「K-netの審査は厳しい…?」
審査へ申し込む際に、厳しめの会社なのか気になる方は多いでしょう。

本記事では、K-net(近畿保証サービス)の審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。

この記事を読んでわかること

  • K-netの審査難易度
  • K-netの審査で見られるポイント
  • K-netの審査に落ちる人の傾向

K-net(近畿保証サービス)の審査は厳しい?

K-net(近畿保証サービス)の審査は厳しい?

K-netは、LICCという団体に所属する、協会系の保証会社です。
協会系の会社ですが審査では信用情報がチェックされ、保証会社全体で見ると審査の難易度はやや高めです。

種類 難易度
信販系 高い
協会系 やや高め
独立系 低い

協会系の会社では同じ団体に加盟している会社間で、過去に家賃を滞納した人やトラブルを起こした要注意人物の情報を共有しています。
K-netの利用が初めてでもLICCに加盟する他社で滞納経験がある方は、審査の突破が困難です。

K-net(近畿保証サービス)とは

K-net(近畿保証サービス)とは

K-netは兵庫県神戸市に本社を置く、家賃保証会社です。

名称 K-net株式会社
本社所在地 神戸市中央区北長狭通4丁目4番18号 富士信ビル3F
設立 昭和58円5月9日
事業内容 賃貸物件の家賃保証事業
資本金 5000万円

以前は株式会社近畿保証サービスという社名でしたが、令和5年5月に社名が変更されて現在はK-net株式会社になっています。

申し込み時に提出する書類一覧

申し込み時に提出を求められる書類は、以下の通りです。

申し込み時に提出を求められる書類

  • 申込書
  • 身分証明書

確実に必要になるのは申込書と身分証明書の2つです。
申込書はK-netの公式サイトで配布されていますが不動産屋が用意してくれるので、自分で用意する必要はありません。

人によっては以下のような書類を求められることもあります。

人によっては提出の必要がある書類

  • 収入証明書
  • 内定通知書
  • 学生証
  • 親権者同意書
  • 在留カード
  • 車検証
  • ペット関連の書類
  • 残高証明書

各書類には提出期限が設定されています。
提出を求められた書類は、必ず期日までに揃えて提出しましょう。

利用にかかる保証料

K-netには、初回に保証料をまとめて支払う一括コースと、初回費用を抑える代わりに2年目以降費用が発生する年払いコースの2つのコースが用意されています。
それぞれの保証料は以下の通りです。

初回保証料 年間保証料
一括コース 月額賃料総額の70~100% 0円
年払いコース 月額賃料総額の50% 12,000円

数年で引っ越すのであれば年払いコースが、長く住み続けるのであれば一括コースがお得です。
詳しい保証料は必ず契約前に不動産屋から伝えられるため、覚えておく必要はありません。

K-net(近畿保証サービス)の審査では何が見られる?

K-net(近畿保証サービス)の審査では何が見られる?

K-netの審査では、支払い能力や職業、滞納歴などがチェックされます。
詳しい審査項目は、以下の通りです。

K-netの審査で見られるポイント

  • 家賃の滞納歴
  • 信用情報
  • 支払い能力
  • 職業と雇用形態
  • ネット上に公開されている情報
  • 人あたりや接し方

家賃の滞納歴

K-netの審査では、過去の家賃滞納歴がチェックされます。
K-netでの滞納歴だけでなく、LICCという団体に加盟しているほかの保証会社での滞納歴もチェックされる点に注意が必要です。

K-netの利用が初めてでも、以下の会社で滞納したことがある方は審査の突破が難しくなります。

LICCに加盟している会社

  • アーク
  • アルファー
  • エルズサポート
  • 興和アシスト
  • ジェイリース
  • 全保連
  • 大成保証
  • 宅建ブレインズ
  • 賃貸保証サービス
  • ナップ賃貸保証
  • ホームネット
  • ランドインシュア
  • ルームバンクインシュア

信用情報

K-netの審査では信用情報の確認が入ります。
信用情報にマイナスな情報が残っている方は、審査に落とされる可能性が高いと考えられます。

信用情報に傷が残る条件

  • クレジットカードの支払いを滞納した
  • 自己破産した
  • クレジットカードを強制解約された
  • 短期間で複数のカードに申し込みをした
  • 高額商品を大量購入した
  • 短期間でカードを解約した

信用情報の傷は時間の経過以外で消すことはできず、数年以内に上記の行動をとった記憶があるなら傷が残っている可能性が高いと考えられます。

支払い能力

K-netの審査では、申込者に支払い能力があるかを収入に対する家賃の割合からチェックしています。
単純に収入を見ているのではなく、収入に対する家賃の割合が見られているので、自分の収入に合った家賃のお部屋を選ぶことが非常に重要です。

