賃貸の審査はめったに落ちない？落ちる確率と普通は通るといわれる理由についてを解説

「賃貸の審査はめったに落ちないものなの…？」
賃貸契約時には審査が実施されますが、どのくらいの割合で落とされるものなのか気になる方は少なくないでしょう。

本記事では、賃貸審査はめったに落ちないのかについて詳しく紹介していきます。

賃貸の審査はめったに落ちない？

賃貸審査に落ちる人の割合は、1～2割程度だと言われています。
審査に申し込んだうちの大半の方は通過できることからも、賃貸審査はめったに落ちないものだと言えるでしょう。

賃貸審査では、家賃を滞納せずに支払い続けられるのかや、近隣の住民とトラブルを起こさないのかを中心に確認されます。

審査で落とされないためには、自分の支払い能力を証明し、問題のある人柄だと判断されないことが大切です。

賃貸審査で落ちる人の特徴

賃貸審査で落ちる人の特徴は、以下の通りです。

家賃に収入が見合っていない

賃貸審査では、必ず家賃を滞納せずに支払い続けられる収入があるかを確認されます。
家賃に収入が見合っていないと、基本的に審査を通過できません。

家賃は月収の1/3以下、年収の1/36以下に抑えることを意識しましょう。
家賃の基準値を守るだけでも、審査に通過できる可能性は大きく高められます。

家賃	月収	年収
4万円	12万円	144万円
6万円	18万円	216万円
8万円	24万円	288万円
10万円	30万円	360万円

不安定な職に就いている

賃貸審査では、現在の職業も確認されます。
不安定な職に就いている方は、収入が途絶えたり、収入の減少によって家賃を滞納したりするリスクが高いと判断され落とされます。

審査に落ちやすい職業は以下の通りです。

上記のような職業に就いている方は、正社員として働く方と比較して高い平均月収や家賃1年分以上の貯金を求められる場合があります。

信用情報に傷がある

信販系の保証会社が審査を行う物件では、審査時に信用情報を確認されます。
信用情報にネガティブな記録があると、家賃の滞納リスクが高い人だと判断され落とされます。

過去に滞納や自己破産の経験があり、信用情報にネガティブな記録がある方は、信販系の保証会社が審査を行う物件は避けるようにすると良いでしょう。

協会系や独立系の保証会社であれば、審査時に信用情報を確認されることはありません。

過去に賃貸でトラブルを起こした経験がある

審査では、過去にトラブルを起こした経験がないか調査されます。
審査で調査が行われた際に、隣人とのトラブル歴や過去の契約違反が発覚すると落とされます。

保証会社の種類ごとのトラブル歴が確認される範囲は、以下の通りです。

保証会社の種類	トラブル歴を確認される範囲
信販系	自社でのトラブル歴/信用情報
協会系	自社でのトラブル歴/同じ協会に加盟する会社でのトラブル歴
独立系	自社でのトラブル歴

協会系の保証会社以外であれば、自社でのトラブル歴以外は審査に影響しないと考えて良いでしょう。

反社会的勢力とのつながりがある

賃貸物件は、反社会的勢力とのつながりがある人に貸してはいけないと条例で定められており、反社会的勢力とのつながりが審査時に発覚すると落とされます。

反社会的勢力とのつながりは、本人確認書類やインターネット検索、専門業者への依頼などによって確認されます。

反社会的勢力に所属していなくても、親族に関係者がいたり、連帯保証人や緊急連絡先を頼んだ相手が関係者だったりすると審査を通過できません。

申込書に虚偽情報を記入した

入居申込書に虚偽情報を記入していると、見抜かれた時点で審査を落とされます。
審査へ申し込む際に提出する申込書類は、審査の重要な判断材料の一つです。

悪意がなかったとしても虚偽情報が記入された状態で提出すると、悪い印象を持たれ、最悪の場合審査に落ちる原因となります。

申込書に記入する情報は、間違いがないか確認が行われるので、通過できるか不安を感じたとしても虚偽情報を記入することは絶対にやめましょう。

連帯保証人の信用度が不足している

連帯保証人の確保が必須の審査だった場合、連帯保証人の信用度が不足していると落ちる場合があります。
入居審査時では、契約者本人だけでなく連帯保証人となる相手も収入や職業、雇用形態などが問われます。

