「興和アシストの審査は厳しいの…?」
審査へ申し込む際、落とされずに審査を突破できるのか気になる方は多いでしょう。

本記事では、興和アシストの審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。審査に落ちる人の特徴や落ちた人におすすめの保証会社も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること

  • 興和アシストの審査項目
  • 興和アシストの審査に落ちた時の対処法
  • 興和アシストの審査の流れ

興和アシストの審査は厳しい?

興和アシストの審査は厳しい?

興和アシストは、LICC(全国賃貸保証業協会)に加盟する協会系保証会社です。保証会社全体でみると、審査の難易度はやや高めと言えます。

種類 難易度 特徴
信販系 高い 信用情報がチェックされる
協会系 やや高い 同じ協会に加盟している会社間で利用者の情報を共有している
独立系 低い 他社とは異なる独自の基準で審査しており、審査がゆるめ

LICCに加盟する他社と利用者の情報を共有しており、審査では他社での家賃滞納経験がないかまでチェックされます。

興和アシストとは

興和アシストとは

興和アシストは、大阪に本社を持つ家賃保証会社です。

名称 興和アシスト株式会社
本社 大阪市中央区瓦町1丁目4番8号 瓦町恒和ビル4F
東京支社 東京都中央区日本橋3丁目14番5号 祥ビル2F
四国支社 徳島県徳島市沖浜東3丁目66番地 オフィス森倉Ⅱ‒B
会社設立 平成17年2月
資本金 9,600万円

本社は大阪ですが、東京と四国にも支社があります。
広域にサービスを展開しているので、大阪以外の物件でも採用されています。

入居審査で必要になる書類

興和アシストの審査を受ける際には、以下のような書類の提出が求められます。

入居審査で必要になる書類

  • 身分証明書
  • 保険証
  • 給与明細
  • 親権者同意書
  • 源泉徴収票
  • 公的な収入証明書
  • 生活保護受給証明書
  • 外国人登録証明書

必ず提出する必要がある書類は身分証明書のみで、保険証や給与明細、源泉徴収票は求められた方のみ提出する必要があります。

審査申し込み時や契約時に提出を求められる書類は人によって異なるので、必ず不動産会社の説明を確認してください。

利用にかかる保証料

興和アシストの利用にかかる保証料は、契約するプランによって異なります。
最も多い保証料は、以下のパターンです。

初回保証料 総賃料の50%
年間保証料 1万円

初回保証料は契約時の1回のみ請求される費用で、年間保証料は契約後毎年1回発生する費用です。
初回保証料も年間保証料も共に相場通りです。

保証料は人によって異なるので、契約時には必ず契約書をよく確認してください。
なお、保証料は家賃とは違って交渉しても値引きしてもらうことはできません。

興和アシストの審査で見られるポイント

興和アシストの審査で見られるポイント

興和アシストの審査では、主に以下の5つのポイントがチェックされます。
支払い能力があっても、家賃の滞納歴があったり不安定な収入状況だったりすると落とされる可能性があります。

審査で見られるポイント

  • LICCでの滞納歴
  • 支払い能力
  • 職業・雇用形態・勤続年数
  • 品性
  • 申込書の記載内容

LICCでの滞納歴

興和アシストは、LICCに加盟する保証会社であり、審査ではLICCに加盟しているほかの保証会社で家賃を滞納したことがないかもチェックされます。

興和アシストの利用が初めてでも、LICCに加盟する他社で過去に滞納している方は注意が必要です。
2025年4月時点では、以下の15社がLICCに加盟しています。

LICCに加盟する保証会社一覧

  • アーク
  • アルファー
  • エルズサポート
  • K-net
  • ジェイリース
  • 全保連
  • 大成保証
  • 宅建ブレインズ
  • 賃貸保証サービス
  • サンボスバスターズ
  • ナップ賃貸保証
  • ニッポンインシュア
  • ホームネット
  • ランドインシュア
  • ルームバンクインシュア

支払い能力

興和アシストの審査では、申込者に十分な支払い能力があるかをチェックしています。審査を通過するには、年収に見合った家賃の物件を選ぶことが大切です。

審査基準は、「家賃が年収の1/36以下に収まっているか」となっており、基準を超えると審査の通過が難しくなります。

家賃 年収
3万円 108万円
4万円 144万円
5万円 180万円
6万円 216万円
7万円 252万円
8万円 288万円

地域の家賃相場から家賃を年収の1/36以下に抑えられない時は、アリバイ会社の利用を考えてみてください。

職業・雇用形態・勤続年数

興和アシストの審査では、申込者の職業と雇用形態、勤続年数から安定して家賃を支払い続けられる人物かチェックされます。
以下のような職業や雇用形態で働いている方は、収入が安定していないと判断されやすい傾向があります。