家賃を手取り月収の1/3以下に抑えられれば、支払い能力を不安視されることはありません。

家賃 月収 年収
4万円 12万円 144万円
5万円 15万円 180万円
7万円 21万円 252万円
10万円 30万円 360万円
12万円 36万円 432万円

職業と雇用形態

審査では職業と雇用形態もチェックされます。
審査に通過しやすい職業は、収入に安定性がある一般企業の正社員で、以下のような一般的に収入が不安定だと言われている職業の方は審査でマイナスな評価を受けます。

審査でマイナスな評価を受ける職業と雇用形態

  • 無職
  • アルバイト
  • 個人事業主
  • 会社経営者
  • 水商売

上記に当てはまる仕事をしている方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社と契約すれば本当の職業を隠して審査が受けられます。

ネット上に公開されている情報

K-netの審査では、ネット上に公開されている申込者の情報もチェックしています。
氏名や現住所、勤め先などの情報がネット検索されるので、本名でSNSのアカウントを作成している方は注意が必要です。

本名でSNSのアカウントを作成している方は、審査申し込み前にすべての投稿を削除するかアカウントを非公開状態にしておくと良いでしょう。

誹謗中傷と受け取れる内容の発言や過去の犯罪を仄めかす発言が見つかると、問題がある人物だと判断され審査に落とされます。

人あたりや接し方

K-netの審査では、申込者の人あたりや接し方もチェックしています。
不動産屋で非常識な行動をとると問題がある人物だと受け取られ審査に落とされます。

不動産屋に足を運ぶ際や電話で対応する際は、態度と話し方、発言に十分注意しましょう。
暴言を吐いたり上から目線での物言いをしたり社会的に不適切とされる行動をとらなければ問題ありません。

K-net(近畿保証サービス)の審査に落ちる人の特徴は?

K-net(近畿保証サービス)の審査に落ちる人の特徴は?

K-netの審査は他社と比べて厳しめで、簡単には突破できません。
落ちる人の特徴は、以下の通りです。

K-netの審査に落ちる人の特徴

  • K-netで滞納したことがある
  • LICC加盟会社で滞納したことがある
  • 信用情報に傷がある
  • 収入に見合わない高額な物件を選んだ
  • ネット上に犯罪歴が公開されている
  • 不安定な働き方をしている
  • スタッフに失礼な態度をとった

LICC加盟会社で滞納経験がある方は、審査の突破は困難です。
職業や支払い能力で審査に引っかかりそうな方は、アリバイ会社を利用してみてください。

K-net(近畿保証サービス)の審査を突破するコツ

K-net(近畿保証サービス)の審査を突破するコツ

K-netの審査を突破するコツを紹介します。
審査が不安な方は、申し込む前に対策をとることがおすすめです。

K-netの審査を突破するコツ

  • 家賃を手取り月収の1/3以下に抑える
  • 連帯保証人を立てる
  • 家賃の値下げ交渉をしない
  • 申込書を完璧な状態で提出する
  • 発言や身なりに気をつかう

K-netの契約に保証人は必須ではありませんが、審査が不安な方はできる限り親族に連帯保証人を頼むことがおすすめです。
連帯保証人を立てていた方が審査の突破は簡単になります。

K-net(近畿保証サービス)の審査に落ちたらどうする?

K-net(近畿保証サービス)の審査に落ちたらどうする?

K-netの審査に落ちてしまった時の対処法としては、以下のような方法があります。

審査に落ちた時の対処法

  • ほかの会社が利用できるか確認する
  • 親族の名義で審査を受け直す
  • ほかのお部屋を探す
  • 引っ越しを遅らせる
  • アリバイ会社に相談する

ほかの会社が利用できるか確認する

落ちた物件でほかの保証会社が利用できる場合は、保証会社を変更することで再審査が受けられます。
落ちた連絡をもらったら、不動産屋に確認をとってみましょう。

以下のような独立系の保証会社であれば、K-netに落ちている方でも審査を突破できる見込みがあります。

K-netに落ちた方におすすめの保証会社一覧

  • アールエムトラスト
  • アルファー
  • イントラスト
  • オーロラ
  • CAPCO AGENCY
  • Casa
  • ジェイリース
  • セブン総合保証
  • ナップ賃貸保証
  • 日本賃貸保証(JID)
  • 日本セーフティー
  • フォーシーズ

親族の名義で審査を受け直す

親族を頼れる方は、親族名義で審査を受け直す方法もあります。
多くの賃貸では、許可をとることで代理契約が認められており、代理契約では代理者の収入で審査が行われます。

代理契約であれば入居者は審査対象にならないので、既に入居者が落ちている物件でも事実上再審査が可能です。
落ちた物件を諦めきれない時は、親族名義での契約も検討してみると良いでしょう。

