「レジデンシャルサービスの審査は厳しいのかな…?」
レジデンシャルサービスは、主に長谷工グループの自社管理物件で採用されている保証会社です。

利用には審査があり、審査を突破できなければ契約は結べません。
審査を申し込む際に、自分は落とされないか不安を感じる人は多いかと思います。

本記事では、レジデンシャルサービスの審査に落ちる特徴について詳しく紹介していきます。

この記事を読んでわかること

  • レジデンシャルサービスの審査基準
  • 落とされる人の特徴
  • 落とされた時の具体的な対処法

レジデンシャルサービスとは?

レジデンシャルサービスとは?

レジデンシャルサービスは、長谷工グループの自社物件を中心に家賃保証を行っている独立系の会社です。

会社名 株式会社レジデンシャルサービス
東京オフィス 東京都港区芝3ー8ー2 芝公園ファーストビル
大阪オフィス 大阪府大阪市中央区本町1-8-12 オーク堺筋本町ビル
資本金 1,000万円
株主 株式会社長谷ライブネット 100%出資

地域の相場よりも家賃が高い物件に採用されているケースが多く、独立系保証会社の中では審査難易度は高めです。

レジデンシャルサービスの保証料は?

レジデンシャルサービス利用時にかかる保証料は、以下の通りです。

初回保証料 総賃料の20~70%
更新料 1万円~

初回保証料と更新料の両方が物件によって変動します。
初回保証料は総賃料の50%かかるケースが多く、更新料は1年更新で毎年1万円かかることがほとんどです。

審査を受ける際に、不動産会社から初回保証料や更新料の説明が受けられ、申込者はそのタイミングで正確な保証料を確認することになります。

申し込みに必要な書類は?

レジデンシャルサービスの保証サービス申し込み時に必要な書類は、以下の通りです。

日本国籍の方 本人確認書類(運転免許証、パスポート、健康保険証、住民票)/収入証明書(勤務先の源泉徴収票、納税証明書)
外国籍の方 本人確認書類(在留カード、特別永住者証明書)/収入証明書(勤務先の源泉徴収票、納税証明書)

日本国籍の方と外国籍の方で提出が必要な書類は異なるので注意しましょう。
本人確認書類と収入証明書は、それぞれ1点ずつ必要になります。

レジデンシャルサービスの審査難易度は?

レジデンシャルサービスの審査難易度は?

レジデンシャルサービスは、独立系に分類される保証会社で、審査難易度は保証会社全体で見ると低めです。

種類 審査難易度 特徴
信販系 高い 個人信用情報がチェックされる
協会系 やや高い 協会に加盟している会社間で情報の共有が行われる
独立系 低い 独自の基準で審査をおこなっており、ほかと比べて審査難易度が低い

全体で見ると低い部類ですが、相場と比べて家賃が高い物件に採用されているケースが多く、独立系の中では審査はやや厳しい方だと言われています。

審査で個人信用情報のチェックは入りません。

過去にLICC加盟歴がある

レジデンシャルサービスは、過去LICCに加盟していましたが、数年前に脱退しており、2024年現在ではどこの協会にも属さない独立系保証会社となっています。

現在は脱退済みであることから、過去にLICCで滞納歴やトラブル歴がある方でも審査の通過は可能だと予想されます。

他社での滞納歴があったとしても申告する必要はないため、審査に悪影響が出ないよう話さないでおきましょう。

レジデンシャルサービスの7つの審査基準

レジデンシャルサービスの7つの審査基準

レジデンシャルサービスの審査で確認されるポイントは、主に以下の7つです。

レジデンシャルサービスの審査基準

  • 滞納・トラブル歴があるか
  • 収入が途絶える可能性はないか
  • 人柄や態度に問題はないか
  • 十分な貯金額があるか
  • 申込書に嘘を記入していないか
  • 反社会的勢力との繋がりがないか

レジデンシャルサービスでの滞納・トラブル歴があるか

審査では、過去にレジデンシャルサービスでの滞納・トラブル歴があるかを確認されます。
過去にもレジデンシャルサービスを利用しており、その際に滞納やトラブルを起こしている方は、審査の通過は不可能です。

レジデンシャルサービスでは、過去にトラブルを起こした人のデータが残されているため、思い当たる節がある方は、ほかの保証会社を利用しましょう。

なお、レジデンシャルサービスは他社との情報共有をしておらず、他社での滞納・トラブル歴は審査に影響を及ぼしません。

収入が途絶える可能性はないか

審査では収入状況と収入が途絶える可能性がないかを必ずチェックされます。
収入は家賃の3倍以上あることが理想とされており、目安を下回っていると審査の通過は困難になります。

家賃を考える際は、以下の表を参考にしてみてください。

月収 家賃
12万円 4万円
15万円 5万円
18万円 6万円
21万円 7万円
24万円 8万円

収入が少なかったり不安定だったりする方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社を利用すれば十分な収入があるものとして審査が受けられます。