審査で不利な職業と雇用形態

  • 水商売
  • 無職
  • フリーター
  • 個人事業主
  • 学生

また、会社勤めであってもは転職して間もない方は、勤続年数を不安視されて落とされる可能性があります。

品性

審査では、申込者の品性も確認されます。
スタッフに対して暴言を吐いたり、書類の提出期限を守らなかったりすると、審査基準を満たせていても審査に落とされるため、審査期間中は発言や態度に注意しましょう。

審査期間中に避けるべき行動

  • スタッフに暴言を吐く
  • 高圧的な態度をとる
  • 書類の締め切りを守らない
  • 内見や来店の予約を無断キャンセルする
  • 審査期間中にほかの物件へ申し込む

ルールを守り常識的な態度を取っていれば、品性が原因で落とされることはありません。

申込書の記載内容

審査では、申込書の記載内容に対して厳しいチェックが入ります。
記入漏れや記入間違いがあると審査が中断され、書類を修正して再提出するよう求められるため、書類はミスがない状態で提出しましょう。

数か所程度のミスであれば修正して審査が続行されますが、何箇所もミスをしている場合や故意に虚偽の内容を記載した場合は、修正ではなくそのまま審査に落とされます。

提出を求められる書類の種類はほとんどの保証会社で変わらないので、審査に申し込む前から余裕をもって準備しておくと良いでしょう。

興和アシストの審査に落ちる人の特徴は?

興和アシストの審査に落ちる人の特徴は?

興和アシストの審査に落ちる人の特徴は、以下の通りです。

興和アシストの審査に落ちる人の特徴

  • LICC加盟会社での滞納経験がある
  • 収入に見合わない家賃の物件を選んだ
  • 収入が不安定な仕事をしている
  • 申込書で嘘を記入した
  • 内見や相談時に失礼な態度をとった

審査が不安な時は、申し込む物件の家賃を下げたり保証人を立てたりすると良いでしょう。
水商売やフリーター、個人事業主などの働き方をしている方は、アリバイ会社の利用もおすすめです。

興和アシストの審査に落ちた時の対処法

興和アシストの審査に落ちた時の対処法

興和アシストの審査は、保証会社全体で見るとやや厳しめで、落とされることは珍しくありません。
審査に落ちた時の対処法をまとめて紹介します。

興和アシストの審査に落ちた時の対処法

  • 再審査に申し込む
  • 代理契約が可能か確認する
  • 諦めてほかのお部屋を探す
  • アリバイ会社を利用する

再審査に申し込む

審査に落ちた時は、まず再審査に申し込むことが大切です。
多くの賃貸物件では保証会社が複数用意されており、2~3回程度は同じ物件の再審査が受けられます。

再審査を受ける資格があるかどうかは興和アシストの審査時に利用した不動産会社の担当者が把握しているので、確認してみましょう。

興和アシストの審査には通過できていたけれど、大家さんや管理会社の審査で落とされていた場合には、落ちた物件で再審査を受けることはできません。

代理契約が可能か確認する

親族に代理での契約を頼める方は、落ちた物件で代理契約が可能か調べることをおすすめします。
入居者ではない人が契約者となる代理契約では、家賃を支払うのが入居者であっても、契約者となる人の職業や収入で審査が実施されます。

代理契約であれば落ちた物件でも再審査が可能になるので、代理の契約を頼める方は代理契約に対応しているか確認してみてください。

代理の契約者に選べる相手の条件

  • 2親等以内の親族
  • 国内に住んでいる
  • 十分な安定収入がある
  • 連絡がとれる
  • 高齢者ではない

諦めてほかのお部屋を探す

再審査が受けられず代理契約もできない時は、諦めてほかの物件を探さなければいけません。
気持ちを切り替えて、次に申し込む物件を探してみてください。

物件を探し直す時は、以下の3点を意識すると良いでしょう。

物件を探し直す時のポイント

  • 落ちた物件よりも家賃を下げる
  • 興和アシストが契約必須の物件は避ける
  • 独立系保証会社が利用できる物件を選ぶ

1回興和アシストで落ちている方は、再度興和アシストの審査に申し込んでも落ちる可能性が考えられます。
審査がゆるい独立系保証会社を利用できる物件がおすすめです。

アリバイ会社を利用する

審査の通過が不安な方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社とは、賃貸審査が有利になる様々なサポートを提供しているサービスです。

アリバイ会社のサービス

  • 賃貸審査で利用できるアリバイの提供
  • 在籍確認の電話への対応
  • 緊急連絡先の紹介・代行
  • 保証人の紹介・代行

アリバイ会社を利用すれば実在する一般企業で働いている設定で審査を受けられ、審査のハードルを大きく下げられます。

職業や収入、過去の滞納歴といった対策の困難な部分が原因で審査に不安を抱えている方は、ぜひアリバイ会社の利用を検討してみてください。

興和アシストの審査に落ちた人でも契約できる保証会社は?