なお、連帯保証人と代理契約者を同じにすることはできず、これまで連帯保証人を頼んでいた人に代理契約を頼む際は、連帯保証人はほかの人に頼む必要があります。

ほかのお部屋を探す

再審査が受けられない時は、落ちたお部屋のことは忘れて次のお部屋を探し直しましょう。
再審査が受けられない以上、落ちたお部屋を借りる方法は残されていません。

お部屋探しをやり直す時のコツは、落ちたお部屋よりも家賃を下げてさがすことです。
審査の難易度は家賃に応じて変動し、家賃が高い物件よりも安い物件の方が求められる基準は低い傾向があります。

5,000円~1万円を目安に、落ちたお部屋よりも安いお部屋を探してみてください。

引っ越しを遅らせる

今すぐに引っ越す必要がない時は、引っ越しタイミングを遅らせてみることも有効です。
賃貸審査は、借り手が見つかりやすい時期ほど難易度が上がり、借り手が見つかりにくい時期ほど難易度が下がります。

引越時期にこだわりがない方は、引っ越しを遅らせて引っ越す人が減る時期を狙った方が審査を突破しやすくなります。

難易度が上がる時期 3月~4月/9月~10月
難易度が下がる時期 5月~8月/11月~2月

アリバイ会社に相談する

K-net以外でも審査に落ちている方や引っ越しを急いでいる方、お部屋選びで妥協したくない方はアリバイ会社の利用をおすすめします。
アリバイ会社とは、賃貸審査を有利に進められる職業や収入に関する情報を提供するサービスです。

実在する会社に在籍しているというアリバイが提供され、安定収入がある会社員として審査が受けられます。

審査に落ち続けるとお部屋の選択肢は減っていくので、審査の突破が難しいと感じた時は早めにアリバイ会社に相談してみましょう。

K-net(近畿保証サービス)の審査に関するQ&A

K-net(近畿保証サービス)の審査に関するQ&A

最後にK-netの審査に関するよくあるQ&Aをまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の4つの質問です。

Q&A

  • 結果は何日でわかる?
  • 確認電話がかかってくるタイミングは?
  • 連帯保証人を頼める相手の条件は?
  • 日本国籍がなくても利用できる?

結果は何日でわかる?

K-netの審査は、申し込みが完了してから2~3日前後で返ってきます。
他社と比較して、平均的な長さです。

申し込みが完了してから1週間待っても結果の連絡が来ない時は、連絡の行き違いや申し込みに失敗している可能性が考えられるので、一度不動産屋に確認をとってみてください。

結果に関する連絡はすべて申し込み時に利用した不動産屋から届き、K-netから直接結果が伝えられることはありません。

確認電話がかかってくるタイミングは?

本人確認の電話は、申し込み手続き完了後1~2日前後でかかってくることがほとんどです。
事前に何日の何時に電話がくるといった予告はされないため、申し込みが完了したらいつ電話が来てもおかしくないと考えておきましょう。

確認電話はかかってきたタイミングで対応できなくても問題ありませんが、電話に対応できなかったのに折り返さずに無視していると審査を受ける気がないと判断され落とされることがあります。

かかってきたタイミングで出られなかった時は、必ず早めに折り返しの連絡をしましょう。

連帯保証人を頼める相手の条件は?

K-netでは、連帯保証人を頼める相手の条件は以下のように決められています。

タイトル連帯保証人を頼める相手の条件

  • 20歳以上
  • 日本国籍または邦人
  • 申込者の親権者(未成年者の場合)

20歳以上で日本国籍を持っている方であれば、友人や知人に連帯保証人を頼んでも問題ありません。
申し込み時には連帯保証人にも申込者同様の審査がありますが、頼める相手に収入の制限はなく、年金受給者に頼んでも問題ありません。

日本国籍がなくても利用できる?

K-netは、日本国籍を持たない外国籍の方からの申し込みも受け付けています。
申し込みが可能な条件は以下の通りです。

申し込みが可能な条件

  • 申込者本人が在留資格を持っている
  • 日本国籍を持つ人に連帯保証人を頼める

外国籍の方は、必ず日本国籍を持つ人に連帯保証人を頼む必要があります。
連帯保証人は、日本国籍を持つ人であれば間柄は問われず、友人や知人に頼んでも問題ありません。

【まとめ】K-net(近畿保証サービス)の審査はやや厳しめ

【まとめ】K-net(近畿保証サービス)の審査はやや厳しめ

本記事では、K-netの審査は厳しいのかについて詳しく紹介しました。
K-netはLICC加盟会社で、審査では信用情報をチェックしています。

他社と比べて審査は厳しめで、落ちてしまう人も珍しくありません。
審査の突破が不安な方は、アリバイ会社の利用を検討してみましょう。

アリバイ会社と契約すれば本当の職業を隠して審査が受けられ、審査の突破をより確実なものにできます。

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