契約者本人に十分な支払い能力があったとしても、連帯保証をどのような人に任せても良いわけではないので注意が必要です。
連帯保証人を立てる際は、確かな支払い能力がある相手を選ぶと良いでしょう。

賃貸審査で落ちないためのポイント

賃貸審査で落ちないためのポイントは以下の通りです。

独立系保証会社の利用が可能な賃貸を優先する

賃貸審査の通過確率を高めたい時は、独立系保証会社の利用が可能な物件を選ぶことがおすすめです。
保証会社には、信販系と協会系、独立系の3つの種類が存在し、審査の難易度は種類ごとに大きな差があります。

種類	難易度
信販系	高い
協会系	やや高い
独立系	低い

独立系に分類される保証会社は、信販系や協会系と比較して審査がゆるい傾向があり、他社での滞納歴や信用情報を確認されることもありません。

事前に信用情報を調べておく

賃貸審査に落ちないか不安を感じる時は、事前に信用情報を調べておくと良いでしょう。
自分の信用情報であれば、パソコンやスマートフォンから簡単に開示請求を行えます。

開示請求を行い、信用情報にネガティブな記録があった場合には、記録が削除されるのを待つか信用情報の調査が行われない物件に絞って引っ越し先を探すと良いでしょう。

審査で信用情報を確認するのは、信販系に分類される保証会社のみです。
独立系や協会系の保証会社であれば、信用情報の確認は実施されません。

家賃は月収に合わせて選ぶ

賃貸審査で落ちないためには、家賃を月収に合わせて選ぶことも非常に重要です。
賃貸審査では、必ず月収に対する家賃の割合を確認されます。

安定した収入がある方であっても、月収に家賃が見合っていないと滞納リスクが高いと判断され落とされます。

できる限り家賃は月収の1/3以下に抑え、家賃を基準値以下に抑えられない時は連帯保証人を立てたり、アリバイ会社を利用したりするなどの対策をとりましょう。

親族に連帯保証人を頼む

賃貸審査時に連帯保証人を立てられる方は、親族に連帯保証人を頼むことがおすすめです。
最近では保証会社と契約することで連帯保証人を立てずに契約できる物件が増えてきています。

しかし、連帯保証人が必須ではない物件の場合にも、連帯保証人を立てて申し込んだ方が審査を有利に進められます。
親族を頼れる方は、連帯保証人を立ててから入居審査に申し込んでみてください。

アリバイ会社を利用する

審査が不安な方は、アリバイ会社の利用を検討してみてください。
アリバイ会社とは、賃貸審査時に利用できる職業や収入、勤め先などに関するアリバイを提供するサービスです。

アリバイ会社を利用すれば、本当の職業ではなくアリバイ会社から提供された有利な職業で審査を受けられます。
審査の突破確率を大きく高められるため、審査に通過できるか不安を抱えている方に最適です。

賃貸審査にめったに落ちない物件3選

賃貸審査にめったに落ちない物件としては、以下の3つがあげられます。

収入や過去の滞納、職業などの影響によって賃貸審査の通過が難しい方は、審査に落ちにくい物件を中心に審査を申し込んでみると良いでしょう。

ビレッジハウス

ビレッジハウスとは、国の事業の一つであった雇用福祉事業によって建てられた勤労者向けの住宅を、リフォーム・リノベーションして低価格で貸し出している賃貸ブランドです。

礼金と更新料、手数料が0円なことが特徴で、家賃も地域の相場と比較して安く設定されています。
入居審査がゆるいことで知られており、職業や年齢問わず審査を通過できる可能性があります。

UR賃貸

UR賃貸とは、独立行政法人都市再生機構が管理・運営する賃貸住宅です。
UR賃貸住宅では、審査基準の詳細が一般に公開されており、すべての基準を満たしていれば審査を落とされることがありません。

