ホームメイトの審査は厳しい？どこの保証会社を利用するのかと落ちた際の対処法も解説

「ホームメイトのお部屋を借りたいけど、審査は厳しいのかな…？」
賃貸審査を受ける際に、ほとんどの方は無事に審査を突破できるか気になるかと思います。

本記事では、ホームメイトの審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
詳しい審査項目のほかに落ちた際の対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ホームメイトの審査は厳しい？

ホームメイトはお部屋を探している人と借り手を探している大家さんの間を取り持って仲介を行う会社であり、入居審査はほかの会社が担っています。

ホームメイトで紹介している物件の中でも、物件ごとに審査を担う保証会社は異なるので、審査の難易度は物件によるところが大きいと言えます。

ホームメイト管理物件に利用する保証会社は信販系です。

種類	難易度	特徴
信販系	高い	信用情報に傷があると突破が難しい
協会系	やや高い	協会加盟会社間で滞納者の情報を共有している
独立系	低い	独自の基準で審査している

ホームメイト管理物件に利用する保証会社は？

ホームメイトが管理する物件では、以下の2つの保証会社が利用されています。
どちらの保証会社から順番に審査を受けるかは、ホームメイト側に決定権があり、利用者が選択することはできません。

ジャックス

ジャックスは、信販系の保証会社です。

社名	株式会社ジャックス
本部	東京都渋谷区恵比寿4丁目1番18号 恵比寿ネオナート
設立	1954年6月29日
資本金	161億3,818万円
主な事業	クレジット事業/カード・ペイメント事業/ファイナンス事業/海外事業

審査では信用情報がチェックされ、審査の難易度は非常に高いと言われています。

アプラス

アプラスもジャックス同様に信販系の保証会社です。

商号	株式会社アプラス
設立	2009年4月24日
本社所在地	大阪市浪速区湊町一丁目2番3号
店舗数	全国主要都市47店舗
主な事業内容	ショッピングクレジット事業/カード事業/ペイメント事業

審査ではジャックス同様に信用情報がチェックされ、信用情報に傷がある方では突破は困難です。

ホームメイトの審査項目は？

ホームメイトの審査では、主に以下のような項目がチェックされます。
審査の明確な基準は公表されておらず、いくつかの項目の内1つが基準を満たしていなかっただけでも落ちる可能性があります。

年収

ホームメイトの審査では、必ず年収がチェックされます。
年収は「家賃の36倍以上」が基準となっており、基準を下回っていると審査の突破が難しくなります。

入居する物件の家賃を考える際は、以下の表を参考にしてください。

家賃	月収	年収
5万円	15万円	180万円
6万円	18万円	216万円
7万円	21万円	252万円
8万円	24万円	288万円
9万円	27万円	324万円
10万円	30万円	360万円

職業と雇用形態

ホームメイトの審査では、職業と雇用形態もチェックされます。
職業と雇用形態は、共に安定している方が良いとされており、以下のような不安定な職業・雇用形態は審査で不利になります。

職業は職場に直接電話で確認が入ることもあり、嘘をつくことはできません。

過去の犯罪・トラブル歴

審査では過去の犯罪歴や、ネット上に悪評がないかもチェックされます。
以下のようなケースに心当たりがある方は注意が必要です。

本名を使用したSNSアカウントがある方は、アカウントを非公開にするか削除してから審査に申し込みましょう。

信用情報

ホームメイトの審査では、物件によって信用情報の確認が実施されることがあります。
以下のような行動をとると信用情報にマイナスな記録が残ります。

信用情報に傷がある方は信用情報のチェックが入らない独立系の会社が利用できる物件を選ぶと良いでしょう。
なお、ホームメイトの審査に利用する保証会社ジャックスとアプラスは、どちらも信販系であり、審査で信用情報がチェックされます。

身だしなみや人柄

ホームメイトの審査では、申込者の身だしなみや人柄からお部屋を貸しても問題のない人物かをチェックしています。

清潔感のない身なりで相談に行ったり、スタッフに対して失礼な態度を取ったりするとお部屋を貸すべきではないと判断されるので注意が必要です。

お部屋の相談に訪れる際は、必ず身だしなみや態度、発言に気をつけましょう。
服装は清潔感がある服装であればどのようなものでも問題ありません。

ホームメイトの審査に落ちた際の4つの対処法

ホームメイトの審査に落ちたときの対処法を紹介します。
落ちてしまっても対処する方法はあるため、焦る必要はありません。

再審査を受け直す

審査に落ちたと連絡を受けたら、まず再審査を受け直せるのか確認しましょう。
多くの賃貸物件では、保証会社が2～3社用意されており、1社目の審査に落ちてもまだ受けていない会社に変更することで再審査が受けられます。

不動産屋が確認を行えるので、再審査が受けたいと伝えてみてください。
なお、落とされたのが保証会社ではなく大家さんや管理会社の審査であれば、仮にほかの保証会社が用意されていても再審査は受けられません。

