「ジェイリースの審査を受けるけど、落とされないか不安…」
ジェイリースの審査申し込み時に、自分は通過できる見込みがあるのか気になる方は多いかと思います。

そこで本記事では、ジェイリースの審査難易度を詳しく紹介していきます。

この記事を読んでわかること

  • ジェイリースの審査で確認されること
  • ジェイリースの審査を突破するコツ
  • ジェイリースの審査に落ちた時の対処法

ジェイリースの審査難易度はどのくらい?

ジェイリースの審査難易度はどのくらい?

ジェイリースは、全国賃貸保証事業協会(LICC)に加盟している保証会社です。
保証会社の種別では協会系に分類され、全体で見ると審査の難易度はやや高めです。

種別 審査の難易度 特徴
信販系 高い 個人信用情報のチェックが行われる
協会系 やや高い 同じ協会に加盟している会社間で滞納者情報を共有している
独立系 低い 審査は独自の基準で行われ、ほかと比べてゆるめ

協会系に分類される保証会社は、同じ協会に属している会社間で滞納者の情報を共有しています。

ジェイリースとは?

ジェイリースとは?

ジェイリースは、大分県と東京の2箇所に本社を構える保証会社です。

会社名 ジェイリース株式会社
事業内容 保証関連事業
(家賃債務保証、医療費保証、養育費保証)
資本金 717,734,000円(2024年9月30日時点)
大分本社所在地 大分県大分市都町1丁目3番19号 大分中央ビル7階
設立 2004年2月

家賃保証以外に、医療保障や養育費保証事業を展開しています。

ジェイリースの保証料

ジェイリースではあらゆる場面に対応できるように、全部で6種類のプランを用意しており、プランごとに保証料は異なります。

プラン名 初回保証料 月額保証料 継続保証料
Jウイングフラット 月額総賃料の30% 500円 毎年1万円
Jウイング 月額総賃料の50% なし 毎年1万円
Jフラット 月額総賃料の50% 800円 なし
Jサポート 月額総賃料の80% なし なし

初回保証料は契約時のみかかる費用で、月額保証料は契約後毎月かかる費用、継続保証料は2年目以降年に1度支払う必要がある費用です。

申し込み時に提出を求められる書類

ジェイリースの申し込み時には、以下のような書類の提出を求められます。

申し込み時に提出を求められる書類

  • 本人確認書類
  • 個人情報の取扱いに関する同意書

本人確認書類には、運転免許証や健康保険証、パスポート、在留カードなどが認められます。
また、人によっては以下のような書類も提出を求められます。

人によっては提出が必要な書類

  • 親権者同意書
  • 内定・採用決定通知書
  • 年金振込通知書
  • 外国人登録証明書
  • 確定申告書

ジェイリースの審査基準は?

ジェイリースの審査基準は?

ジェイリースの審査基準には、以下のような項目があります。
明確な基準は公表されておらず、1つでも引っかかると落とされる可能性があります。

審査基準

  • LICC加盟会社での滞納歴がないか
  • 家賃を安定して支払える収入があるか
  • 職業や雇用形態に問題はないか
  • 申込書に嘘はないか
  • 反社会的勢力との関係はないか

LICC加盟会社での滞納歴がないか

ジェイリースはLICC(全国賃貸保証事業協会)に加盟しており、審査ではLICC加盟会社での滞納歴が厳しくチェックされます。

ジェイリースの利用が初めてであっても、LICCに加盟している他社での滞納歴があると審査に影響を及ぼします。

LICCの加盟会社

  • アーク
  • アルファー
  • エルズサポート
  • K-net
  • 興和アシスト
  • 全保連
  • 大成保証
  • 宅建ブレインズ
  • 賃住保証サービス
  • ナップ賃貸保証
  • ニッポンインシュア
  • ホームネット
  • ランドインシュア
  • ルームバンクインシュア

家賃を安定して支払える収入があるか

ジェイリースの審査では、家賃を安定して支払える収入があるかをチェックされます。
どのくらい収入があるかよりも収入に対する家賃の割合を重要視され、家賃が収入の1/3以下に収まっていないと支払い能力が低いという評価を受けます。

以下の表を参考に、自分の年収にあった家賃を確認してみてください。

家賃 年収の目安
3万円 108万円
5万円 180万円
7万円 252万円
10万円 360万円
12万円 432万円
15万円 540万円

職業や雇用形態に問題はないか

審査では、現在の年収に加えて職業や雇用形態に問題はないかも確認が入ります。
収入が安定する職業・雇用形態で働いているほど審査は有利で、以下のような収入が不安定な職業・雇用形態で働いている人は不利な傾向があります。

審査で不利な職業・雇用形態

  • フリーター
  • フリーランス
  • 無職
  • 水商売
  • 非正規雇用

上記のような審査で不利な職業・雇用形態で働いている方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社を利用すれば、審査で有利な仕事をしている体で審査が受けられます。