興和アシストの審査に落ちた人でも契約できる保証会社は?

保証会社には信販系と協会系、独立系の3つのレベルがあり、最も審査難易度が高いのは信販系で、審査が最もゆるいのは独立系とされています。

種類 レベル
信販系 高い
協会系 やや高い
独立系 低い

興和アシストは協会系に分類される保証会社のため、独立系の保証会社であれば興和アシストで落ちていても十分に契約できる見込みがあります。
独立系には、以下のような会社があります。

独立系の保証会社一覧

  • イントラスト
  • アールエムトラスト
  • フォーシーズ
  • 日本セーフティー
  • Casa
  • JID
  • プラザ賃貸管理保証
  • ハウスリーブ
  • セブン総合保証協会
  • CAPCO AGENCY
  • SFビルサポート
  • 近畿保証サービス

興和アシストの審査の流れは?

興和アシストの審査の流れは?

興和アシストを利用する際の審査の流れは、以下の通りです。

STEP.1
お部屋探し
審査を受けるには、まずお部屋を決める必要があります。保証会社は物件ごとに決められており、大家さんや管理会社が興和アシストを保証会社に指定している物件でのみ利用できます。
STEP.2
申し込み
お部屋が決まったら不動産会社から入居審査に申し込みます。
STEP.3
審査
審査は2~3日かかり、結果は申し込み時に利用した不動産会社から伝えられます。
STEP.4
契約
審査を通過していたら契約に進みます。

興和アシストの審査に関するQ&A

興和アシストの審査に関するQ&A

最後に興和アシストの審査に関するよくあるQ&Aをまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の4つの質問です。

Q&A

  • 審査にかかる日数はどのくらい?
  • 本人確認の電話はいつかかってきる?
  • 家賃を期日までに払えないとどうなる?
  • 取り立てが厳しいという噂は本当?

審査にかかる日数はどのくらいですか?

興和アシストの審査は比較的短期間で返ってくる傾向があり、2~3日前後で返ってくるケースがほとんどです。

審査へ申し込んだ時点では、審査にかかる日数がどのくらいになるかわからないので、申し込みが完了したら慌てずに待ちましょう。

審査は、提出すべき書類が未提出だったり、提出書類に不備があったりすると長引く傾向があります。
結果を急いでいる方は、不備のない状態で書類を提出するよう心がけましょう。

本人確認の電話はいつかかってきますか?

書類の記入ミスを確認するための本人確認電話は、申し込み完了後1~3日前後でかかってくる傾向があります。

電話をかけるタイミングについては事前に知らされないので、申し込みが完了したら知らない番号からの電話に備えましょう。

確認電話は申込者本人だけでなく、緊急連絡先や職場にかけられる場合もあります。
申込書類に電話番号を記載した相手には、事前に入居審査の電話がかかってくるかもしれないと伝えておくと良いでしょう。

家賃を期日までに支払えないとどうなりますか?

期日までに家賃を支払えないと、まず興和アシスが大家さんや不動産会社に連絡をして家賃の立て替えを行います。
その後契約者と支払いの相談が実施され、支払えない場合には連帯保証人に請求が回ります。

興和アシストが家賃を立て替えると1回につき、「立て替え額×4%」の手続き費用が発生し、さらに立て替え翌日から完済日まで年14.6%の遅延損害金がかかるため注意しましょう。

収入が原因で家賃を支払えない時は、支払えないことが分かった時点で大家さんや家賃保証会社に相談してください。

取り立てが厳しいという噂は本当ですか?

興和アシストで検索をかけると「電話 しつこい」と予測が出ますが、取り立てで怖い思いをしたといった内容の口コミはほとんどの保証会社に存在します。

興和アシストの取り立てが特別厳しいわけではありません。
取り立ては家賃を滞納しない限り発生しないため、契約時に不安視する必要はないでしょう。

なお、家賃保証会社の取り立ては、銀行や消費者金融の取り立てと異なり法律の規制が存在せず、全体的に厳しめな傾向があると言われています。

【まとめ】興和アシストの審査はやや厳しめ

【まとめ】興和アシストの審査はやや厳しめ

本記事では、興和アシストの審査は厳しいのかについて紹介しました。興和アシストの審査は保証会社全体で見るとやや厳しく、収入が不安定だったり過去に滞納経験があったりすると落とされる恐れがあります。

審査が不安な時は日本アリバイ協会の利用がおすすめです。日本アリバイ協会は賃貸の入居審査の突破を得意とするアリバイ会社です。

賃貸審査へ申し込む前にアリバイ会社と契約しておけば、有利な条件で審査が受けられるので審査が不安な方はぜひ利用を検討してみてください。

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