プレサンスの審査は厳しい？審査が厳しいといわれる理由と審査項目について解説

「プレサンスの審査は厳しいのかな…？」
プレサンスの審査は保証会社の中でも厳しめで、対策をせずに申し込みを行うと簡単に落とされてしまいます。

本記事では、プレサンスの審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
プレサンスの審査を通過するためのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

プレサンスとは？

プレサンスは、全国で3,390戸の供給実績を持つ会社です。

社名	株式会社プレサンスコーポレーション
設立	1997年10月1日
資本金	762,6018,091円
本社所在地	大阪市中央区城見1丁目2番27号 クリスタルタワー27階

プレサンスシリーズを始めとした様々なマンションを供給しています。
プレサンスが管理している賃貸マンションは、子会社であるプレサンスギャランティが担っています。

グループにはプレサンスコミュニティやトライストなどが属しており、西日本最大級の総合デベロッパーです。

プレサンスギャランティの審査は厳しい

プレサンスの子会社であるプレサンスギャランティは、物件の家賃が高額なこともあり審査難易度が高めです。
信用情報に傷がある方や収入が不安定な方、支払い能力が低い方では審査の突破は困難です。

プレサンスギャランティの審査難易度を詳しく紹介します。

プレサンスギャランティとは？

プレサンスの賃貸マンションは、子会社であるプレサンスギャランティが家賃保証会社として用意されています。

創立	2014年8月8日
資本金	5,000万円（プレサンスコーポレーション100%出資）
事業内容	家賃債務保証業
本社	大阪市中央区城見1丁目3番7号 松下ITPビル16階

申し込みの窓口はプレサンスギャランティですが、審査自体は保証会社の中でも屈指の審査難易度を誇るオリコフォレントインシュアが担当しています。

実質オリコフォレントインシュアと同じ厳しさ

プレサンスギャランティは協会に属さない独立した会社ですが、審査自体はオリコフォレントインシュアが担当しており、審査難易度は信販系であるオリコフォレントインシュアと同等だと考えられます。

種類	審査難易度	特徴
信販系	高い	個人信用情報のチェックが入り、信用情報に傷があると審査通過は困難
協会系	やや高い	同じ協会に加盟している会社間で情報を共有している
独立系	低い	独自の基準で審査をしており、審査がゆるい

オリコフォレントインシュアは数ある保証会社の中でもトップクラスに審査難易度が高いと言われており、他社では余裕で審査に通過できた方でも落とされるケースがあります。

プレサンスの厳しい審査項目

プレサンスの審査では、以下のような項目がチェックされます。
詳細な審査基準は後悔されておらず、1つでも審査基準に引っ掛かると落とされる可能性があります。

職業と勤務体系

プレサンスの審査では、申込者の職業と勤務体系が確認されます。
職業は安定性のある職業ほど有利で、勤務体系は収入が安定する正社員ほど審査で有利です。

反対に審査でマイナスに見られる職業と勤務体系は以下の通りです。

上記のような働き方をしている人は、十分な収入があっても家賃を滞納する恐れがあると判断されるケースがあります。

年収と勤続年数

プレサンスの審査では、必ず年収と勤続年数が確認されます。
年収は家賃の36倍以上あるかをチェックされ、勤続年数は長く勤めているほど審査が有利になります。

年収の金額ではなく、家賃に対する年収の割合が重要視されるので、必ずお部屋の家賃は年収に見合った金額に抑えましょう。

以下の一覧表を参考にしてください。

家賃	年収の目安
15万円	540万円
20万円	720万円
25万円	900万円
30万円	1,080万円
35万円	1,260万円
40万円	1,440万円

過去の滞納歴

プレサンスの審査では、過去の家賃滞納歴がチェックされます。
家賃滞納が確認される範囲は以下の通りです。

プレサンスまたはオリコフォレントインシュアで滞納歴がある方と、信用情報に過去の滞納記録が残っている方は審査に落とされる可能性があります。

過去のトラブル歴

プレサンスの審査では、過去賃貸物件で起こしたトラブルの記録もチェックされます。
確認される範囲はオリコフォレントインシュアでのトラブル歴とプレサンス管理物件でのトラブル歴です。

プレサンスの契約が初めてであっても、オリコフォレントインシュアでのトラブル歴があると審査に影響を及ぼします。

審査では調査が入るので、申込者が自分から過去のトラブル歴を申告する必要はありません。

ネガティブなネット情報

プレサンスの審査では、ネット上に申込者のネガティブな情報が掲載されていないかもチェックされます。
ネガティブな情報とは、以下の通りです。

ネガティブな情報があると審査で減点され、落ちる確率が上がります。
実名でSNSアカウントを開設していたり、ネット上に過去の過ちに関する記録が残っていたりする方は注意が必要です。

自分で削除できる情報は削除してから申し込みましょう。

プレサンスの審査を通過させるためには？

プレサンスの審査に通過するためのコツを5つ紹介します。
プレサンスに限らず、基本的に賃貸物件の審査は1回までしか受けられません。

連帯保証人をたてる

プレサンスの審査は、保証会社と契約すれば連帯保証人をたてずに契約できますが、可能な方は連帯保証人をたてることがおすすめです。
保証会社と契約する場合でも、連帯保証人はたてていた方が審査に通過しやすい傾向があります。