申込書に嘘はないか

ジェイリースの審査では、申込書に虚偽情報を記入していないかも厳しくチェックされます。
申込書に虚偽情報があると、仮に審査基準を満たせていても審査に落とされるため要注意です。

記入間違いや記入漏れも残したまま提出すると、適当な人だと思われかねないのでできる限り完璧な状態に仕上げてからの提出が理想です。

書類を記入する上でわからない箇所が見つかった際は、必ず不動産仲介業者に確認をとってから記入してください。

反社会的勢力との関係はないか

ジェイリースの審査では、申込者に反社会的勢力との繋がりが無いかも確認しています。
反社会的勢力に加盟している方にお部屋を貸す行為は条例で禁止されており、ジェイリースに限らずどこの会社でも契約を断っています。

反社会的勢力に現在加盟している方だけでなく、過去に加盟していた方や間接的に関わりがある方も審査の通過は困難なため注意しましょう。

ジェイリースの審査に落ちるのはどんな人?

ジェイリースの審査に落ちるのはどんな人?

ジェイリースの審査に落ちる人の傾向は以下の通りです。

ジェイリースの審査に落ちる人の傾向

  • 収入に対して家賃が高い
  • LICC加盟会社での滞納歴がある
  • 信用情報に傷がある人
  • 収入が不安定な職に就いている
  • 反社会的勢力に加盟している

収入に対して高い家賃のお部屋を選んだり、過去にLICC加盟会社で滞納歴があったりする人は、ジェイリースの審査に落とされる可能性があります。

落ちる人の傾向に当てはまっている方は、連帯保証人を立てたりアリバイ会社を利用したりするなどの対策をとりましょう。

ジェイリースの審査を突破するためのコツは?

ジェイリースの審査を突破するためのコツは?

ジェイリースの審査を突破するためのコツは、以下の通りです。

ジェイリースの審査を突破するためのコツ

  • 連帯保証人を立てて審査を受ける
  • 申込書は間違いがない状態で提出する
  • 書類を期日までにすべて揃える
  • 本人確認電話に速やかに対応する

連帯保証人を立てて審査を受ける

ジェイリースは、連帯保証人を立てなくても契約できるサービスですが、審査の突破が難しい方は連帯保証人を立てて審査を受けることがおすすめです。

連帯保証人を立てていた方が支払い能力を高く見てもらえるため、審査の通過は簡単になります。
なお、連帯保証人を頼める相手には、以下のような条件があり、誰にでも頼めるわけではありません。

連帯保証人を頼める相手の条件

  • 契約者と同等の支払い能力がある
  • 2親等以内の親族
  • 国内に住んでいて連絡がとれる

申込書は間違いがない状態で提出する

審査を受ける際は、なるべくすべての書類を間違いがない状態で提出することが大切です。
記入ミスや記入漏れは、申込手続き完了後にも修正できるケースがほとんどですが、何か所もミスや記入漏れがある状態で申し込み手続きを進めると、審査を突破する気がない人だと思われかねません。

正しい記入方法がわからない際は不動産仲介業者に確認をとり、なるべくミスや記入漏れがない状態での提出を目指しましょう。

書類を期日までにすべて揃える

審査に申し込む際は、提出を求められたすべての書類を、それぞれ決められた期日までに提出することが大切です。

期日までに書類を提出できなかったり、提出書類が揃っていなかったりすると、だらしがない人だという印象を与えてしまいます。

普段から多忙で書類を期日内に揃えられるか不安な方は、あらかじめ必要になる可能性が高い書類を準備してから申し込みを行うと良いでしょう。

審査時に申込者が自分で用意しなければいけない書類は、ジェイリースに限らずどこの保証会社もほとんど変わりません。

本人確認電話に速やかに対応する

審査期間中にかかってくる本人確認電話には速やかに対応し、かかってきたタイミングで出られなかった際はなるべく早く折り返し連絡することが大切です。

本人確認電話がかかってきた場合、対応するまで審査は中断され、長期的に電話を無視し続けると審査を受ける気がないと判断され落とされます。

かかってきた際はできるだけ迅速に対応しましょう。
なお、確認電話は本人以外にも緊急連絡先や職場にかけられるケースがあります。

ジェイリースの審査に落とされたらどうすれば良い?

ジェイリースの審査に落とされたらどうすれば良い?

