「ルームバンクインシュアは審査が厳しい会社?落とされたらどうしよう…」
ルームバンクインシュアの審査に対して、このような不安を抱えている方は多いかと思います。
本記事ではルームバンクインシュアの審査難易度について詳しく紹介していきます。
この記事を読んでわかること
- ルームバンクインシュアの審査難易度
- 審査で確認される項目
- 落ちてしまった時の対処法
目次
ルームバンクインシュアとは?
ルームバンクインシュアは、東京に拠点を置く保証会社です。
会社名 | 株式会社ルームバンクインシュア |
---|---|
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル22階 |
設立 | 平成21年8月18日 |
資本金 | 5,000万円 |
加盟団体 | 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会/家賃債務保証業者協議会/LICC |
LICC(全国賃貸保証業協会)に加盟しており、審査の難易度は保証会社全体でみるとやや厳しめです。
ルームバンクインシュアの入居審査に必要な書類
ルームバンクインシュアの入居審査申し込み時に提出しなければいけない書類は、以下の通りです。
審査に必要な書類
- 身分証明書
- 収入証明書(提出を求められた方のみ)
- 預金残高証明(無職・フリーターのみ)
- 親権者同意書(未成年者のみ)
- 学生証(学生のみ)
必須の書類は身分証明書のみで、そのほかの書類は一部の該当者のみ提出が必要です。
提出が必要な書類は不動産屋から指示されるので、申込者が事前に把握しておく必要はありません。
ルームバンクインシュアの入居に必要な保証料
ルームバンクインシュアを利用する際にかかる保証料は以下の通りです。
初回保証料 | 総賃料の50% |
---|---|
年間更新料 | 年1万円 |
保証料は物件によって変動しますが、初回保証料が総賃料の50%、更新料が1万円のケースがほとんどで、相場通りと言えます。
保証料は必ず契約を結ぶ前に提示されます。
しっかりと確認してから契約を進めましょう。
ルームバンクインシュアの審査難易度は?
ルームバンクインシュアは、LICCに加盟している協会系の保証会社です。
審査難易度は保証会社全体で見るとやや高めです。
種類 | 審査難易度 | 特徴 |
---|---|---|
信販系 | 高い | 信用情報がチェックされる |
協会系 | やや高い | 協会に加盟している会社間で情報を共有している |
独立系 | 低い | 独自の基準で審査をしており、審査がゆるい |
LICCに加盟しているほかの保証会社と情報を共有しており、ルームバンクインシュアでの滞納歴が無くてもLICC加盟会社で滞納歴があると審査に悪影響を及ぼします。
LICCに加盟している保証会社一覧
2024年時点でLICCに加盟している保証会社は、以下の通りです。
LICCに加盟している保証会社一覧
- アーク
- アルファー
- エルズサポート
- K-net
- 興和アシスト
- ジェイリース
- 全保連
- 大成保証
- 宅建ブレインズ
- 賃貸保証サービス
- ナップ賃貸保証
- ニッポンインシュア
- ホームネット
- ランドインシュア
LICCに加盟している保証会社は、会社間で滞納やトラブルを起こした人の情報を共有しています。
上記の保証会社の内、1社でも滞納・トラブル歴がある方は審査に落とされる確率が上がります。
ルームバンクインシュアの審査で確認される6つの基準
ルームバンクインシュアの審査では、主に以下の6項目がチェックされます。
人柄や虚偽情報の有無など簡単に対策できる項目もあります。
ルームバンクインシュアの審査基準
- LICC加盟会社での家賃滞納歴
- 収入状況
- 職業や雇用形態
- 人柄
- 預金額
- 虚偽情報の有無
LICC加盟会社での家賃滞納歴
ルームバンクインシュアは、LICCという家賃保証会社の団体に所属しており、審査ではLICC加盟会社での滞納歴がチェックされます。
ルームバンクインシュアでの滞納歴がなくても、LICCに加盟しているほかの保証会社で滞納歴がある方は、審査に落とされる可能性があります。
LICCに加盟している保証会社は、会社間で情報を共有しているので、過去にLICCで滞納歴がある人は利用を避けることがおすすめです。
収入状況
審査では家賃に見合った収入があるかを確認されます。
審査の基準は、おおよそ以下の通りです。
家賃 | 年収の目安 | 月収の目安 |
---|---|---|
4万円 | 144万円以上 | 12万円以上 |
5万円 | 180万円以上 | 15万円以上 |
6万円 | 216万円以上 | 18万円以上 |
7万円 | 252万円以上 | 21万円以上 |
8万円 | 288万円以上 | 24万円以上 |
家賃は収入の1/3以下が理想とされており、1/3を超えると審査の通過が困難になります。
スムーズに通過したい方は、家賃を自分の収入に合わせて考えると良いでしょう。
職業や雇用形態
審査では現在の職業と雇用形態から、家賃を滞納せずに支払えるかを確認されます。