職業や雇用形態に不安はないか

審査では、収入状況と同時に職業や雇用形態がチェックされます。
職業や雇用形態が不安視されると、十分な収入があっても落とされてしまいます。

審査で不利な職業と雇用形態は、以下の通りです。

審査でマイナスに見られる職業や雇用形態

  • フリーター
  • 個人事業主
  • 派遣社員・契約社員
  • 学生
  • 無職
  • 夜職

マイナスに見られる職業や雇用形態で働いている方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社を利用すれば、安定収入のある仕事に就いている体で審査が受けられるようになり、お部屋の選択肢が大きく広がります。

人柄や態度に問題はないか

審査では、申込者の人柄や態度もチェックされています。
お部屋の相談に行った際にスタッフに対して失礼な言動をしたり、常識がない行動をとったりすると、契約後のトラブルを懸念され落とされるので注意しましょう。

相談に行く際は、清潔感のある身なりで常識ある行動を心がけてください。
身なりや態度に自信がない方は、メールやLINEでやり取りができる不動産屋を検討すると良いでしょう。

十分な預金額があるか

無収入の状態で審査を受ける場合は、収入の代わりとして預金額で審査が行われます。
預金のみで審査を受ける際の目安は以下の通りです。

家賃額 貯金の目安
3万円 72万円以上
4万円 96万円以上
5万円 120万円以上
6万円 144万円以上
7万円 168万円以上
8万円 192万円以上
9万円 216万円以上

少なくとも家賃2年分相当額以上の預金が必要になります。
十分な預金がない方は、バイトでも良いので収入を確保してから審査を受けるか、アリバイ会社を利用すると良いでしょう。

申込書に嘘を記入していないか

審査では申込書に間違いや嘘がないかもチェックされています。
記入ミスや記入忘れであれば、審査が中断され書類の再提出で済みますが、故意に嘘を記入していた場合には審査に落とされます。

その場しのぎで考えられた適当な嘘は、簡単に見破られ自分の立場を悪くするだけなので、軽い気持ちで嘘を記入することはおすすめできません。

反社会的勢力との繋がりがないか

反社会的勢力の関係者にお部屋を貸すと、大家さんがトラブルに巻き込まれることから、賃貸審査では反社会的勢力に属していないかのチェックが実施されます。

反社会的勢力に加入している方はもちろん、加入していないけれど繋がりがあるという方も審査の通過は困難です。

反社会的勢力に属しているとレジデンシャルサービスに限らず賃貸審査は突破できません。

レジデンシャルサービスの審査に落ちる人の特徴は?

レジデンシャルサービスの審査に落ちる人の特徴は?

レジデンシャルサービスの審査に落ちる人の特徴は、以下の通りです。

レジデンシャルサービスの審査に落ちる人の特徴

  • レジデンシャルサービスで滞納歴がある
  • 家賃に収入が見合っていない
  • 申込書で嘘を記入した
  • 収入が不安定な仕事をしている

レジデンシャルサービスは独立系保証会社ですが、審査難易度は独立系の他社と比べてやや高い傾向があります。
収入に見合わない家賃を選んだり、収入に波がある仕事をしていたりすると審査で落とされます。

レジデンシャルサービスの審査に落ちた際の対策

レジデンシャルサービスの審査に落ちた際の対策

レジデンシャルサービスの審査に落ちてしまった際は、以下の対処法を検討してみましょう。

レジデンシャルサービスの審査に落ちた際の対策

  • 保証会社を変更できるか確認する
  • 安定収入のある親族に代理契約を頼む
  • 連帯保証人を立てる
  • 家賃を下げてほかの物件を探す
  • 引っ越しのタイミングを遅らせる
  • アリバイ会社を利用する

保証会社を変更できるか確認する

ほとんどの物件では、保証会社は2社以上用意されているため、レジデンシャルサービスに落ちた際は、まず保証会社を変更できるか確認しましょう。

保証会社がほかにも用意されていれば、同じお部屋の再審査が受けられます。
なお、落とされたのがレジデンシャルサービスではなく大家さんや管理会社の審査だった場合は、保証会社がほかに用意されていても同じお部屋の再審査は受けられません。

安定収入のある親族に代理契約を頼む

親族を頼れる方は、代理契約を頼む方法もおすすめです。
代理契約とは、代理者に契約を任せる契約方法のことで、代理契約であれば1度落とされた物件でも再審査が受けられます。

親族を頼れる方は、代理契約で審査を突破する方法も検討してみてください。
なお、代理契約は大家さんからの許可が必要で、許可が下りない物件では代理契約を選択できません。