代理契約で再審査を受ける

親族を頼れる方は、代理契約にする方法も検討してみると良いでしょう。
代理契約とは、実際にお部屋に住む人とは異なる人が契約者となる契約方法です。

お部屋に住む人ではなく契約者が審査の対象となるため、既に入居者が落ちている物件であっても再審査が受けられます。
親族を頼れる方は代理契約も検討してみてください。

別の物件を探し直す

再審査が受けられない時は、落ちてしまった物件は諦めるしかありません。
落ちた物件のことは忘れ、ほかの物件を探し直してみましょう。

物件を探し直す際は、落ちた物件よりも家賃が安い物件に絞って探すことをおすすめします。
審査の難易度は家賃が高い物件ほど難しく、家賃が低い物件ほど簡単なため、家賃を下げた方が審査を突破できる可能性が高まります。

アリバイ会社に相談する

落ちた原因が、職業や雇用形態、収入の可能性が高い方はアリバイ会社に相談することをおすすめします。
アリバイ会社とは、賃貸審査を受ける際に審査が有利になるアリバイを提供するサービスです。

アリバイ会社を利用すれば無職の方でも、会社員として働いている設定で審査が受けられます。
職業や収入は、どこの保証会社でも審査項目となっており、これらが原因で落とされたのであれば他社でも審査を突破できない可能性が高いと考えられます。

連続して落ち続けると選択肢が減っていくので、次を受ける前にアリバイ会社の利用を検討してみてください。

ホームメイトの審査に落ちる人の共通点は？

ホームメイトの審査に落ちる人の傾向を紹介します。
1つでも当てはまる方は要注意です。

収入が低かったり不安定な雇用形態で働いていたりする方は、連帯保証人と保証会社の併用がおすすめです。

保証会社を利用する際は連帯保証人を立てないケースが一般的ですが、併用することで支払い能力の不足を補えます。

ホームメイトで賃貸審査を受ける流れは？

ホームメイトで審査を受ける大まかな流れを紹介します。

ホームメイトの審査を受ける際に必要な物一覧

ホームメイトの審査を受ける際に必要な物は、以下の通りです。

連帯保証人を立てる際は、連帯保証人の住民票と印鑑証明書が必要になります。
審査や契約時に提出を求められる書類は、ホームメイト以外の不動産屋を利用する場合にもほとんど変わりません。

中には用意に時間がかかる書類もあるので、お部屋探しを始めたら早めに準備を始めると良いでしょう。

ホームメイトの審査に関するQ＆A

最後にホームメイトの審査に関するよくあるQ＆Aをまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の5つです。

審査期間は平均何日？

ホームメイトの審査にかかる期間は平均2日～7日です。
審査にかかる時間は、申し込みの混雑状況や申込書の不備によって変動します。

期日までに提出すべき書類が揃っていなかったり申込書に記入漏れがあったりすると審査期間が延びるので注意しましょう。

落ちていると審査が長引くといった噂がありますが、審査にかかる時間と結果に関係性はなく、なかなか結果が返ってこないからといって落ちていると決まったわけではありません。

確認電話はかかってくる？

確認電話はかかってくる人とかかってこない人がいます。
確認電話が実施されるかについては事前に告知されないので、申し込みが完了したらいつかかってきてもおかしくないと考えておきましょう。

確認電話は自分だけでなく職場や緊急連絡先、保証人にかけられることもあるため、あらかじめ電話が来るかもと伝えておくと良いでしょう。

連帯保証人は必須？

一昔前までは連帯保証人がいなければ借りられるお部屋はほとんどありませんでしたが、現在では連帯保証人は必須ではありません。

連帯保証人を立てられない方は代わりとして保証会社を契約することで連帯保証人なしでお部屋を借りられます。

物件によっては、保証会社を認めておらず絶対に連帯保証人が必要なケースや、反対に連帯保証人がいても保証会社の契約が必須のケースもあるので、物件ごとに都度確認しましょう。

ホームメイト管理物件はクレジットカードの入会必須？

ホームメイト管理物件を契約する際にクレジットカードの入会は必須ではありません。
以前はホームメイトカードというクレジットカードの入会を求められる物件もありましたが、現在ではクレジットカードに入会せずともホームメイトの管理物件が借りられます。

持っていなくても全く問題ありませんが、アプラスカードを持っているとホームメイト家賃集金サービスで口座振替して支払った際にポイントが付与されます。

家賃の引き落し日は？

ホームメイト管理物件及び東建コーポレーションの管理物件契約時に利用する「ホームメイト家賃集金サービス」では、家賃引き落し日が毎月27日と決められています。

口座に十分なお金が入っておらず引き落しに失敗すると、ホームメイトや東建コーポレーションに引き落しに失敗したことを連絡する手間が発生するので、口座引き落しを利用する際は注意しましょう。

なお、ホームメイトで契約した物件であってもホームメイト管理物件または東建コーポレーション管理物件以外の物件であれば、引き落し日は27日とは限りません。

【まとめ】ホームメイト管理物件は審査が厳しい

本記事では、ホームメイトの審査は厳しいのかについて紹介しました。
ホームメイトの審査難易度は、物件ごとに異なります。

ホームメイト管理物件に限った話であれば、利用する保証会社が信販系のみのため、非常に厳しいと言えます。

審査の突破が不安な方は、アリバイ会社を利用することがおすすめです。
アリバイ会社は賃貸審査を有利に進められるアリバイを提供するサービスで、審査で不利な属性の方でも審査の突破が簡単になります。