以下のような職業・雇用形態で働いている方は、収入が突然途絶える可能性が考えられることからマイナスに見られます。
審査でマイナスに見られる職業・雇用形態
- 派遣社員・契約社員
- 無職
- アルバイト
- 個人事業主
- 水商売
上記のような仕事をしている方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社を利用すれば不利な仕事をしている事実を隠して審査を受けられます。
人柄
審査では、収入や職業だけでなく申込者の人柄も確認されます。
以下のような行動をとると、「この人にお部屋を貸しても大丈夫かな?」と不安視され落とされます。
審査におけるNG行動
- 高圧的な態度をとる
- 相談中にスマホを触る
- 不清潔な身なりで来店する
不動産屋に来店する際は、身なりと態度に気をつけてください。
預金額
収入がない方や少ない方、月によって収入が変動する方は、審査で預金額を確認されることがあります。
預金額のチェックが実施される場合、まとまった預金がないと支払い能力がないとみなされます。
家賃ごとに求められる預金額は、以下の通りです。
家賃 | 預金額の目安 |
---|---|
4万円 | 96万円 |
5万円 | 120万円 |
6万円 | 144万円 |
7万円 | 168万円 |
8万円 | 192万円 |
虚偽情報の有無
審査では嘘や間違いがないかの確認も行われます。
1箇所でもミスがある状態で書類を提出すると、修正して再提出の手間が発生するので注意しましょう。
故意に嘘を記入して提出すると、気がつかれた時点で審査に落とされます。
審査の通過が不安だったとしても嘘の記入はやめましょう。
嘘を記入するか迷うのであれば、アリバイ会社の利用を検討してみてください。
ルームバンクインシュアの審査に落ちた場合どうするべき?
ルームバンクインシュアに落ちてしまった際の対処法としては、以下のような方法があります。
落ちた場合の対処法
- 保証会社を変更できるか確認する
- 安定収入のある親族に代理契約を頼む
- 連帯保証人を立てる
- 家賃を下げてほかの物件を探す
- 引っ越しのタイミングを遅らせる
- アリバイ会社を利用する
保証会社を変更できるか確認する
落ちた連絡が来たときに最初にするべき行動は、保証会社を変更できるか確認することです。
多くの物件では通常2~3社保証会社が用意されているため、ルームバンクインシュアに落とされても保証会社が残されていれば同じ物件の再審査が受けられます。
落ちた連絡を受けたら、まず保証会社が変更可能か不動産屋に確認しましょう。
安定収入のある親族に代理契約を頼む
親族を頼れる方は、代理契約を検討してみるのも良いでしょう。
代理契約とは、入居者とは異なる人が契約を結ぶ契約方法のことです。
代理契約であれば代理契約者の支払い能力のみが審査で考慮されるため、既に落ちている物件でも再審査が受けられます。
親族を頼れる方は、代理契約を結ぶ選択肢も検討してみてください。
連帯保証人を立てる
審査に落ちても連帯保証人を立てられれば保証会社と契約を結べるケースがあります。
不動産屋から連帯保証人を立てられるか確認されたら、親族に連帯保証人を頼みましょう。
連帯保証人を頼める相手の条件
- 2親等以内の親族
- 支払い能力がある
- 国内に住んでいる
- LICC系保証会社での滞納歴がない
連帯保証人は契約者同様に審査があり、誰でもなれるわけではありません。
家賃を下げてほかの物件を探す
再審査が受けられなかった時は、落とされた物件は諦めて次の物件で審査を受ける流れになります。
物件を探し直す際は、以下のポイントに注目して探してみましょう。
物件を探し直す際のポイント
- 落ちた物件よりも家賃を下げる
- 独立系の保証会社が利用できる
- 保証会社の利用が必須ではない
上記に当てはまる物件を選んだ方が審査の通過は簡単になります。
お部屋を探し直す際は、ぜひ意識してみてください。
引っ越しのタイミングを遅らせる
引っ越しを急いでいない方は、引っ越しのタイミングを遅らせる方法もおすすめです。
引っ越しには繁忙期と閑散期が存在し、閑散期はほとんど引っ越す方がいなくなることから、賃貸審査の難易度が下がる傾向があります。
避けるべき時期 | 3~4月、9~10月 |
---|---|
狙い目の時期 | 5~8月、11月~2月 |
引っ越しのタイミングをずらせる方は、5~8月または11月~2月への変更を検討してみましょう。
アリバイ会社を利用する
お部屋選びで妥協したくない方や引っ越し先をすぐに決める必要がある方は、アリバイ会社の利用をおすすめします。
アリバイ会社とは、賃貸契約で利用できる職業や収入に関するアリバイを提供している会社です。
アリバイ会社を利用すれば本当の職業は隠して、審査に有利な仕事をしている体で審査を受けられるので審査の通過が簡単になります。
ルームバンクインシュアの審査に関するQ&A
最後に、ルームバンクインシュアの審査に関するよくある質問を紹介します。
今回紹介する質問は、以下の6つです。
ルームバンクインシュアの審査に関する質問
- 審査の結果はいつ頃わかりますか?