家賃の滞納や住民トラブルを起こさない限り連帯保証人に負担がかかることはないので、親族を頼れる方は連帯保証人をたてて審査を受けることも検討してみましょう。

親族が代理で契約する

収入や職業、過去の滞納歴などの様々な理由で、自分での契約が困難だと予想される方は、親族に代理での契約を頼むと良いでしょう。

プレサンスに限らず、賃貸物件では事前に管理会社や大家さんから許可を得ることで、実際お部屋に住む人とは異なる人が契約を結べます。

代理契約であれば、代理契約者の支払い能力で審査を受けられるので、自力での審査突破が困難な方でもプレサンスに住める望みがあります。

親族を頼れる方は、代理契約を検討してみてください。

預金残高証明を提示する

お部屋の家賃に対して支払い能力が足りていない方は、預金残高証明を提示することがおすすめです。
物件によっては、収入が家賃に対して少なく、支払い能力が足りていない方でも預金残高や資産があると証明することで審査時に考慮してもらえる場合があります。

不動産会社から現在の収入では、プレサンスの審査は落ちるかもしれないと言われたら、資産があると打ち明けてみましょう。

なお、物件によっては資産よりも収入が重要視され、資産は審査で考慮してもらえないケースもあります。

法人名義で契約する

法人経営者の方は個人で契約を結ぶ以外にも、法人名義で契約する選択肢があります。
もしも個人の年収をあえて低くしていたり、利益を法人にプールしていたりするのであれば、個人名義で審査に申し込むよりも法人名義で申し込みをした方が審査を突破できる可能性が高いでしょう。

個人名義で審査に申し込む場合、支払い能力は個人の年収から判断されるため、注意が必要です。

アリバイ会社を利用する

収入や職業、雇用形態などの個人で対処できない要素が原因で審査に落とされそうな方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。

アリバイ会社とは、賃貸契約時に職業や収入状況といった審査が有利になるアリバイを提供するサービスです。
アリバイ会社を利用すれば、個人事業主や水商売で働いている人でも会社勤めとして審査を受けられます。

お部屋の審査は1回でも落ちると同じ条件では再審査を受けられないので、確実にプレサンスと契約したい方はアリバイ会社を利用して対策を施しましょう。

プレサンスギャランティの保証料

プレサンスギャランティを契約する際にかかる保証料は以下の通りです。

初回保証料	月額賃料等の50%相当額
月額手数料	月額賃料等の1.5%相当額

初回保証料は、契約を結ぶ際に1度のみ発生する費用で、月額手数料はプレサンスギャランティを契約し続ける限り毎月発生する費用です。

保証会社は契約後、引っ越しをするまで解約できないもののため、月額手数料は引っ越すまでかかり続けます。

人によっては高いと感じる方もいるかと思いますが、保証会社全体で見ると初回保証料・月額保証料共に相場通りだと言えます。

プレサンスギャランティの審査に必要な書類

プレサンスギャランティの審査申し込み時に必要になる書類は、以下の通りです。

収入証明書には、給与明細や源泉徴収票、確定申告書、住民税納税通知書などが該当し、身分証明書には運転免許証やマイナンバーカード、保険証などが該当します。

提出を求められた書類は、すべて期日までに不備なく揃えて提出することが重要です。
人によっては上記に記載がない書類の提出を求められる場合がありますが、提出を求められた書類は必ず提出してください。

プレサンスギャランティの審査にかかる日数は？

プレサンスギャランティの審査にかかる日数は、申し込みが完了してから2～7日前後です。
審査にかかる時間は、ほかの申込者の有無や定休日、申込タイミングなどによって左右されます。

審査にかかった時間で結果を予想することはできないので、申し込みが完了したら結果を待ちましょう。
以下のような行動は、審査にかかる時間が増加する原因となります。

プレサンスの審査が不安な方におすすめのマンションブランド

プレサンスの審査が不安な方におすすめのマンションブランドを紹介します。
プレサンスの審査に落ちたとしても、同じ価格帯のマンションブランドは多数存在するので、ほかのブランドを検討してみると良いでしょう。

カスタリア

カスタリアは、モリモトクオリティのマンションブランドです。

保証会社	大和リビング
家賃の価格帯	10万円～30万円
公式サイト	https://castalia-rent.jp/

1人暮らし向けの間取りが中心で、スタイリッシュなデザインが特徴です。
どの物件も駅からのアクセスが良い立地に立っています。

ブリリアイスト

ブリリアイストは、東京建物のマンションブランドです。

保証会社	日本レンタル保証
家賃の価格帯	10万円～30万円
公式サイト	https://www.brilliaist.com/

1Rや1K、1LDKなど1人暮らし向けの間取りが中心で、便利な設備が充実しています。
東京23区から千葉まで広い地域で展開しています。

グランパセオ

グランパセオは、いちご株式会社のマンションブランドです。

保証会社	アイシンク・レント/エポスカード/全保連/オリコフォレントインシュアなど
家賃の価格帯	10万円～40万円
公式サイト	https://www.ichigo.gr.jp/business/residence/

東京23区の好立地を中心に建てられており、1人暮らしからファミリー向けまで幅広い間取りのお部屋があります。

保証会社が豊富に用意されている点が特徴で、厳しめの会社から比較的審査がゆるい会社まで揃っています。

【まとめ】プレンサンスの審査の難易度は信販系並

本記事では、プレサンスの審査難易度について紹介しました。
プレサンスの審査は、子会社であるプレサンスギャランティが担当していますが、プレサンスギャランティは窓口に過ぎず、審査自体はオリコフォレントインシュアが担当しています。

審査の難易度は信販系並に高く、信用情報に傷がある方や収入が不安定な方では審査突破は困難です。
確実にプレサンスの物件を契約したい方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。

1回でも落ちると同じ条件では再審査が受けられないので、万全の状態で申し込みましょう。