連帯保証人を立てる

審査に落ちた際は、連帯保証人を立てることを検討してみましょう。
連帯保証人とは、契約者である自分が家賃を滞納した際に責任を負う役割のことです。

最近では連帯保証人を立てずに保証会社のみで審査を受けるケースが一般的ですが、保証人を立てていた方が審査の通過は簡単になります。

連帯保証人の条件

  • 国内に住んでいる
  • 2親等以内の親族(両親、兄弟など)
  • 十分な支払い能力がある

家賃を下げてほかの物件を探す

再審査が受けられなかったときは、家賃を下げてほかの物件を探してみましょう。
審査に落とされた理由は、家賃が収入に対して高いことが原因のケースが多く、物件を探し直す際は家賃を下げた方が審査通過率を上げられます。

物件に求める条件を見直したり、お部屋を探すエリアを変更したりして、家賃を下げて探し直してみてください。

引っ越しのタイミングを遅らせる

審査に落ちた際の対策としては、引っ越しのタイミングを遅らせることも有効です。
賃貸物件の審査は、引っ越し繁忙期の方が難しく、閑散期の方がゆるくなる傾向があります。

今すぐに引っ越す必要がない方は、以下を参考に引っ越しタイミングをずらすことも検討してみてください。

引っ越し繁忙期 3月~4月、9月~10月
引っ越し閑散期 5月~8月、11月~2月

アリバイ会社を利用する

収入や職業、雇用形態が原因で審査に落とされた方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社とは、賃貸審査を有利な設定で受けられるサービスのことです。

アリバイ会社を利用すれば、無職の方でも会社員として安定収入がある体で審査を受けられます。

アリバイ会社の利用がおすすめな人

  • 収入が不安定な仕事をしている人
  • 収入が少ない人
  • 夜職の人
  • 無職の人

レジデンシャルサービスの審査に関するQ&A

レジデンシャルサービスの審査に関するQ&A

最後にレジデンシャルサービスの審査に関するよくあるQ&Aを紹介します。

レジデンシャルサービスの審査に関するQ&A

  • 審査の結果はいつ頃わかりますか?
  • 確認の電話はいつかかってきますか?
  • 滞納したらどうなりますか?
  • 審査期間が長い場合落ちていますか?

審査の結果はいつ頃わかりますか?

レジデンシャルサービスの審査結果は、申し込みを行った日から5~7日以内に返ってきます。
結果はレジデンシャルサービスから不動産会社に伝えられ、申込者は不動産会社から結果を伝えられます。

保証会社の審査にかかる期間は2~3日が一般的ですが、レジデンシャルサービスは他社よりも時間がかかる傾向があるため、すぐに結果が来なくても焦らずに待ちましょう。

なお、申し込み時に提出物でミスがあった場合、再提出完了まで審査は止まり、結果が出るまでの時間がより長くなります。

確認の電話はいつかかってきますか?

確認の電話は必要書類をすべて提出し、申し込みが完了した後、数日以内にかかってきます。
事前に電話がかかってくる日時の通告は行われず、かかってきたタイミングで出られなかった際は折り返しかけ直せば問題ありません。

確認電話は自分だけでなく緊急連絡先や職場にかけられることもあるので、審査に申し込む前にあらかじめ伝えておきましょう。

なお、確認の電話は必ず実施される工程ではなく、人によっては確認電話なしで結果が出るケースもあります。

滞納したらどうなりますか?

事前の連絡なしに家賃を滞納すると、まず自分の電話番号に確認電話がかかってきます。
確認電話に対応しないでいると、次は督促の手紙が届くようになり、保証人や緊急連絡先として登録した電話番号に安否確認の連絡が入ります。

電話も手紙も無視を続けると最終的には強制退去となるので、家賃を支払えないことが確定したら、なるべく早いタイミングでレジデンシャルサービスに連絡しましょう。

なお、保証人や緊急連絡先への電話では、家賃を滞納している旨を伝えられます。
家賃滞納を家族に知られたくない方は注意が必要です。

審査期間が長い場合落ちていますか?

審査に時間がかかるのは、先に申し込んでいる人がいる場合であり、落ちているからではありません。
長く時間がかかった上で審査に通過しているパターンも、すぐに結果が返ってきたのに落ちているパターンもどちらも珍しくないため、審査時間で一喜一憂する必要はありません。

申し込みから1週間以上の時間が経過しても結果が返ってこない場合は、連絡の行き違いや申込ミスの可能性が考えられます。
不動産会社の担当者に現状確認の連絡を入れてみましょう。

【まとめ】レジデンシャルサービスの審査難易度はやや厳しめ

【まとめ】レジデンシャルサービスの審査難易度はやや厳しめ

本記事では、レジデンシャルサービスの審査について紹介しました。
レジデンシャルサービスは独立系保証会社ですが、相場と比較して家賃が高い物件に採用されているケースが多く、審査の難易度はやや高い傾向があります。

収入が不安定な方や収入が少ない方、夜職で働いている方などは落とされる可能性があります。
審査の通過が不安な方は、アリバイ会社の利用を検討してみてください。

アリバイ会社を利用すれば、収入が少ない方でも安定収入がある装いで審査を受けられます。

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