また、審査基準の一つである収入の基準を満たせない方に対して、一時払い制度や貯蓄基準制度といった救済措置が用意されています。

1年分の家賃相当額をまとめて支払えれば、収入が不安定だったり家賃に対して収入が見合っていなかったりしても審査を通過できます。

公営住宅

公営住宅とは、公的機関が供給・管理している住宅のことです。
公営住宅もUR賃貸と同様に入居資格の詳細が一般に公開されており、すべての基準を満たしていれば審査を落とされることはありません。

ただし公営住宅は、地域によっては入居者よりも空き部屋数が少ない場合があります。
公営住宅が人気な地域では、入居資格を満たせていても抽選を突破しなければ入居できません。

賃貸審査に日本アリバイ協会がおすすめな理由

賃貸審査を受ける際には、日本アリバイ協会の利用がおすすめです。
日本アリバイ協会とは、豊富な実績数を誇る業界最大手のアリバイ会社です。

アリバイ会社の利用経験がなく不安を感じる方向けに、無料相談も受け付けています。
少しでも気になった方は、気軽に無料相談をご利用ください。

賃貸審査はめったに落ちないのかに関するよくあるQ＆A

最後に賃貸審査はめったに落ちないのかに関するよくあるQ＆Aをまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の4つの質問です。

入居審査に落ちると連絡は早いですか？

入居審査は、落ちている時の方が結果の連絡が早いという人もいますが、実際には連絡が早ければ落ちている、遅ければ通過できていると決まっているわけではありません。

結果の連絡が届くまでの速度で、結果を予測することはできないので注意が必要です。
審査が混雑していたり、審査を行う会社の休業日と審査期間が重なっていたりすると、審査に時間がかかります。

少しでも早く結果を知りたい時は、不備のない状態で書類を提出し、速やかに本人確認電話への対応を行うことが大切です。

賃貸審査に1週間以上かかっている場合落ちていますか？

賃貸審査に1週間以上かかっている場合は、落ちている可能性よりも審査の連絡に行き違いが発生していると考えられます。

審査の結果は必ず賃貸仲介業者から届くので、申込書に記入した電話番号やメールアドレス宛に賃貸仲介業者からの連絡が届いていないか確認してみてください。

迷惑メールボックスや留守番電話までくまなく確認してみましょう。
再度確認した上で、やはり結果の連絡が来ていなかった時は、一度賃貸仲介業者に進捗を確認する連絡を行ってみると良いでしょう。

賃貸を借りる時、借金があると審査に落ちますか？

借金を抱えていても、賃貸審査には基本的に影響しません。
審査で重要視されるのは、借金の有無ではなく家賃を支払い続ける能力があるかだからです。

家賃と収入のバランスや現在の職業、雇用形態などを確認した上で十分な支払い能力があると判断されれば、借金を抱えている状態でも賃貸審査を通過することは可能です。

なお、賃貸審査では落ちたとしても理由が明かされないので、仮に借金を理由に落とされていても落ちた本人が借金に原因があったと知る方法はありません。

賃貸審査で滞納履歴があるとバレますか？

家賃の滞納履歴を確認する範囲は保証会社ごとに異なっています。
滞納履歴が審査時にバレるかどうかは、滞納した保証会社と利用する保証会社次第と言えます。

保証会社の種類	滞納歴が確認される範囲
信販系	自社での滞納歴/信用情報の記録
協会系	自社での滞納歴/同じ協会に加盟している他社での滞納歴
独立系	自社での滞納歴

すべての保証会社で共通しているのは、自社での滞納歴は必ず確認されるという点です。
過去に家賃を滞納した際、保証会社と契約していた方は、滞納した保証会社の利用は避けた方が良いでしょう。

【まとめ】賃貸審査はめったに落ちない

本記事では、賃貸審査はめったに落ちないのかについて紹介しました。
賃貸審査は落ちる人の割合が1～2割程度であることから、めったに落ちないものであると言えます。

審査では収入や職業、雇用形態を確認され、突破するためには十分な収入があることと近隣の住民とトラブルを起こさない人柄であることを証明する必要があります。

審査に不安を感じる時は、日本アリバイ協会の利用を検討してみてください。
日本アリバイ協会は、業界屈指の実績数を誇る大手アリバイ会社です。

見破られにくいアリバイ設定を得意としており、どのような属性の方でも違和感のないアリバイの提供が可能です。