ジェイリースの審査に落ちてしまった時の対処法としては、以下のような方法があります。

ジェイリースの審査に落とされたときの対処法

  • 保証会社を変更して再審査を受け直す
  • 親族に代理契約を任せる
  • より家賃が安い物件を探し直す
  • 引越時期を見直してみる
  • アリバイ会社の利用を検討する

保証会社を変更して再審査を受け直す

ジェイリースの審査に落ちたら、まず保証会社を変更して同じお部屋の再審査が受けられないか確認しましょう。

多くの物件では保証会社が複数社用意されており、1社目で落ちてしまっても2社目、3社目と保証会社を変更することで同じお部屋の再審査が受けられます。

ほかにも利用できる保証会社があるかは不動産仲介業者が把握しているので確認をとってみましょう。
なお、再審査が受けられるのは保証会社の審査に落ちていた時のみで、大家さんや管理会社の判断で落とされていたら再審査は不可能です。

親族に代理契約を任せる

親族を頼れる方は、代理契約を検討してみると良いでしょう。
代理契約とは、お部屋に入居する人とは別の人が契約者になる契約方法のことです。

代理契約では代理人が審査対象となり、入居者の職業や収入は審査で考慮されないため、一度落ちているお部屋であっても最新が受けられます。

親族を頼れる方は、代理契約でお部屋を借りる方法も検討してみましょう。

より家賃が安い物件を探し直す

保証会社の変更が行えない場合は、落ちてしまったお部屋を借りることは不可能です。
諦めてほかの物件を探し直し、再度申し込みを行いましょう。

物件を探し直す際は、落ちてしまったお部屋よりも家賃を下げて探すことがポイントです。
お部屋の審査難易度は家賃に大きく左右されるので、家賃を下げれば契約できる確率を上げられます。

無理なく支払える範囲で家賃を決定しましょう。

引越時期を見直してみる

引っ越しを急いでいない方は、引越時期を見直してみることもおすすめです。
引っ越し繫忙期は、どこのお部屋も比較的入居者が決まりやすいため、審査で求められる基準が上がる傾向があります。

同じお部屋でも申し込む時期で審査の難易度は変動するので、引っ越しを急いでいない方は閑散期を狙ってみてください。

繁忙期と閑散期は、それぞれ以下のように決まっています。

引っ越し繁忙期 1月~3月/9月~10月
引っ越し閑散期 6月~8月

アリバイ会社の利用を検討する

職業や収入、雇用形態などの簡単には変更できない要素が原因で審査に落とされてしまった方は、アリバイ会社の利用をおすすめします。

アリバイ会社とは、賃貸審査が有利になるアリバイを提供するサービスです。
アリバイ会社を利用すれば審査を本当の職業ではなく、有利な職業・収入があるものとして受けられます。

職業や収入、雇用形態などは、ほかの保証会社でも審査項目に入れられているので、お部屋選びで妥協したくない方はアリバイ会社の利用を検討してみましょう。

ジェイリースの審査に関するQ&A

ジェイリースの審査に関するQ&A

最後にジェイリースの審査に関するQ&Aをまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の3つの質問です。

Q&A

  • 審査は何日くらいかかる?
  • 審査中に本人確認は実施される?
  • 信用情報に傷があっても突破できる?

審査は何日くらいかかりますか?

ジェイリースの審査は、おおよそ2日~5日ほどかかります。
審査にかかる時間は、申込書類のミスやほかの申込者の有無によって変動します。

申し込み完了後、1週間待っても一切の連絡が来ない際は、申込に失敗している恐れがあるので不動産仲介業者に確認をとりましょう。

審査に関する質問や確認、結果報告などの連絡は、基本的に不動産仲介業者に経由で行う必要があります。

審査中に本人確認は実施されますか?

本人確認は、実施されるケースと実施されないケースがあります。
本人確認が実施される対象の条件は公表されていないので、申し込みが完了したら結果の連絡が来るまで確認電話がかかってこないか注意しておくと良いでしょう。

確認電話は、申込者本人だけでなく緊急連絡先や職場にかけられるケースもあるため、申込書に記入した相手には事前に伝えておいてください。

信用情報に傷があっても突破できますか?

ジェイリースは協会系に分類される保証会社ですが、JICCという信用情報機関に加盟しており、審査では信用情報の確認が実施されます。

過去に滞納歴があり信用情報に記録が残っている方では、審査の突破は簡単ではありません。
滞納の内容次第では信用情報に記録が残っていないケースもあるため、不安な方はJICCに開示の申し込みをすると良いでしょう。

【まとめ】ジェイリースの審査は比較的厳しめ

【まとめ】ジェイリースの審査は比較的厳しめ

ジェイリースはLICCに加盟する協会系保証会社です。
LICCと同時に信用情報機関JICCにも加盟しており、審査ではLICCでの滞納歴と信用情報がチェックされます。

他社と比べて審査難易度が高く、滞納歴がある方や信用情報に傷がある方では審査の突破は簡単ではありません。

審査が不安な方は、アリバイ会社を利用すると良いでしょう。
アリバイ会社とは職業や雇用形態、収入状況などに関するアリバイを提供するサービスで、賃貸審査時に利用することで審査が有利に進められます。

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