探してみましょう。
賃貸審査は保証会社や管理会社ごとに審査基準が異なるため、物件を変更して審査を行う会社が変われば結果も変わってきます。

物件を探し直す際のポイントは、家賃を下げることです。
家賃が高いお部屋と比べると、家賃が安いお部屋の方が審査通過は簡単な傾向があります。

あんしん保証の審査に関するQ＆A

最後にあんしん保証の審査に関するよくあるQ&Aを紹介します。
今回紹介するのは、以下の4つの質問です。

あんしん保証の審査日数はどのくらいですか？

審査の結果は、申し込みが完了してから1～3日ほどで返ってきます。
審査にかかる日数は、本人確認電話に対応したタイミングやほかの人の申し込み状況によって変わります。

急ぎの場合にも審査を早めてもらうことはできないので、申し込みが完了したら連絡が来るのを待ちましょう。
結果はあんしん保証から不動産仲介業者に伝えられ、申込者は不動産仲介業者経由で結果を教えられます。

あんしん保証は土日も審査を行っていますか？

あんしん保証では、平日だけでなく土日にも審査を行っています。
土日に審査に申し込みをしても、審査にかかる期間は変わりません。

なお、審査申し込み手続きは不動産仲介業者が行うものであり、利用者が定休日を把握しておく必要はありません。

確認の電話はいつかかってきますか？

確認の電話は、申し込み手続きが完了してから1～3日ほどでかかってきます。
電話がかかってきた場合、対応するまで審査が中断されるので、必ず放置せずに対応しましょう。

なお、人によっては確認の電話がないまま審査が終わることもあります。

審査に落ちたら連絡は早いですか？

審査の結果が返ってくるまでにかかる時間は、ほかの人の申し込み状況や申込タイミングによって左右されます。

審査に落ちていたら早く連絡が届き、通過していたら連絡が遅いという事実はありません。
審査の結果がなかなか届かない場合は、申込者が殺到していると考えると良いでしょう。

【まとめ】あんしん保証の審査は厳しい

本記事では、あんしん保証の審査は厳しいのかについて紹介しました。
あんしん保証の審査では信用情報の確認があり、保証会社の中でも審査は厳しめです。

信用情報にネガティブな情報が記録されている場合には、審査の通過は簡単ではありません。
信用情報にネガティブな情報が記録されていると知っている場合は、ほかの保証会社を利用するか親族に連帯保証人を頼むと良いでしょう。