- 確認の電話はいつかかってきますか?
- 引き落し日はいつですか?
- 緊急連絡先は誰でもいいですか?
- 未成年者でも利用できますか?
- 取り立てが怖いという噂は本当ですか?
審査の結果はいつ頃わかりますか?
審査の結果が返ってくるまでにかかる時間は申し込みの混雑具合によって左右されますが、おおよそ2~3日程度です。
早ければ翌日わかるケースもありますが、遅いと1週間待たされるケースもあります。
審査期間の長さで審査結果は予想できません。
1週間以上何の連絡も来ない時は、申し込み時に利用した不動産屋に確認してみてください。
審査の結果や審査状況の確認は不動産屋が担当しており、申込者から直接ルームバンクインシュアに連絡することはできません。
確認の電話はいつかかってきますか?
確認の電話は、申し込み完了後1~3日以内に03-5468-3317の電話番号からかかってきます。
確認電話の実施は確定事項ではなく、人によってはかかってこないまま審査が終了するケースもあります。
自分だけでなく、勤務先や緊急連絡先相手に確認電話が実施されるケースもあるので、申し込みが完了したら申込書に電話番号を記載した相手に伝えておきましょう。
引き落し日はいつですか?
ルームバンクインシュアの引き落し日は、毎月27日と決められています。
27日が非営業日の場合には、翌営業日が引き落し日となります。
人によっては引き落し日が異なるケースもあるので、気になる方は必ず契約時に確認してください。
家賃の引き落し日は、預金口座振替依頼書・自動払込利用申込書に記載されています。
緊急連絡先は誰でもいいですか?
ルームバンクインシュアでは、緊急連絡先相手の条件を以下のように定めています。
緊急連絡先相手の条件
- 国内に住んでいる人
- 携帯電話か固定電話を所有している人
- 日本語での会話が可能な人
上記の条件を満たしていれば、友人や知人を連絡先として設定しても問題ありません。
緊急連絡先は、必ず同意を得た相手を選びましょう。
申し込み時には緊急連絡先相手に確認電話がかけられ、同意を得ているか確認されます。
未成年者でも利用できますか?
ルームバンクインシュアは、未成年者でも契約できます。
未成年者が申し込みを行う場合、申込書と合わせて親権者同意書の提出が必要です。
親権者の同意なしに未成年者だけで契約を行うことはできません。
親権者同意書は、ルームバンクインシュアのホームページからダウンロードできますが、賃貸申し込み時には不動産屋が用意を行うため、申込者が自分で用意する必要はありません。
取り立てが怖いという噂は本当ですか?
口コミを調べると取り立てが怖いという書き込みは確かに存在しますが、「取り立てが怖い」「電話の対応がひどかった」などのマイナスな口コミはすべての会社で存在します。
取り立てが怖いという口コミを書かれていない保証会社は存在せず、信憑性は低いと考えられます。
また、家賃を滞納しなければ取り立てや滞納状況確認の連絡が来ることはないため、申し込む前から過度な不安を感じる必要はないと言えるでしょう。
【まとめ】ルームバンクインシュアの審査難易度はやや厳しい
本記事では、ルームバンクインシュアの審査難易度について紹介しました。
ルームバンクインシュアは、LICCに加盟している保証会社で、保証会社全体で見ると審査難易度はやや厳しめです。
過去にLICC加盟会社での滞納歴があると、審査の通過は困難です。
審査に通過できる自信がない方は、アリバイ会社の利用をおすすめします。
アリバイ会社を利用すればどのような仕事をしている人でも、有利な設定で審査を受けられ、審査通過の可能性を大きく上げられます。
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